鏡ヶ浦と富士山一望の絶景サウナ

#ブーム#気持ち#オーナー#オープン#ストーブ

エンタメNEWS2022年7月21日7:00 AM

「日本百景」の鏡ヶ浦と富士山が一望できる絶景サウナ「SeaSaunaShack」

 オープン1年目から『SAUNACHELIN(サウナシュラン)』に選ばれ、3ヵ月先まで予約が取れない千葉・館山の人気貸切サウナ『SeaSaunaShack』。その総支配人を務めるのは、熱波師でありプロレスラーの勝俣瞬馬さん。プランニングと設計から携わり、さまざまなこだわりを実現した理想の施設は、ブームの追い風を受けてサウナ好きの若い世代から絶大な支持を受けている。日本百景の鏡ヶ浦と富士山が一望できる同施設について聞いた。

【画像】サウナシュラン獲得も…「日本百景」の鏡ヶ浦と富士山が一望できる絶景サウナ「SeaSaunaShack」

◆オープン1年目から話題…コロナ禍が背中を結果に

 千葉・館山にある貸切サウナ『SeaSaunaShack』。夕日の絶景でも知られる館山の海辺からの景観の良さと予算を度外視して設けられたさまざまな設備、そこで得られる贅沢な時間を過ごす心地良さが、オープン1年目から話題になり、予約がなかなか取れない人気サウナになっている。そんなサウナの総支配人を務めるのが、DDTのプロレスラーであり、「熱波師検定A」の資格を有する熱波師の勝俣さん。オーナーと二人三脚で施設の企画・設計から手がけてきた。

「オーナーは東京で設計施工会社を経営している社長で、もともと知り合いだったのですが、前々からサウナに誘っていたなか、2020年7月にある有名な長野・野尻湖の「The Sauna」に行きました。そこでオーナーもハマり、『館山にいい物件の家を買ったから、そこの庭にプライベートサウナを作ろう』と言われたことがきっかけでした」

 実際に館山の家に行ってみた勝俣さんは、海の前の立地と景色の良さに驚き、このロケーションを活かした最高のサウナ施設を作りたいと考えた。ちょうどその頃、コロナ禍でプロレスの試合が減っていたことも背中を押すことになり、オーナーに提案した。「この先どうなるかわからない状況でした。プロレスだけでなくサウナも仕事にしたいと考え始めていたので、自分がお店に立つと社長にお願いしました」。そこから『SeaSaunaShack』が動き出した。

「社長はインテリアデザイナーなので建築設計に関してはプロフェッショナルですが、サウナ施設は作ったことがなかった。いろいろな施設を見に行き、一緒にいちから勉強して、2人で話し合いながら自分たちが好きなものを作っていきました」

◆オリジナル薪ストーブ、メタけい酸を多く含む天然地下水露天風呂のこだわり抜いた設備

 プランニングからすべてを2人で手がけてきた『SeaSaunaShack』には、数々のこだわりが詰め込まれ、昨今のブームで乱立しつつあるサウナ施設とは全くクオリティの異なる、唯一無二の独自性を帯びた空間となった。こだわりが形になった代表的なもののひとつが、サウナの命であるストーブ。一般的なサウナではフィンランド式の電気ストーブが使用されるところ、日本製のオリジナルの薪ストーブを作った。

「すべての設備に独自のこだわりがあります。まずサウナ室には、オリジナルの薪ストーブを入れています。広島の専門店に依頼してここにしかないオリジナルを作りました。薪と電気式では熱の感じ方が違います。薪だと空気が乾燥せず湿度があるため、熱を柔らかく感じられます。80〜85度くらいの低温サウナ室で、熱が痛くなく、じわじわと温まっていく感じを楽しめます」

 そんな薪ストーブの周りには、国産の溶岩石を使用したサウナストーン。ストーブ上部だけでなく周囲にも500キロたっぷり配置され、熱伝導率が高く、放出スピードも速いサウナストーンにより、極上のロウリュを堪能できる。薪は地元千葉県産の良質な薪を贅沢に使用し、心地よく弾ける薪の音と最上級の熱波を体験できる。

 そして、海風を感じながら景色を楽しめる露天水風呂は、水にこだわった。自社で掘削した天然の地下水の引き込みには紆余曲折もあったが、滑らかな肌触りの水質の掛け流しが好評を得ている。

