全属性好感度が重要に!?歴代CM女王の変遷とその特徴を分析してみた!

タレメreport2015年3月12日6:05 PM

2014年のCM女王となったローラ

昨年末に発表された2014年のCM女王。急成長中の有村架純さんが本命と思われていましたが、最後の最後にウイスキーのCMで14社のCMを担当したローラさんが、2014年度の一位に躍り出ました。いつの時代もトップタレントの勲章のひとつとして称賛されるCM女王。世の中のニーズや状況も大きく移り変わる中、CM女王と呼ばれたタレントの変遷やその特徴を整理してみました。

長く続いた大人と若さのW女王時代

1990年代から2000年代までのCM女王は、若い世代と大人の女性のW女優が特徴です。後藤久美子さん、観月ありささん、牧瀬里穂さん、宮沢りえさん、上戸彩さん、松浦亜弥さん、吉川ひなのさん、広末涼子さん、加藤あいさんなどの当時10代のタレントと、CM女王に4回選ばれた癒やし系の代名詞、飯島直子さんを代表するような、大人の女性、浅野ゆう子さん、浅野温子さん、賀来千賀子さん、田中美佐子さん、沢口靖子さん、松嶋菜々子さん、井川遥さん、藤原紀香さん、森高千里さん、長谷川京子さんなどが競っていました。

お酒も飲めて、男性の気持ちもOLの気持ちもわかるような大人の女性と、「娘」感「妹」感がありつつ、ティーンと同調できる若い世代と、CMがターゲットをはっきりとしていたためでしょう。

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リーマンショックからのCM界の変化

CMに経費がかけにくくなったリーマンショック以後は、CM女王には「安定した魅力」が求められました。すでに他のCMで一定の評価を得ていて、どんなニーズにもこたえられる年齢層が求められました。その結果、ここ数年のCM女王は20~30歳の女優さんに集中しています。少し過去を振り返り、制服を着て登場することもあれば、「娘」として「姉」として「妹」として、そして「妻」として「女」としても商品のニーズに合わせることができるからです。

たとえば2013年女王の武井咲さんは、「娘」として旅行会社のCMに出演していますし、食品のCMでは小さい子に料理を作る「お姉さん」です。上戸彩さんなどは童顔で若々しいため、若い世代向けのCMにも起用できるうえに、大人として化粧品や、お酒のCMにも起用できるので企業からはとても重宝がられています。携帯電話のCMでは「娘」の面を、焼き肉のたれのCMなどでは「若奥さん」を彷彿させます。非常に貴重な全方向ニーズに答えられる女優といっていいでしょう。色々な側面も見せてくれることで、一人で同世代、父親母親世代、子ども世代など、さまざまなニーズにこたえることができる事が圧倒的な強みとなったようです。

2011年2012年にCM女王となった、元AKB48の板野友美さん、篠田麻里子さん、大島優子さんも、学生の多いAKBグループの中ではややお姉さん層です。2008年のベッキーさんなども、当時20代中盤で、現在、アラサ―ですが上位に食い込んでいます。綾瀬はるかさんも同世代ですね。

比較的童顔で、幼いイメージがあるのも上位の方の特徴でしょうか。ローラさんもウイスキーのCMでは、おちゃめさを封印してセクシーな大人のモデルとしての姿をみせてくれていますし、証券会社のCMではおちゃめな妹、おもちゃのCMではおもちゃで遊ぶ子どもの面を見せています。若い魅力と大人の魅力、一粒で二度おいしいタレントさんが重宝されるのが、最近のCMタレントの特徴といえます。

長いスパンで広告塔に

特に上戸彩さんは5回女王に輝いた上に、ここ15年、常に上位に食い込んでいます。上戸さんはCM起用社数が減っていないことが特徴で、一度起用した企業は何年も上戸さんを起用している事が多いです。企業側も毎年CMを変えて経費をかけるよりも、「長いスパン」で広告塔となってくれる女性を求めているのです。

大手スーパーのCMに起用されている、鈴木福くんや芦田愛菜さん、清涼飲料水のCMでおなじみのしずくちゃんなど、子役から起用して長く起用し続けるパターンも増えています。

CM女王はオスカーが多い?

「長いスパン」および「安定した魅力」を得るためにはやはりお値段が不安です。そこで一役買っているのがオスカー美女軍団です。2013年女王17社契約の武井咲さん、上半期一位の剛力彩芽さん、2011,12は逃しましたが、2010・2009・2006・2005・2004と5回女王に輝き、女王でない年もコンスタントに毎年10位以内にランクインする上戸彩さん、2003年2位、2002年女王の菊川怜さん、ドラマ女王ともいえる米倉涼子さんなど、CMでよく見るタレントさんの多くはオスカー所属の女優さんです。

露出を上げるために、人気の割にはCM契約料が抑えめともいわれている事もあってか、少し無理をしてでも中堅どころではなく、トップクラスの女優さんに出演してもらいたいと思う企業は多いようです。

洗練された女性らしい魅力と、圧倒的な広告力と安価な経費。上戸さんの引っ越し会社のCMのように、まさに「コスパで選ぶならオスカー女優」という時代になっているのかもしれません。オスカーには他にも、人気急上昇中の中村静香さんや、2013年に移籍した本田望結さんなど、今後の女王の可能性を秘めた女優さんが多数在籍しています。どんどん層が厚くなるオスカー美女軍団。現在上位を独占されていますが、桐谷美鈴さんやAKBの島崎遥さん、佐々木希さんなど、「世界に通じる美女」がどれだけ食い込んでくるか、また、2014年2位の有村架純さんはじめ、朝ドラ女優陣の活躍など、CM女王の候補はまだまだたくさん控えています。

お茶の間でもっとも目にする事の多いCM、そしてその頂点に立つCM女王。その動向からは今後も目が離せません。

文/藤原ゆうこ

 

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