コロナ禍女子大生の無人古着屋話題

#女子大生#デジタル#菜々子#買い物

エンタメNEWS2021年11月15日4:00 PM

長崎県で“無人”古着屋「感情七号線」を営む現役大学生の山本菜々子さん

 今年8月末に、地元・長崎県の新大工町商店街で古着屋「感情七号線」を開店した山本菜々子さん。日本大学に通いながら、遠隔操作で非接触型の無人店舗を運営している。デジタルの普及によりコロナ禍で全国的にも無人店舗が増えるなか、動物の保護活動をきっかけに、同店舗を開業。学業との両立、無人店舗の利点や現在の状況、家族の反応について聞いた。

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◆開業資金は幼少期からの貯金、無人の古着屋は今の時代だからこそできること

――「感情七号線」を地元である長崎県で始めた理由を教えてください。

【山本菜々子さん】 私は、地元の同世代の人たちにも古着屋を楽しんで欲しいと思って、地元で開業しました。私も初めは古着屋に対して、とても敷居が高く入りにくいイメージを感じていました。若い世代はもちろん、お母さんやお父さん世代の方にも家族で楽しめる古着屋を目指しています。

――なぜ古着屋だったのでしょうか?

【山本菜々子さん】 もともと古着が好きで集めていました。大学の勉強が忙しくアルバイトもなかなかできないなか、動物の保護活動をするための資金を集める方法を考えていました。好きなこととやりたいことを形にするにはどうしたら良いのかを考えた結果、古着屋を開業しようと思いました。

――開業資金はどうしたのでしょうか?

【山本菜々子さん】 幼い頃から貯めていた貯金を使いました。今まで頑張って貯めてきたので、少しためらいもありました。でも、無人の古着屋は今の時代だからこそできることだと思い、開業しました。

――同じ「服好き」の蓑田太陽さん、納富雅久さん、久保諒悟さんの3人も協力し、お店の運営をしているとのことですが、それぞれ何を担当しているのでしょうか?

【山本菜々子さん】 蓑田太陽くんは、お店のロゴやチラシ、名刺などのデザイン。納富雅久くんは、お店のレイアウト。久保諒悟くんはBGMを担当してくれました。3人とも、オープンに当たっていろいろな相談に乗ってくれて、一緒に考えてくれました。それと洋服のモデルも務めてくれています。

――3人は開業についてどのようなことを言っていましたか?

【山本菜々子さん】 蓑田くんは、動物保護への考えに感銘を受けて、自分ができることは手伝いたいと言ってくれました。納富くんは、歴史を身に纏う感覚でいつも古着を着ていたので、お店を通して古着を好きになってもらいたいと賛同してくれました。そして久保くんは、最初は突拍子のないことを言い出したと驚いたそうです。でも、長崎は服や音楽文化の発信地があまりないので、感情七号線をそういう場所にしたいねといって参加してくれました。

◆両親が背中を押してくれた開業、無人でも温かみのあるお店に

――「感情七号線」は、料金の支払いは客に任せる「非接触型」の無人店舗です。なぜ無人店舗にしたのでしょうか?

【山本菜々子さん】 学業、動物保護、古着屋、その3つを両立し、なおかつ地元の人に楽しんでもらいたい。この方法ではないと実現できませんでした。コロナ禍でも安心して買い物をしてほしいということと、都心にある無人店舗を実際に体験してみたら、楽しかったことも理由のひとつです。

――スマートフォンなどでの遠隔操作で無人店舗を運営するにあたり、どのような施策を取りましたか?

【山本菜々子さん】 無人でも皆さんが快適に、そして安心して買い物ができるように考えました。店内にカメラを設置することで、皆さんが安心して買い物できるようにしました。また、部屋の明るさも日光を取り入れながら、明るすぎず、暗くなりすぎないようにするために、試行錯誤しました。そして商品購入する際には、見てすぐにわかるような表示の工夫もしました。

――無人店舗を運営する上で一番の課題は?

【山本菜々子さん】 お客さんの意見や感想を直接聞けなことです。なのでSNSでアンケートを取ったり、ライブ配信を行うなど、無人でも温かみのあるお店にしていきたいです。

――現在までにトラブルや困ったことはありましたか?

【山本菜々子さん】 ありがたいことに、大きなトラブルはありません。本当に嬉しいことだなと思います。

――現在の状況はいかがですか?

【山本菜々子さん】 開店当初は、洋服の仕入れ、お店の家賃を払えるのか不安でした。でも、無事に動物保護の資金も捻出できています。

――開業にあたりご家族とは、どのようなお話をしましたか?

【山本菜々子さん】 私は学生なので、開業することを迷っていました。両親に相談したところ、大学を卒業することを前提に、若いうちになんでも経験した方がいいと背中を押してくれたので、決心がつきました。

――他県の大学に通いながら、無人の店舗運営に不安はなかったのでしょうか?

【山本菜々子さん】 開店前は準備に追われてあまり不安を感じていませんでした。実際にオープンしたときは、不安もありました。いまは大学に通いながら、なんとかやっていけているので、デジタル技術の進化と遠隔操作の凄さを実感しています。

◆世代問わず楽しめる空間に…町おこしになるようなお店にしたい

――収益の一部は、全国の動物保護団体などに寄付するとのことですが、なぜこのような活動を行っているのでしょうか?

【山本菜々子さん】 もともと動物が好きでした。たまたま1年前に命の期限がある犬に関しての投稿を見たことがきっかけで、動物保護活動を始めました。学生の私にもできることはないかと考え、動物を保護してくださる方に支援物資を送ったり、リポスト活動をやってきました。できることはないと目を逸らさず、できることをこれからも継続していこうと思います。

――今後、「感情七号線」をどのようにしていきたいですか?

【山本菜々子さん】 世代問わずいろいろな方が古着を楽しめる空間にしていきたいです。そして、動物保護に関する情報を共有していきたいです。おこがましいのですが、新大工の町おこしになるようなお店になれたら良いなと思っています。

――現在大学生ですが、今後については、どのように考えていますか?

【山本菜々子さん】 私は薬学部に通っているので、国家試験に受かることが、今の目標です。学業と古着屋を両立するのは、大変なことも多いのですが、自分が始めたことには責任を持って取り組みたいと思っています。そして、1匹でも多くの動物が、幸せに生きていけるよう、みなさんのお力を借りて頑張っていきたいです。

――コロナ禍で全国的にも無人店舗が増えています。デジタルの普及で店舗運営だけでなく、プロモーションなど、しやすい世の中になりました。事業や店舗開業についてどのように考えていますか?

【山本菜々子さん】 スマートフォンでさまざまなことができる時代です。でも全てがデジタルを活用してできるわけではないので、ある程度の覚悟が必要だと思います。私の場合は、買い付けや輸送、補充…両親にも手伝ってもらいながら運営しているので、デジタル技術だけではできないこともあると実感しています。友達や家族、商店街の方々のお力添えがあって、開業できています。1人で運営するのは難しいので、周りの人を頼ってみるのもいいと思います。それにいろいろなご縁もあってとても楽しいです。周りの人に感謝しています。

#デジタル#買い物#菜々子#女子大生

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