深田恭子“泥棒スーツ”を着る理由

NEWS2019年7月25日8:10 AM

フジテレビ系『ルパンの娘』(毎週木曜 後10:00)主演の深田恭子は、ひとたびスーツを着ると大泥棒一家のDNAが騒ぎ出す主人公・華を好演中  ※写真は、7月25日放送の第3話より (C)フジテレビ

 泥棒一家の娘と警察一家の息子との恋愛を描く異色のストーリー、主演・深田恭子の泥棒スーツ姿などで早くも話題のフジテレビ系木曜劇場『ルパンの娘』(毎週木曜 後10:00)。本作をプロデュースするのは、入社以来10年にわたり映画製作を手がけ、『SP 野望篇/革命篇』(10年/11年)や『テルマエ・ロマエ』(12年)、『バンクーバーの朝日』(14年)など、数々のヒットを生み出してきた稲葉直人氏だ。企画を考えるときは、「観る人をワクワクさせたい」という思いを大切にしていると話す稲葉氏に、本作の舞台裏について聞いた。

【写真】深田恭子、ピチッとした“泥棒スーツ”姿でポーズ! ※25日放送の3話より

◆原作を手にした瞬間に浮かんだ映像と音楽のイメージ

 累計部数10万部を突破した横関大氏の同名小説を原作としたフジテレビ系木曜劇場『ルパンの娘』。プロデューサーの稲葉直人氏は、原作を手にした瞬間、タイトルバックやティザーの元となった映像と音楽のイメージが頭に浮かんだと振り返る。

「タイトルがものすごくキャッチ―で、帯に書かれていた“泥棒の娘と刑事の息子。報われない恋の行方は?”という設定も秀逸。映像化したら絶対面白くなると思いました。一気に読了して、予想通りとても面白かったのですが、読む前のイメージと違うところもありました。また連続ドラマにするには分量が足りなかったので、横関先生に許可をいただいて、自分が最初に本を手にしたときに抱いたイメージをはじめ、ドラマ版のお楽しみとなるさまざまな仕掛けを加えました」

 そこで出来上がったのが、「普通の女の子になりたい」と泥棒家業から遠ざかって生きてきた主人公・華(深田恭子)が、愛する警察官の彼・和馬(瀬戸康史)におとずれるピンチを救うため、嫌々ながら泥棒スーツ姿に。ひとたびスーツを着ると大泥棒一家のDNAが騒ぎ出し、強く、カッコよく、セクシーな泥棒になってしまうという物語だ。

 放送がスタートするとネット上では、華を演じる深田をはじめ、父親役の渡部篤郎、母親役の小沢真珠、弟役の栗原類、祖父役の麿赤兒、祖母役のどんぐりら、泥棒一家“Lの一族”の面々がそれぞれのイメージカラーに合わせた泥棒スーツに身を包み、ポーズを決めるオープニング映像などが話題になったが、そのイメージはまさに、稲葉氏が最初に原作を手にしたときに浮かんだものだという。

◆キャスティングは常に役柄ありき 主演の深田は「新たな魅力が炸裂している」

 キャスティングに当たっては、「常に役柄ありきで、そのキャラクターに合う人を選んでいる」と言う稲葉氏。

「深田さんは、あり得ない世界観を体現できる数少ない女優さんです。これまでラブコメも多数やられていますが、本作では深田さんに『罰ゲーム』と言われたくらい、ぶっ飛んだ世界観を真面目に演じていただいています。30代半ばを迎えてますます勢いに乗る深田さんですが、今作では新たな魅力が炸裂していると思います」

 深田の恋の相手となる和馬役を演じるのは瀬戸。本作のために10kg以上増量したことでも話題となった。

「和馬のキャラクターにすごく合うと思い、お願いしました。ただ、刑事役でドラマにおけるヒーローでもあるので、出演のご相談をさせていただいた際、頼もしそうながっしりした体格で演じていただきたいとお伝えしました。そうしたら、1ヶ月後に初めてご本人に会ったときに、すでにビルドアップされた逆三角形の身体になっていて、ビックリしました。芝居もアクションも完璧で、素晴らしい役者さんだと感服しています」

◆保守的になりがちなドラマ界に風穴を開ける作品に

 監督は、稲葉氏とともに、映画『テルマエ・ロマエ』『テルマエ~2』で計100億円を超えるヒットを生んだ武内英樹氏だ。

「コメディーでは唯一無二の才能を持つ監督です。『テルマエ~』のとき、僕が顔の濃い日本人キャストで揃えたいと言ったら、ゲラゲラ笑いながら乗ってくださったんですが、今回も振り切ったキャスティングと世界観を楽しみながら、いかんなく才能を発揮してくれています」

 企画を考えるときは、「観る人をワクワクさせたい」という思いを大切にしていると話す。それは映画が作りたくて入社し、以来10年間、映画製作を手掛けてきた稲葉氏ならではのこだわりでもある。

「近年、現代性を取り入れたドラマが多いですが、僕は日常の出来事にはあまり興味はなくて、観ている人をワクワクさせたいという気持ちで常に企画を考えています。社内的にも、最近は企画のラインナップが保守的になりがちだと思うので、本作で風穴を開けられたらいいなと思っています」

 そのこだわりは音楽にも表れている。

「タイトルバックのメインテーマは、最初に本を手に取ったときに頭に浮かんだイメージを監督とすり合わせながらFace 2 fAKEさんにお伝えして創造していただきました。主題歌はイメージに合う曲がなくて、一時はなしでもいいかと考えたくらいなのですが、サカナクションさんの『モス』のデモと出合い『コレしかない!』と。音楽とドラマが融合してハマったときの気持ち良さは、これからも大切にしていきたいですね」

 脚本は武内監督とタッグを組んで、映画『翔んで埼玉』を大ヒットさせた徳永友一氏。これまで数々の映画を大ヒットさせてきたスタッフ陣がどのような新風をドラマ界に吹き込んでくれるのか期待したい。

文/河上いつ子

●稲葉直人(いなば なおと)
2001年にフジテレビジョン入局。営業を経て映画プロデューサーとなり、『劔岳 点の記』(09年)、『SP 野望篇/革命篇』(10年/11年)、『テルマエ・ロマエ』(12年)、『バンクーバーの朝日』(14年)、『信長協奏曲』(16年)など、数々の話題作のプロデュースを担当。『テルマエ・ロマエ』では、各年で最も優れた映画プロデューサーに贈られる「藤本賞」を受賞した。18年より連続ドラマの制作に携わっている。

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