「最初の晩餐」父の死をきっかけに、止まっていた家族の時がゆっくりと動き出す。

さきどりINFO2019年10月23日11:50 AM

"通夜ぶるまい"は
かつて親父が作ってくれた、目玉焼きだった

あらすじ

独立して2年目となるカメラマン、東麟太郎(染谷将太)は、姉の美也子(戸田恵梨香)とともに薄暗い病院の食堂で、麺がのびきったラーメンを食べている。

「親父が死んだ……。65歳になる直前の、夏至の日の明け方だった」

久しぶりに故郷に帰ってきた麟太郎は病室で亡き父・日登志(永瀬正敏)と対面し、葬儀の準備をしながら、ありし日の家族を思い出す。
通夜の準備が進む実家の縁側で、麟太郎がつまらなそうにタバコを吸っていると、居間では、ちょっとした騒動が起きていた。通夜ぶるまいの弁当を、母・アキコ(斉藤由貴)が勝手にキャンセルしていたのだ。
なにもないテーブルを見つめて戸惑う親戚たち。母は自分で作るという。
それが父の遺言だ、と。やがて最初の料理が運ばれてくると、通夜の席はまた、ざわつき出した。母が盆で運んできた料理は目玉焼きだった。
戸惑いながらも、箸をつける麟太郎。目玉焼きの裏面を摘む。ハムにしてはやけに薄く、カリカリしている。

「これ、親父が初めて作ってくれた、料理です」

登山家だった父・日登志と母・アキコは再婚同士で、20年前に家族となった。麟太郎(外川燎)が7歳、美也子(森七菜)が11歳の夏だった。 新しく母となったアキコには、17歳になるシュン(楽駆)という男の子がいた。

5人はギクシャクしながらも、何気ない日常を積み重ね、気持ちを少しずつ手繰り寄せ、お互いにちょっとだけ妥協し、家族として、暮らしはじめていた。 それは平凡だけど、穏やかな日々だった。
しかし、1本の電話が、まるで1滴の染みが広がるように、この家族を変えていく…… 。

そして兄のシュンは、父と2人で山登りへ行った翌日、自分の22歳の誕生日に突然、家を出て行った。

父も母もなぜか、止めようとはしない。以来、家族5人が揃うことはなかった。
次々と出される母の手料理を食べるたび、家族として暮らした5年間の思い出が麟太郎たちの脳裏によみがえる。
それは、はじめて家族として食卓を囲んだ記憶だった。
兄弟で焼いた焼き芋、父と兄が山で食べたピザ、姉の喉に刺さった焼き魚の小骨。あのとき、家族になれたはずだった。

あの日、父と兄になにがあったのか? 死の寸前、父はなにを思ったのか?
姉が抱えている小さなキズとは? 母が長年隠し続けてきたこととは?
家族として過ごした5年間という時間。それは、短かったのか?長かったのか?

父の死をきっかけに、止まっていた家族の時がゆっくりと動き出す。

そして通夜ぶるまいも終盤に差しかかったその時、兄のシュン(窪塚洋介)が15年ぶりに帰ってきた……。

監督・脚本

常盤司郎

出演

染谷将太 戸田恵梨香 窪塚洋介 斉藤由貴
永瀬正敏 森七菜 楽駆 牧純矢
外川燎 池田成志 菅原大吉 カトウシンスケ
玄理 山本浩司 小野塚勇人 奥野瑛太 諏訪太朗

日時
2019年11月1日(金)

全国ロードショー

家族の"今"が、バッチリ! 『最初の晩餐』激レア家族写真、キャストらの直筆メッセージを大公開!

映画『最初の晩餐』激レア家族写真を大公開!

思い出の手料理とともにたと゛る、家族の記憶。浮かんて゛は消える小 さな傷とやわらかな時間、そして明かされる秘密。煩わしいから、愛おしい、家族の物語が描かれる『最初の晩餐』。今回公開された新場面写真では、カメラマンでもある麟太郎(染谷将太)が、亡くなった父を送った後、家族みんなで集合写真を撮影した一場面が収められている。

主要キャストによる"家族"をテーマにした直筆メッセージも到着!

▼メッセージはこちら▼
http://saishonobansan.com/#cs_pc

映画の詳細は公式サイトにて随時公開!
公式サイト:http://saishonobansan.com/

ご来場をお待ちしております。

 
 

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