映画『トロフィー』でリョニ役を演じる原田花埜へインタビュー。オーディション合格の舞台裏や役柄への共感、撮影時の苦労、そして自身の芸能界入りのきっかけについて語る 。
タレメREPORT- インタビュー2026年7月9日5:03 PM

――映画『トロフィー』リョニ役への出演は、どのように決まったのでしょうか?
原田 中学2年生の夏にオーディションを受けました。一次審査は演技のみで、その時、ソヒ役はダメだったのですが、監督から「リョニの役で次のオーディションを受けてみませんか?」と連絡をいただきました。その時のオーディションで、舞踊の動画を見よう見まねでやってみてくださいという審査と演技審査を受けて決まりました。
――二役分のオーディションを受けたのですね。手ごたえはありましたか?
原田:その時は朝鮮舞踊の存在自体も知らなくて、何もかも初めての世界という気持ちで受けていたので自信もなかったです。だから、リョニ役が決まったと聞いたときはびっくりしました。

――脚本を読んでリョニはどんな女の子だと捉えました?
原田 リョニは途中で踊れなくなってしまいますが、そんな中でもソヒを励ましたり、ソヒの後押しをするシーンがあります。舞踊チームの中で、真面目なリーダー的存在なのかなと思いました。私と重なる部分が少しあるなと感じました。私も小学校の時、とっても真面目だったんです。中学生になってからはだんだん力を抜けるところは抜くようになってきましたけど(笑)。根の真面目さは重なる部分があるのかなと思いました。監督が私をリョニ役に決めたのは、オーディションで見せたセリフの言い方の優しさがリョニの役としていいなと思ったとおっしゃってくださいました。
――それは嬉しいお言葉ですね。
原田 元々の自分の性格を見て決めてくださったのが、すごく嬉しくて演技もしやすかったです。
――みなさん、初めての舞踊の練習もですが、言葉も勉強しなければならなくて、大変そうだなと思いました。
原田 言葉に関しては、普段使わない発音の口の使い方をしているので、常に難しかったです。監督が、「この単語も入れてみて」と直前に言うこともありました。私はもともと脚本にあるハングルのセリフは撮影日までに覚えて行くのですが、その場でパーッと言われたものに対してはなかなか覚えることが難しくて。
――それは大変!
原田 ギリギリまで監督にアドリブの言葉のアドバイスをいただいてました。
――よく食いついて対応しましたね。
原田 小学校の頃、韓国に憧れてハングルも少しだけ勉強したことがあったので、また触れることができてすごく楽しかったです。

――タイトルに掛けてなのですが、原田さんが“トロフィー”のように大事にしているものってありますか?
原田 芸能活動をはじめたきっかけになった事務所のオーディション(「第3回スター☆オーディション」)でグランプリをいただいたことは、自分の人生の中でいちばんの大きな変化なので大切にしていきたいです。その経験があったからこそ、今の自分があるし、初心を忘れないようにしたいなと思っています。
――そもそも芸能界を目指したきっかけって何だったのでしょうか?
原田 以前は広島に住んでいたのですが、中学になるタイミングで父の仕事の都合で引っ越したんです。もともとドラマを観るのは好きでしたが、広島にいる頃は、まさか自分が芸能に関わるなんて考えてもみなかったです。引っ越したことによって、声をかけていただくこともあり芸能の世界が身近になったと感じ、挑戦してみようとオーディションに参加しました。

――タレント名鑑の「タレント」とは才能の意味合いもあります。原田さんの人に自慢したい才能は何かありますか?
原田 自分に特技にできることがなかったのですが、腕を輪にしてこの中に頭を入れてくぐることができることに気づきました。それが何の役にも立ちはしないのですが(笑)。強いていくなら、この軟体パフォーマンスということですね。
――いつ頃、それができることに気づいたのですか?
原田 もともと肩は柔らかい方なのですが、体育の授業のときに、SNSのチャレンジ動画に流れているような軟体パフォーマンスを友人が「これ、花埜できるんじゃない?」と言ってきて、やってみたら出来ちゃったんです(笑)。そこから、自分の特技にしちゃいました。
――もしかしたら、将来、ものすごいアクションとかの役が来るかもしれませんね。
原田 特殊な役でも、この特技が役立てられたらいいなと思います!
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映画『トロフィー』
【出演】恒那、梨里花、原田花埜、禾本珠彩、千就、ちすん、笠松将、市川実和子、井浦新 © 2026 K2 Pictures |
<プロフィール>
原田花埜(ハラダハナノ)

2010年4月4日 広島県出身
スターダストプロモーション「第3回スター☆オーディション」(2023年)にてグランプリ受賞。
ドラマ「私の宝物」で中学時代の美羽役を演じ、注目を集める。
現在、「Seventeen」 専属モデルとして活動中の他、「シャカレキ!~社会歴史研究部~」(日本テレビ/毎週土曜 20:54~)にも出演中
取材・撮影/山木なぎ子







