清野菜名、八千草さんの形見に感激

NEWS2019年12月1日1:38 PM

帯ドラマ劇場『やすらぎの刻~道』ヒロイン・清野菜名がクランクアップ。八千草薫さんの形見を譲り受け感激の涙(C)テレビ朝日

 女優の清野菜名が、1年以上にわたって参加してきたテレビ朝日系帯ドラマ劇場『やすらぎの刻~道』(月~金 後0:30~0:50※BS朝日 月~金 前7:40~8:00) 撮影をやり遂げ、クランクアップした。

【写真】清々しい笑顔も見せた清野菜名

 同ドラマは、倉本聰氏が脚本家人生で初めて通年放送という長丁場に挑んだ作品で、今年4月にスタートして以来、脚本家・菊村栄(石坂浩二)ら“テレビ人”たちが入居する老人ホーム「やすらぎの郷」の人間模様、そして、根来しの(清野/風吹ジュン)・公平(風間俊介/橋爪功)夫妻の一代記を綴る「道」――という2つの世界を絶妙なバランスで描いている。現在、「道」パートは“平成編”に突入し、しの・公平の老夫婦と子世代、孫世代を交えた“家族の物語”が紡がれている。

 そんな「道」パートの“昭和編”で、ヒロイン・しのを演じきった清野が、このほどクランクアップ。スタッフから熱い思いのこもった感謝状が授与されたほか、今年10月、惜しまれつつ世を去った大女優・八千草薫さんの形見を贈られるというサプライズを受け、感激の涙を浮かべた。

 激動の昭和を生き抜くヒロイン・しのを熱演した、清野は“平成編”ではしのの孫娘・しのぶ役で、今後、再び登場する。一昨年放送された『やすらぎの郷』(2017年4月〜9月)で主人公の菊村がかつて恋した女優・安西直美と、その孫で栄を翻弄する女子大生・榊原アザミの2役を演じており、“やすらぎシリーズ”では計4役に取り組んだことになる。

 クランクアップ当日の撮影は、橋爪演じる公平の夢の中に、若かりし頃のしのが出現する…という幻想的なシーン。久々に愛着あるしの役に戻っての撮影が、清野にとってシリーズ最後の現場となった。

 監督から「OK!」が出たところで、スタッフが「以上をもちまして清野菜名さん、オールアップです!」と声を張り上げ、セレモニーがスタート。監督から大きな花束が贈られたほか、橋爪から物語の舞台にちなんで山梨・勝沼産のワインが贈呈された。また、番組プロデューサーからは「1年間に及ぶ過酷な撮影を、主演として見事に務めあげました」とのメッセージが綴られたパネル入りの感謝状も贈られ、照れた表情で受け取っていた。

■八千草薫さんの“形見”を受け取り、涙の誓い

 さらに大きなサプライズの瞬間が。なんと八千草さん愛用の和服が“形見分け”として清野に贈られることとなり、約40年にわたって八千草さんのマネージャーを務めた原田純一氏がスタジオに登場。激励とともに手渡されると、それまで満面の笑みを浮かべていた清野の目には、みるみるうちに涙が…。

 贈られたのは、八千草さんが舞台や時代劇の稽古のときによく着用していたという、白地に赤、紫、緑の絣模様が配された、やさしく可憐な印象の着物。これからもさまざまな作品で活躍していくであろう清野を思い、ぜひこれを着て稽古に臨んでほしい…と、原田氏が数ある遺品の中から選んだものだという。
  
 大先輩の形見を受け取った清野は涙で瞳を潤ませながら、「もう…この気持ちは言葉で表せないです。うれしいという言葉で終わらせていいのかわからないぐらい…本当に本当に光栄です」と、天国の八千草さんに感謝。

 セレモニー終了後、緊張の面持ちで八千草さんの形見の着物に袖を通した清野。亡き大先輩の温もりを肌で感じて胸がいっぱいになったのか、またまた涙をにじませ、「このお着物をふんだんに使えるよう、素晴らしい作品にたくさん携われるよう、頑張りたい! 八千草さんのように、人に対して温かい、素敵な女優になれたらいいなと思います。いえ、絶対になります!」と、誓っていた。

■孫娘・しのぶ役で“平成編”にも登場 「もう“怖いものはないな!」

 “やすらぎワールド”から“卒業”の時を迎えた清野は「1年間、ほぼ毎日スタッフのみなさんと会っていたので寂しくなるなぁと思う反面、演じきることができて、うれしい気持ちもあります。この“やすらぎシリーズ”では、キャラクターとして世界の中に“確かに存在した”という実感が強くあって…自分の役者人生にとってとても大きな時間になりました」と、振り返った。

 計4役を演じた貴重な経験についても「もう“怖いものはないな!”って感じです(笑)」とおどけながらも、倉本作品との出会いが自身の財産となったことを明かした。

 しの役を受け継いで演じている風吹にも大きな影響を受けたようで、「しのを介して風吹さんとつながれたことをとても幸せに思っています。風吹さんはせりふがないところでも、しのぶの“おばあちゃん”として存在してくださり、相槌ひとつがとても自然で、いつのまにか私を世界に引き込んでいってくれるような感覚を覚えました」と、リスペクトの思いを語っていた。

 清野演じる孫娘・しのぶが“平成編”に登場するのは、今月16日の第37週、第180話から。母の再婚にともなう複雑な事情から、祖父母であるしの・公平夫婦のもとに身を寄せることとなり、その明るく純粋な存在が周囲にさまざまな変化をもたらしていく。「しのぶはピュアで人の気持ちをよく理解できる女の子。“昭和編”と“平成編”では人々の生き方がまったく違うので、平成らしいしのぶの姿を見て、その差を楽しんでもらえたら…」と、今後のみどころをアピールしていた。

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