43歳、アイドルを続ける理由とは?

NEWS2019年4月16日8:40 AM

デビューから23年、活動を続けるアイドル・森下純菜(撮影/嘉陽宗也)

 アイドルと言えば“若い”というのが暗黙の了解である。特に女性アイドルにおいてはフレッシュさは大きな武器のひとつだし、年輪を重ねるにつれグループを卒業し、アーティストや女優を目指すのも一般的だ。そんな中、1996年のメジャーデビュー以来、一度も卒業することなくアイドルを続けているのが森下純菜だ。アイドルにこだわり、アイドルであり続ける理由について聞いた。

【全身ショット】超ミニスカフリフリ衣装! ポーズを決める森下純菜、美脚で魅了

■順風満帆ではない道のりも、「アイドルである自分が大好きだった」という強烈な“自己肯定”

 森下純菜がアイドル活動を始めたのは、1994年。まだ10代の頃だった。姉と一緒に応援していたアイドルグループ・CoCoや、水野あおいが、フリフリで可愛い衣装を身にまとってスポットライトを浴びる姿を見て、いつしか自分も憧れるようになったという。「高校生の時に、思い切って憧れの水野さんが所属している事務所に履歴書を送りました」(森下純菜)
 面接から2週間後には、クラブチッタ川崎でのアイドルライブに出演するなど、さまざまなライブやオーディションにエントリーするなど、話はトントン拍子に進んだ。バラエティ番組『夢がMORI MORI』(フジテレビ)のオーディションでも、結果的には選考漏れとなってしまうが、最終選考まで残った。そして1996年にCDデビューを果たすが、そこからの道のりは“順風満帆”とは言えないものだった。

 当時事務所の稼ぎ頭だった水野あおいが2000年頃に引退することになった際、当然、事務所の経営も不振に陥った。また、当時森下は25歳という年齢で、友人たちが結婚を考え始めていた。「みんなが真剣に将来のことを考えているときに、私はこんな感じでいいのかなと、この頃初めて将来の自分について“不安”を感じたんです」(森下純菜)

 不安を抱えながらも、大好きな芸能活動を諦めることはできなかった。ただし事務所の方針により、これまでと同じような活動はできなくなっていた。台湾での活動を含む、雑誌のグラビアページやテレビ出演などのタレント活動が主になった期間が2年ほど続いた。
 その当時の活動は、どの活動も自分がやりたいと思って始めたことではなかった。しかし、求めてもらえるからには「こういう表現の仕方もあるのかな」と感じ、前向きに、楽しんで活動し、自分の見せ方なども学んだという。
「この経験があったからこそ、ファンのかたの声援を浴びながら歌を歌うことこそが、私のやりたいことだと気付けたんです」(森下純菜)

 その後、事務所を移籍してからは、アイドル歌手の活動一本に専念した。紆余曲折を経て、やはりアイドルを続けることを選んだのは「アイドルをやりたくてやっているという自分の意思があったから。アイドルが好きで、アイドルである自分が大好きだったからに他ならないです」と森下は言う。

■昭和の頃に活躍した古き良きアイドルが理想「“生活感”はアイドルに必要ないし、ファンとは一定の距離感を保つ」

 デビューの頃こそ、幅広い層のファンに支えられたが、そのころからずっと応援してくれるファンも含め、今は同世代から50代くらいの男性が多い。初めてステージに立ってから25年経つが、最近のアイドルに聞かれるような“危険な思い”は一度もしたことがない。アイドルを続けられた理由のひとつに、「ファンに恵まれているのも大きい」とも話す。

 「昭和の頃に活躍したような古き良きアイドルを愛し、その姿勢を貫いているアイドルは他にいないので、大切にしてくれているというのもあるでしょうか」と分析する。今のアイドルは身近な存在であることが普通となっており、SNSでプライベートを明かすこともあれば、ファンと直接交流することも多々ある。しかし、森下のファンである4~50代の男性たちは、手が届かない秘密に守られたアイドルを知っている世代。
 「私にも、そうあってほしいと思っていると思うんです。だから私もプライベートは明かさないし、ブログにも、今何してるとか、どこにいるとか、プライベートなことは具体的には書きません。それに、家の中の写真なども公開しません。そんな“生活感”はアイドルに必要ないと思うし、ファンもそれを求めていないと思うから」(森下純菜)

 昔ながらのアイドルは、ファンと近すぎず、距離感があるという、そんな考え方が、森下のアイドルとしての美学なのだ。

 「ファンとは、一定の距離を保っていたいです。私はショーを見せる側、ファンはそれを見てくれる側。同じ目線ではないと思うんです。だから特定のファンとの交流もしませんし、SNSをフォローすることもしません。でも、エゴサ―チはしていますよ。ライブのあととか、ライブの感想などをダイレクトに感じることができる場所なので(笑)」(森下純菜)

■アイドルでいられることが幸せ「結婚やプライベートを天秤にかけたこともない」

 そんな森下のストイックさはライブパフォーマンス中にも見ることができる。歌ったり踊ったり、熱い照明を浴びていても、水を飲むこともないという。理由は、「ステージに立つ人間として、お客さんの前で水を飲むのは違うと思うからです。それに、水を飲むといったん間が途切れると言いますが……会場の空気感が変わりますしね」(森下純菜)。もちろん、水を飲むことが悪いことだとは思っていない。あくまで、森下が目指すアイドル像の中では、それが美学となっているだけだ。

 「お酒を飲みに行くこともあまりないですね。仕事以外での外出も、必要以上にはしないかもしれません。ストイックと言っていただくこともありますが、自分の目指すアイドルとしての生き方を大事にしているので、苦労とは思っていません。私が目指すアイドル像……フリフリの衣装を着てステージに立って、ライトを浴びてお客様から歓声をいただく……そんなアイドルとして生きていくためなら、どんなことも辛くないんです」(森下純菜)

 これまで結婚や恋愛などのプライベートとアイドルを天秤にかけたことは一度もない。ビジュアルを保つために気をつけていることを聞くと、「早寝早起き」といういたってシンプルな回答だった。アイドルであることが森下純菜の生きる力であり、生活や存在そのもの。だからこそ、自由のないように見えるアイドル生活も苦ではない。

 今後の目標は「これまで通り、アイドルを続けること」と断言する。ライブを中心に活動するその姿勢は崩すことなく、新曲を発表し続けること。定期的にアルバムを出し続けること。また、月に1度主催しているライブには、毎回3、4組のソロアイドルも出演する。結婚や出産などで引退したアイドルも、このステージが戻る場所になればいいなと思い、そうなりつつあるとも語る。

 「アイドルは、一生続けたい。ファンに声援をいただいて作品を残し続けること。今の森下純菜を守っていくことですね。森下純菜はファンを裏切りません」(森下純菜)。

(文/高田 薫)

関連リンク

【写真】“変わらない”美少女 安達祐実の可愛いセーラー服姿
【写真】王道アイドルを体現した元AKBまゆゆ、自慢の“美しりり”を大胆披露
【写真】“笑顔を売らないアイドル” ひざ上ミニスカートで登場した平手友梨奈
【写真】アイドルから“ヒール転向”の須藤凜々花 M字開脚を披露
【写真】指原莉乃が限界挑戦! 布1枚をまとい、なめらか美肌を披露

カテゴリ

エンタメ総合

記事URL

http://www.oricon.co.jp/photo/4785/?anc=206

 
 
 

Page Top