見上愛「一番大きな歓声」に感激
エンタメNEWS2024年9月9日7:00 AM
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)のスペシャルトークショーが8日、滋賀・大津市で行われ、まひろ役の吉高由里子、藤原彰子役の見上愛が参加した。
主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
■紫式部/まひろ役吉高由里子のコメント
今年3月にも石山寺を訪問させていただきましたが、今日はたくさんの方々に来ていただけて、とても嬉しく、幸せに思います。ドラマの撮影開始から1年以上が経過しましたが、この経験は一生に一度しかない奇跡的なものだと感じて、日々を大切に過ごしています。
(見上愛さんが演じる藤原彰子の印象を質問されて)かわいい!大好きなんです!(笑)。でもはじめは藤壺に出仕するということに対して、道長からのお願いということもあり、あまり前向きではなかったと思うんです。でも彰子さまが一瞬、心の扉を開いてくれたと感じる時がありました。その時にまひろは、自分の居場所であることを確信して、女房として仕えることの役目や使命感に出会ったんだと思います。
彰子さまの心の内や表情などを垣間見るたびに、まひろは強いやりがいを感じているんだと思います。まひろの身に起こることすべてが「源氏物語」の種としてまかれているものなんだろうなと思うので、そこを照らし合わせて見ていただけると嬉しいです。
■藤原彰子役見上愛のコメント
(客席中段から吉高とともにサプライズで登場し)これまでの人生の中で、一番大きな歓声をいただきました(笑)。大津市には初めて足を運んだのですが、延暦寺など私が演じる藤原彰子にゆかりの深い場所を訪問し、彼女の願いや人物像に思いを馳せることができました。
大河ドラマは初出演で、撮影初日からすごく緊張していたのですが、吉高さんが気さくに話しかけてくださったおかげ、チームの一員となれました。彰子なりにしっかり考えを巡らせているけれど、自身の感情や考え方をどのように周りに伝えたらいいのかわからない。それゆえに無表情となってしまうというキャラクター像を演出スタッフと練りました。その分、様々な機微を感じるセンサーは長けており、少女時代の彰子を演じるうえで色々な感情をためておくことを意識していました。
今後の彰子は、まひろや一条天皇、父・道長との関係を含め、最初の頃からは想像もつかないような女性になっていくので、その変化を楽しんでいただけたらなと思います。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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