寂聴さん『お別れの会』しめやかに

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エンタメNEWS2022年7月26日5:07 PM

『瀬戸内寂聴さん お別れの会』の模様(C)「瀬戸内寂聴さん お別れの会」実行委員会

 昨年11月9日に心不全のため、99歳で死去した作家・瀬戸内寂聴さんの『お別れの会』が26日、東京・内幸町の帝国ホテルで行われ、287人が参列した。


【写真】寺島しのぶ、南果歩らが参列

 亡くなる直前まで5本の連載を持ち、現役作家として生涯を終えた寂聴さん。祭壇は昨年12月9日、京都・嵯峨野の寂庵での偲ぶ会でも使われた4色のアナスタシアを主体に、遺影を囲むように、大好きだった黄色のバラと胡蝶蘭を配した。遺影は、19年10月に篠山紀信氏が撮影したもの。

 参列者は4色のカーネーションを献花し、思い思いに冥福を祈った。式典では、フリーの有働由美子アナ(53)が司会を務め、作家の林真理子(68)が献杯の音頭を取った。

 林は「先生があちらに行って早いもので8ヶ月。今でも京都に行くと、先生のことを思い出します。お話するのが本当に楽しかったです。中にはかなりのホラもありました。私が『本当ですか?』と申し上げると、『本当に本当よ』って甲高い声でおっしゃいましたが、ある作家と女優さんのことをおっしゃった時は、その女優さんが怒って、寂聴さんご本人に注意したと聞いています。でも、先生がおっしゃった最大のホラは、『作家なんて、死んじゃったら、本屋から本なんか消えて忘れられちゃう』とおっしゃったこと。全集が出版され、映画も公開され、寂聴展もたくさんの人がいらっしゃると思います」と、思い出をかみ締めた。

 家族ぐるみの付き合いだった作家の平野啓一郎氏(47)は「瀬戸内さんからは『弔事を読んでね』と言われました」とエピソードを交えつつ、「99歳で亡くなったという事実に、ことさら意味付けをする必要はないでしょうが、私は一遍の短編小説を読んだような印象を受けました。年齢を考えれば、いつどうなってもおかしくはない。そのうそ偽りのない感じは、瀬戸内さんの人生そのものだったと感じています。弔事という形で、ご本人には面と向かっては言えなかったことを言うと、私はとにかく瀬戸内さんという人が非常に好きでした。しゃべっていて、あんなに楽しい人はいませんでした」と悼んだ。

 晩年の10年間、秘書を務めた瀬尾まなほさんは新型コロナウイルスの濃厚接触者となったため欠席。有働アナがメッセージを代読した。最後は、「私の葬式で踊ってね」と託された寂聴連の6人が祭壇の前で阿波おどりを披露。会場からは手拍子が起こる中、にぎやかに幕を閉じた。

 お別れの会は講談社、新潮社、朝日新聞社、朝日新聞出版、岩波書店、エニー、KADOKAWA、光文社、集英社、小学館、中央公論新社、日本経済新聞社、文藝春秋の14社が主催した。加藤登紀子、南果歩、寺島しのぶらが参列。梅沢富美男、市川海老蔵、池上彰氏、EXILE ATSUSHI、AKIRA、美輪明宏からは動画コメントが寄せられた。

■瀬尾まなほさんメッセージ一部
生前、「来年の5月15日の誕生日には100歳のお祝いしようを盛大にしようね」と話しておりました。今日のこの会が瀬戸内の生誕100年をお祝いする会であればどんなにうれしいことだったろうか、そんな風に思ってしまいます。
瀬戸内が亡くなった後、たくさんの方々が瀬戸内を偲ぶ言葉を寄せてくださいました。その心のこもった言葉すべてを、瀬戸内に読んでもらいたかったです。きっと喜んだと思いますし、今日のこの日も、このたくさんの方々に集まっていただいた様子を見たら、ここ数年の口癖であった「しんどい、早く死にたい」が、「やっぱり死ぬんじゃなかった」にかわって、ひょっこり舞台袖から笑顔で現れてくるんじゃないかと、そんな気がします。

#しめやか#加藤登紀子#AKIRA#有働由美子#梅沢富美男

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