テレ朝『新人シナリオ大賞』発表

エンタメNEWS2020年7月15日7:01 午後

『第20回テレビ朝日新人シナリオ大賞』授賞式の模様 (C)テレビ朝日

 『第20回テレビ朝日新人シナリオ大賞』の発表と授賞式が15日、東京・六本木のテレビ朝日本社で行われ、大賞に輝いたのは、大阪府在住の無職・池上ゴウ氏(35)の「池田」(テレビドラマ部門)。優秀賞には東京都在住の会社員・谷口佳奈子氏(33)の「深林トンネル」(テレビドラマ部門)、大阪府在住の主婦・長島清美氏(52)の「カラハフッ!」(配信ドラマ部門)が選ばれた。

【写真】大賞を受賞した池上ゴウ氏など授賞式の模様

 今回は、(1)テレビドラマ部門「サスペンス」、(2)配信ドラマ部門「25歳」と、部門別にテーマを設けて作品を募集。2019年11月18日の締め切りまでに計1078篇(テレビドラマ部門:641通、配信ドラマ部門:437篇)の応募があり、第1次選考は日本脚本家連盟に所属する脚本家の方々によって行われ、172篇が通過。第2次、第3次選考は、テレビ朝日のプロデューサー、ディレクターなどで構成された“社内選考委員会”によって審査が行なわれ、第3次選考で10篇に絞り込まれた。そして、先月17日、選考委員の井上由美子氏、岡田惠和氏、両沢和幸氏の3氏による最終選考会が行なわれ、3篇の受賞作品が決定した。

 大賞に輝いた池上氏の作品は、ブラック企業の社員旅行で巻き起こる騒動を描いた心理サスペンス・コメディー。道中、パワハラ社長との間に起きるであろう問題の責任を、いちばん後輩の“池田”に押しつけようとしていた社員たち。しかし当日朝、突然、社長が来られなくなったことで社員旅行は想定外の行程となっていき…!? というストーリー。

 池上氏は「けっこう無茶なことをやっているなと思っていまして、こういう作品はドラマを制作している方々からしたらイラつかれるのではないかなと思っていたのですが、選んでいただいてうれしいです」と、受賞の喜びを語っていた。

 選考委員からは、「池上さんは“こんな作品はイラつかせるんじゃないか”とおっしゃっていたが、ぜひイラつかせていただきたいというのが本音。発想が面白い風変わりな作品でした」(両沢氏)、「大賞作品は、見たことのないタイプのものでした。第2回で大賞をとった古沢良太くんのような雰囲気のある作家で、次にどんなものを書くかなと楽しみがあります」(岡田氏)、「ブラック企業の描き方に新しさがあって、人物の妙と配置やせりふにチャレンジがありました」(井上氏)と、斬新な発想と“せりふ力”を絶賛する講評が相次いだ。

 今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から決定発表記者会見は開催せず、出席者を限定した形での授賞式となったが、井上氏は「今回は華やかなセレモニーがなくてとても残念ですが、逆に言えばとても印象と思い出に残る授賞式だと思います。これから20年経ったとき、“あの脚本家の最初の作品は、あのマスク着用の授賞式で受賞したシナリオだったんだな”と、語り草になるような脚本家になっていただければ…」と受賞者3人に温かいエールを送っていた。

 なお、大賞には賞金500万円、優秀賞には100万円が贈られ、授賞式では受賞者の3人にテレビ朝日代表取締役社長COO・亀山慶二より賞状が贈呈された。

 池上氏は賞金で「パソコンを買います。ボロボロなので、高いヤツを買います」と話していた。

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