元走り屋“人生を変えられた”1台

エンタメNEWS2024年3月27日9:10 AM

『GMLVAN C-01』オーナー・小澤さん

「1台の車との出会いで人生が変わる」。なんと大げさなと思う人もいるかもしれないが、「そういう体験したことがある!」という人も多いのではないだろうか。東京都在住の小澤さんもそのひとり。幼い頃からの車好きが高じて車業界に就職。「速い車ばかり乗っていた」というが、ある時その価値観が大きく変化し、車選びも大きく変化。車を変えたことでライフスタイルも変わったという。“走り好き”だった小澤さんの人生を変えた出会いとは?

■「スピードとデザイン」から車選びの条件が変わった「自分ひとりではなく家族のことを考えるようになった」

 小澤さんの興味は若い頃から車一筋。少年時代に魅せられたF1がきっかけで“速い車”に憧れてきた。好きが高じて、車の専門学校に進学し、そのままカーディーラーに就職。仕事としても車に携わってきた。

【写真】今だったら時価数百万円のお宝に…『R33スカイライン』『Z31フェアレディZ』ほか小澤さんの愛車遍歴

「免許を取得してからスピードが出る車や、趣味嗜好性が高い車が好きで、さまざまな車を乗り継いできました。具体的には、フェアレディZを皮切りに、スカイラインなどのスポーツカーから、北米仕様の逆輸入車・インフィニティFXなどSUV、コンパクトカーやステーションワゴンも乗りました。『スピードが出て遠くまでドライブを楽しめる車であること』『所有欲を満たす見た目であること』が車選びの譲れない条件でしたね」

 そんな現在、小澤さんの現在の愛車は、日産『NV200バネット』をベースにオートバックスセブンが展開するガレードジライフスタイルブランド「GORDON MILLER」(ゴードンミラー)がカスタムを施した『GMLVAN C-01』。天然木を使った内装がおしゃれと、キャンパーやアウトドア好きの間で話題の1台だ。

 だがこの車は、これまで車選びの絶対条件だった「スピードが出て」とは対極と言っても過言ではない商用車ベースのバン。しかも、「屋外でするバーベキューですらめんどくさいと思うような人間ですからね(笑)。アウトドアなんてまったく興味がありませんでした」と話すほど、アウトドアとは無縁の生活を送ってきたなかで、何が自分のライフスタイルに合っていると感じたのだろう。

「きっかけは、それまで商用バンとしてしか見ていなかった『NV200バネット』にカスタムが施されて、ボディーカラーが変わったことで、カッコイイと思えたことですね。そして、それまで自分のことだけを考えて車を選んでいた状態から、子どもができて、家族のことを考えるようになったことがまずひとつです。この車を買ったからといって、キャンプをやらなければいけないわけでもないし、釣りをやらなければいけないわけでもありません。移動した先でアクティビティをするというのはどの車でもできることですが、現地で車の中で過ごせるというのはこの車だからこそ。その場所に行って、ただのんびり景色を楽しみながら過ごすだけでもいい。妻や子どもとはもちろん、親たちとも一緒に車の中で過ごしながら、新しい発見や体験をさせてあげられる。この車によって、家族と共有できる豊かな時間を作れることが大きかったです」

■「自分の生活をどうしたいか考えて車を選んだら、自分の乗りたい車がわかった」

実は小澤さんは現在、カーディーラーから転職し、オートバックスセブンでの新車や中古車の販売や買取を担当。数年前から「GORDON MILLER」の部署に異動。現在は、東京・蔵前の店舗に勤務している。お客さんに車を勧め、販売する側の立場が自ら購入するという“ミイラ取りがミイラになる”状況だが、カーディーラー時代と比べ、販売のマインドは大きく変わったという。

「ディーラー時代は、会社が取り扱うさまざまなタイプの車を販売していたので、正直、自分がカッコイイとは思っていない車も、お客様に納得いただけるよう機能などを説明し、価格交渉をするというのが販売スタイルでした。ところが現在は、ブランドの世界観を何より大事にしているので、機能性よりも、『この車だったらこういう使い方ができて、こういうライフスタイルが送れます』と、イメージを共有してもらえることを第一にお話します。そういう目線からの販売手法はディーラー時代にはないものだったので、楽しさを感じるとともに、だんだん、僕自身も自分のライフスタイルと車を照らし合わせて考えるようになったんです。結果、カッコイイを入口に『C-01』にどんどん興味が湧いて、自分の求める生活スタイルにすごく合っている車だと思い、購入に至ったんです。今は、自分自身の経験も伝えられますから、この車のメリットもデメリットもお伝え出来ます(笑)」

 専門学校時代から始まって、車業界という職種柄、車好きの仲間が多い小澤さんだが、自身のこの考えに共感してくれる人が多数いたと微笑む。

「仲間たちとは、近年、『乗りたい車ってないよね』という話になることがよくありました。いろいろな車があるから選びきれないというところもありますが、カッコイイと思う車があったとしても感想はその程度。車としての機能性を重視して選んでも、いろいろありすぎて結局使わなかったということも多かったですし。そんな中、自分の生活をどうしたいかということを考えて車を選ぶという見方をしていったら、僕は自分の乗りたい車がわかった。電気自動車とかハイブリッドとか、車は進化することを求められがちですが、車をそことは違う路線で、自分の人生を豊かに楽しくするものとして持てるのはうらやましいと仲間たちには言われました」

 車の選び方の概念が変わり、自らの生活スタイルも大きく変化したという小澤さん。今は、日常は子どもの送り迎えや生活の足として、長い休みは家族で車中泊を楽しみながら旅行に、ちょっと時間ができたときはひとりで趣味の自転車を積んでドライブに出かけるなど、車との多様な時間を楽しんでいるという。

 最後に「老後も含めて今後、またスポーツカーに乗りたいか」と聞いてみた。

「今旧車の人気がすごいですよね。私が今後乗りたいかと問われたら…もういいです(笑)。体力や動体視力も落ちてますし、今はスピードを出してもいいことは何もありません(笑)。この車は、人も荷物もたくさん運べて、スライドドアなど使い勝手もよく、日本の道路事情にあっている。私自身も、車によって自分の生活を豊かにできる。その楽しみを知ってしまったので、もう元には戻れないと思います(笑)」

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