大活躍のオネエタレント達。彼女(?)達を取り巻く環境や時代の変遷を追ってみた!

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タレメREPORT2015年3月23日6:05 PM

マツコ・デラックスさんの快進撃が止まりません。とにかく「困ったらマツコ」状態です。これだけ引っ張りだこのマツコ・デラックスさん、もともとは雑誌編集者などをしており、同じ女装家のミッツ・マングローブさん、作家の中村うさぎさんなどと親交が深く、2005年に始まった『5時に夢中』に、MCの徳光正行さんの紹介で出演したことからテレビタレントとして花開きました。

では、なぜこんなに一気にマツコさんの露出が激しくなったのでしょうか?もちろんマツコさん自身の実力もあるのですが、テレビ局の予算事情とも関係しているのではないでしょうか。

マツコさんを始め、実は多くのオネエタレントたちは、局からは「タレント」という肩書に分類されていません。「コメンテーター」「女装家」などの分類になります。他業種からの出演ですと、「タレント」「芸人」という職業よりも、ギャラが少ないという実情があるようで、一説には一般タレントの1/10程度のギャラだともいわれています。もちろんマツコさんのギャラも今ではずいぶん上がっているでしょうが、それでも安定した面白さが取れるので、まだまだコストパフォーマンスは高いようですね。

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副業オネエは使いやすい?

双子のオネエタレントおすぎさんは映画評論家、ピーコさんはファッション評論家です。おぐねーこと小椋ケンイチさんはヘアーメイクアーティスト、植松晃士さんはファッションプロデューサー、假屋崎省吾さんは華道家、IKKOさんは美容家、クリス松村さんはフィットネスインストラクター、真島茂樹さんは振付師です。芸人の前田健さんも現在は振付師としての活動が主となっており「振付師」と肩書に書かれることが多いようです。1996年の歌手デビュー後、2002年にカミングアウトするまでオネエであることを隠していたKABA.ちゃんも、デビュー前から「振付師」としての仕事をしており、肩書に「振付師」と書かれることが多いようです。

どの方も基本芸能系のお仕事をされていて、その兼ね合いで出演に繋がる流れで、決して最初から「オネエタレント」を目指していたわけではありません。また山咲トオルさんは漫画家、能町みね子さんはエッセイストと、文筆業が注目されてのタレント起用なんてパターンもあります。他に仕事をもちつつも、コメンテーターとしてテレビに出演することで話題になり、本業の方もさらにうまくいく・・・。価格を押さえて面白い番組を作りたいテレビ局とは相互協力状態といえます。

「タレント」が本業のオネエ

オネエ界のカリスマ美輪明宏さん、カルーセル麻紀さん、美川憲一さん、ピーターさん、米良良一さんたちは歌手です。カルーセル麻紀さんは「オネエである」ということを前面に押し出して芸能活動をした先駆けともいえますが、他の方は「オネエタレント」ではなく「歌手」であり、ただトランスジェンダー(第三の性)なだけというイメージがあります。

椿姫彩菜さん、佐藤かよさんなどは、「モデル」であり、オネエというよりも「以前は男性だった」という事実があるだけで、「オネエタレント」という括りには違和感があります。元AV女優の月野姫さんなども同様で、現在はもう女性として扱う方が自然なくらいです。

正統派オネエキャラタレント

はるな愛さんは男性として歌手デビューした後、「オネエタレント」として再デビューしますが泣かず飛ばず・・・。女性と偽ってレースクイーンなどをしていたところ、友人のMEGUMIさんつながりでスカウトされて移籍。その後、友人の藤原紀香さんの結婚式で余興としてやったネタが受けて芸人になったという異色の人です。

『笑っていいとも!』のレギュラーなどで活躍し、歌手デビューをしたKINYAさんなども、「オネエタレント」として出演し、今もステージで活躍しているようです。また芸人の楽しんごさんや、前出の前田健さんなども芸人活動はしていますが、オネエキャラを前面に打ち出していますし、「職業」としての「オネエ」でもありそうです。

「女装家」という肩書のミッツ・マングローブさん、ダイアナ・エクストラバガンザさんなどは、特段女装家としての収入があるわけではなく、「女装家」というタレントの一種なので、マツコさんともどもいわゆる「タレント」のような気がします。

これまでは「副業オネエ」がメインだったオネエ界も、2丁目などの繁華街でステージをこなすなど活躍していた「女装家オネエ」や、「芸人オネエ」が加わり、多種多様になってきました。最近では、新たなジャンルとして「オネエ系アイドル」として売り出し中のゆしんさん、モデルのIVANさんなどが大注目ですね。

IVANさんは過去を完全に過去のものとしているようで、現在のブログは『有吉反省会』でカミングアウトする2日前から始めていますし、カルーセル麻紀さんのような王道「オネエでマルチタレント」路線を歩んでいるように思います。二人ともとっても美人ですし、これからのオネエ界の一角を担ってくれそうですね。彼女(?)達の更なる活躍が楽しみです。

文/藤原ゆうこ

 

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