「水風呂は水道水ではなく天然の地下水にこだわりました。井戸を掘る業者から『この地域は水が出ないかもしれない』と言われながら、3箇所ほど掘ったんですけどやっぱり出なくて。それまでより深く70メートルまで掘り進めたところでようやく出ました。地下深い天然水なので、水質が柔らかく初心者の方も入りやすい。また、成分を調べたらメタけい酸という化粧水にも入っている成分が多くて、肌にいいことがわかりました。特に女性の方に喜んでいただいています」

 昨今のブームによる若い世代の客層を意識したアメニティは、オーガニック由来の成分にこだわるジョンマスターオーガニック。「地球に敬意を払うラグジュアリーブランド」というブランドコンセプトは、『SeaSaunaShack』のポリシーとも共通する。

◆『サウナシュラン』獲得の背景には、設備だけでなくホスピタリティも

 そして、サウナシュランに選出された要因のひとつであり、リピーターが後を絶たない人気の理由にもなっているのが、サウナ最大の至福の時間となる外気浴の景観の良さだ。屋根と同じ高さに登れるウッドデッキからは、日本百景の1つである鏡ヶ浦と富士山が一望できる。

「海と富士山が一望できるサウナはそうないと思います。館山は夕日の絶景でも有名ですが、富士山の後ろに太陽が沈むダイヤモンド富士も夏前くらいの時期は楽しめます。唯一無二の景色のなかで、潮風を全身に受けながら、整う瞬間を感じることができます」

 そんな『SeaSaunaShack』は一度利用するとハマる人が続出し、リピーターが後を絶たない。サイトでは月ごとに2ヵ月先まで予約ができるが、毎月1日の予約開始と同時にほぼ埋まってしまう状況。3ヵ月先まで予約が取れない人気サウナになっている。ただし、来店するとその場で3ヵ月先までの予約ができるシステムなので、その場で次の予約を取るリピーターが多い。サイトには現地予約とは別の予約枠を設けているが、特に週末や祝日はすぐに埋まってしまい、かなり先まで予約が取れない状況が続いている。

 1年目で『サウナシュラン』に選出されたこともそうだが、勝俣さんにそこまでの人気の理由を聞くと「お客さまに褒められるところとしては、ホスピタリティがあります。それはすごく意識している部分です」と自信をにじませる。

「貸切サウナは、2時間お好きにお使いくださいという丸投げが一般的です。『SeaSaunaShack』では、1セット目は自由に入ってもらって、2セット目は資格を持ったスタッフがロウリュで攪拌(かくはん)だけして、3セット目でアウフグースをします。もちろん景色や設備を気に入っていただけたのもあると思いますが、ホスピタリティも評価されたのではないでしょうか」

◆日常や時間を忘れて楽しんでほしい…心に残るサウナ施設でありたい

 昨今のサウナブームによって、かつての“おじさんが利用する”イメージはすっかり影が薄くなり、レジャーのひとつとして楽しむ女性を始めとした若い世代の利用が増えている。そんなサウナ人気にともなって新たな施設が続々とオープンしている現状もある。しかし、流行り廃りがあるブームにおいては、数が増えれば増えるほど一過性で終わってしまう危険性が増す。勝俣さんにブームを文化につなげていくための考えを聞くとこう答える。

「今サウナ施設がたくさん増えてきていることはすごく良いことだと思います。ただ、ブームのなかでたくさん施設ができてしまって、逆になくなっていってしまう施設も出るかもしれないですね。でもサウナ業界全体で協力してサウナ界を盛り上げていくのが大事なんじゃないかなと思います」

 プロレスラーでありながらサウナ好きが高じて熱波師になり、企画・設計から手がけた『SeaSaunaShack』の総支配人を務め、リピーターが途切れない人気貸切サウナに成長させた勝俣さん。その根底には、深いサウナ愛と、その楽しさを1人でも多くの人に伝えようとする熱き思いがある。

「お客さまには、とにかく目の前のものをそのまま感じて、日常や時間を忘れて楽しんでほしい。サウナに入って、気持ちいいとか、最高だったと言ってもらえると、本当にがんばってきてよかったと感じます。やっぱり心に残るサウナ施設でありたい気持ちがあるので、これからも訪れてくれた方の心に刻まれるような体験を提供していきたいです」

 今後は、すでに新規予約が取りにくくなっている『SeaSaunaShack』の拡張もユーザーへのホスピタリティのひとつになるだろう。施設拡大や2号店について聞くと「まだオープンして1年で、いまはこの『SeaSaunaShack』をどうしていくのか、何ができるのかをしっかり考えてからですが、先々は2号店を出したい気持ちもあります」と前を見据える。

(文/武井保之)

#ブーム#ストーブ#気持ち#オープン#富士山

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