磯村勇斗、映画『月』への思い

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エンタメNEWS2024年5月22日7:43 PM

第33回日本映画批評家大賞助演男優賞を受賞した磯村勇斗(C)ORICON NewS inc.

 俳優の磯村勇斗(31)が『第33回日本映画批評家大賞』の助演男優賞を受賞し、22日に都内で行われた授賞式に登壇した。

【動画】磯村勇斗、映画『月』で助演男優賞を受賞に本音を吐露


 映画『月』での演技が評価された。実際の障がい者殺傷事件を題材にした辺見庸氏による同名小説を映画化した作品。磯村が演じた“さとくん”は、人当たり良く、入所者への対応も丁寧な一方で、心がない人間は生きる意味も価値もなく、排除すべきという考えの持ち主で、言動、論理を見る者がどう感じるか、それぞれが思考する余白を残した、純度の高い演技が評価された。

 磯村は「助演男優賞をいただけたこと、非常にうれしく思います」と感謝する。「映画『月』では、石井裕也監督と共に自分の演じた役を撮影中ずっと作り上げてきた。作品の内容もそうですし、自分が演じた役ということを考えると、このありがたき賞をどう受け取ったらいいのかと悩んでいる自分もいます。だけど、役者としては非常にうれしい賞をいただいた。自分の中で今2人はすごく戦っているような感覚です」と語った。

 続けて「それぐらい難しい役、難しい作品に出会えたことには感謝をしています。映画作りは本当に面白いところもあるんですけれども、時に鋭く冷たい部分も持ってたりする。それを心で感じていくと、やはり映画、映像作りの現場は楽しいな、辞められないなと感じています。なので、これからも長い人生を1歩1歩、この賞を糧にしっかりと、少しでも映画の世界、映像の世界に花を添えられる役者でいられるように頑張っていきたいと思っています」と決意を新たにした。

 実際にあった事件が題材。「やはりどうしても、ベースにある実際にあった事件を彷彿とさせてしまう部分もある。そこは実際の死刑囚の方の情報を全て見て、バックボーンをいろいろと監督と話しながら、やりすぎてはいけない、サイコパスになるのとはまた違うところで深く深く作っていきました」と役作りを語っていた。「バランスが難しかったですね。だから、特に監督には普通の青年でいてくれと言われていました」と明かしていた。

 同賞は、1991年に水野晴郎さん(故人)が発起人となり、淀川長治さん(故人)、小森和子さん(故人)といった当時第一線で活躍した映画批評家たちによって設立された、映画人が映画人に贈られる。2023年に公開した映画を対象としている。

■『第33回日本映画批評家大賞』結果

作品賞:『ほかげ』(塚本晋也監督)

監督賞:荻上直子監督『波紋』

主演男優賞:東出昌大『Winny』

主演女優賞:筒井真理子『波紋』

助演男優賞:磯村勇斗『月』

助演女優賞:新垣結衣『正欲』

ドキュメンタリー賞: 『ライフ・イズ・クライミング!』(中原想吉監督)

アニメーション作品賞:映画『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介監督)

新人監督賞:金子由里奈監督『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』

工藤将亮監督『遠いところ』

新人男優賞(南俊子賞):アフロ『さよなら ほやマン』

黒崎煌代『さよなら ほやマン』

新人女優賞(小森和子賞):花瀬琴音『遠いところ』

脚本賞:上田誠『リバー、流れないでよ』

編集賞(浦岡敬一賞):今井大介『#マンホール』

撮影賞:芦澤明子『スイート・マイホーム』

松永文庫賞(特別賞):八丁座

ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):木野花『バカ塗りの娘』

ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):小林薫『バカ塗りの娘』

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