道枝、ドラマ初主演から5年の変化

#三木孝浩#福本莉子

エンタメNEWS2022年7月26日8:00 AM

『今夜、世界からこの恋が消えても』に主演する道枝駿佑(なにわ男子)(C)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

 人気グループ・なにわ男子の道枝駿佑(20)と俳優の福本莉子(21)が主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』が29日に公開を迎える。25日に20歳を迎えた道枝にとって10代最後の映像作品として、みずみずしく、透明感あふれる姿が焼き付けられている。日本テレビ系連続ドラマ『母になる』(2017年)で衝撃の役者デビューからわずか5年で主演作公開とグングン成長中の道枝に、今作への裏側や芝居への思いを聞いた。

【場面カット】青春感あふれる道枝駿佑&福本莉子の2ショットほか

 一条岬氏の恋愛小説を実写化した今作は、眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロイン・日野真織(福本)と、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公・神谷透(道枝)の儚(はかな)くも切ない愛の物語だ。

 主演としての振る舞いには「正直、不安は大きかったです。主演として現場に立つことはあまり経験がないのでどうなるかと。スタッフのみなさんが、あたたかく支えてくださった。僕も自然体でいることができましたし、主演としての現場での立ち方はまだちょっとわからないのでこれから、探っていけたらいいな」と周囲に感謝しつつも、まだ模索中のよう。

 ドラマ『消えた初恋』(2021年)で共演した福本との再タッグということで「福本さんはすごく堂々としていました。しっかりして冷静。ドシッと構えている感じがしました。『消えた初恋』のときも共演させていただいたので、すごくリラックスして気を張ることはなく演らせてもらいました」と信頼。

 自分が恋した相手が自分のことを忘れてしまう、という切ない運命を背負いながらもいつも優しく真織に向き合う透は健気。そして、その姿は美しささえも感じる。そんな透に「僕も好きな子ができたらここまでしてあげたくなるだろうし、真織が絶望と向き合っていることを理解して支えてあげることができるのは、透だからこそ。僕なら、どうしていいかわからなくなると思うけど、透は冷静に考えながら真織を支えていた。透の優しさが全面に出ていて、いいやつだな、優しいな、と思いました」と共感、そして親しみを込める。

 「僕と似ている部分は(透が)『料理できる』以外ですかね?人としゃべれないほど内気ってわけでもないけど、自分からガツガツいかないという点は似ている。あとは、しっかり尽くすタイプ。僕も好きな人ができたら支えたいタイプだから。穏やかなところは透に似ているのかな?だから『道枝駿佑』も入りつつ、自分の感覚もありき、監督に言われたこともありきで演らせていただきました。監督に言われ、最初は猫背だけど真織と会うにつれて声のトーンをあげて猫背も伸びて、というのが意識しました」と自身と演じるキャラクターを重ね合わせながら、さまざまなアプローチで役を作り上げた。

■ラブストーリーにはやっぱり照れ?「先輩方はこれをやってると思うと…」

 監督は『思い、思われ、ふり、ふられ』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など青春ラブストーリーを数多く手掛けてきた三木孝浩監督。道枝は「みなさんあたたかく僕を支えてくださったので、僕も頑張らなければと改めて気が引き締まりました」と環境に感謝しつつ「心配性なので『大丈夫ですかね?』と聞きに行くと監督が『大丈夫だよ』と励ましていただきました。お芝居の課題が見つかると『これも俳優としての経験だよ』と言っていただきうれしかったです」と笑顔をみせる。

 その課題とは「自分から感情をあふれ出すシーンがあったんですけど、ただ感情を出すというより積み重ねが大事だった。子どもっぽくではなく、見え方的には悲しくないように見えるけど気持ちは悲しい。いろんな感情になるところが難しかったし課題だなと思いました。透はつらいことも笑顔で言ったりするので、それが切なく見えたらいいな、と。積み重ねがあってこそのシーンなので撮影を後の方にしてくださった。なかなか、僕も思い通りにはいかなかったけど、助けられました」と難しい芝居も監督のはからいもあって乗り越えることができた。

 普段からラブストーリーを観ることが好きで「『セカチュー』(世界の中心で、愛をさけぶ)や『キミスイ』(君の膵臓をたべたい)は、何回か観ましたね」とお気に入りを紹介。自身が演じる上では「距離感やコミュニケーションが大事。普段は仲良しなら作品でだんだん仲良くなることはできるけど、その逆ってできないじゃないですか。距離感、雰囲気を大事にしないといけないんだなって。現場でもそうですし、お芝居の中でもそれが出てくるんじゃないかなと思いました」と心がけを明かす。

 「正直、照れはあった?」と聞かれると「そんなに照れはなかっ…いや、ありましたね(笑)けど、先輩方はこれをやってると思うと頑張らないと」とはにかみながら、前向きさがうかがえる回答。主演としても「まだまだだと思いますし、この作品でも福本さんやほかのキャストさんから刺激をいただいて。頑張らないといけないな、と自分を奮い立たせていました。毎回気を引き締めて演らせていただいています」と謙虚に語った。

■「もっと自信を持って」“東京のお母さん”から忘れられない一言

 『母になる』での俳優デビューから5年。当時は関西ジャニーズJr.だったが、昨年デビューを果たし、21年秋放送の『消えた初恋』(目黒蓮とW主演)、そしてジャニーズのそうそうたるメンバーが演じてきた『金田一少年の事件簿』金田一一を受け継ぐなど俳優として経験値を上げている。演じること自体そのものへの変化についても手応えを感じているそう。

 「最初は、もう、どうしていいかわからなかったし、肩の力が入りまくって浮いていた。さまざまな作品を経験させていただくにつれて、リラックスできるようになった。相手のセリフを聞いて気持ちを開いたりするわけじゃないですか。自分で気持ちよくお芝居するのは最近ちょっとできるようになったり、自分が予期せぬ行動をしたりすることもあるんです。体が勝手に動くことがあったり。そういう楽しさはこの映画の撮影でも時々ありました。これからも、そういったことを増やしていけたらいいな」と展望する。

 一方で、自身の成長は「自分ではわからない」とも。「わからないんですけど、ほかの人からみたら『変わったね』と言われるときがある。自分ではわからないんですけど、わからないほうがいいのかもしれません」と軽やかに笑った。

 劇中では“記憶”にとらわれて進めない一面もある透だが、役者の仕事でも忘れられない一言があるそう。「『金田一少年の事件簿』のプロデューサーさんにもお世話になっていますが、その方から『あなたは選んでもらっているんだからもっと自信を持って』と言われました。そこで、自信なくしてちゃダメだなって。今のマインドじゃだめだ、と思いました。東京のお母さんのような存在の方です。忘れないだろうな」と恩師の言葉をしっかりと心に刻んでいた。

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