藤井直樹、初の単独主演舞台に緊張
エンタメNEWS2024年9月12日9:00 PM
6人組グループ・美 少年の藤井直樹が12日、北千住・シアター1010で行われた舞台『甘美なる誘拐』の取材会に参加した。
【全身カット】笑顔がキュート!主演舞台への思いを語った藤井直樹
平居紀一『甘美なる誘拐』(宝島社)を舞台化。脚本・演出は岩崎う大(かもめんたる)が務める。ヤクザの下っ端、真二と悠人。人使いの荒い兄貴分にこき使われる2人の冴えない日常は、一体の他殺体を見つけてから変わり始める。同じ頃、調布で自動車部品店を営む植草父娘は、地上げ屋の嫌がらせで廃業に追い込まれかけていた。一方、脱法行為で金を稼ぐ宗教団体・ニルヴァーナでは、教祖の孫娘が誘拐され…。さまざまな事件が、衝撃のラストにどうやって帰結する?という物語となっている。
真二役の藤井は「ヤクザの末端で、ちょっとクールなイメージがあります。ちょっと気だるさもあるんですけど、ヤクザとしてのギラギラ感も持ってる。だるさもありつつ、ギラギラも出すのはちょっと難しいなと思いながら、なんとか仕上げてこれたのかなと思います」とアピール。自身にはない一面だったが「アイドルとして仕事に挑んでる時の気持ちはある種ギラギラするところはやっぱりある。そこをちょっと置き換えてやってみたら、なんとなくこんな感じなのかな、と」と語っていた。
藤井にとって初の単独主演舞台となる。「めちゃくちゃ緊張して、ずっとそわそわしてる」と苦笑いしながらも「本番前ですけど、本当に心強い皆様に支えていただきながら、ここまで来られたなという感じです」と感謝。ヤクザ役のオファーについては「想像がつきにくかったんですけど、最初に小説読ませていただいて、自分の中の似た要素とかを少しずつ出しながら、自分にない要素もう大さんとかにアドバイスとかいただいた」としみじみ振り返った。柔らかい雰囲気を持つ藤井だが、あるシーンで和田琢磨やう大は「怖い」と思うほど役を掴んだ瞬間があったそう。藤井は「見つけられた感じがしました。『柄悪いよ』って言われてうれしい瞬間はない。唯一うれしい瞬間でした」と“殻を破った瞬間”を語っていた。
美 少年メンバーが観覧に来るか問われると、藤井は「見に来てくれると信じてます!」とにっこり。ファンに向けて「僕自身にとっても初挑戦のことがたくさんあります。今回、ミステリーというジャンルではあるんですけど、いろいろ謎が生まれて解決するところだったり、う大さんが演出だからこその魅力がたくさん詰まっています。ミステリーではありますけど、楽しい気持ちで見ていただけたらうれしいなと思っています」と呼びかけていた。
会見には、波岡一喜、内博貴も参加した。
舞台『甘美なる誘拐』は、あす13日から16日まで同所で上演される。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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