『直虎』新井美羽、 『日暮旅人』住田萌乃、『下克上受験』 山田美紅羽… 1月ドラマは美少女子役が大豊作!

#マッサン#芦田愛菜#弾ける#住田萌乃#美少女

タレメREPORT2017年1月31日10:35 AM

少女時代の直虎・おとわ役を演じる新井美羽

今月から始まったNHK大河ドラマ『おんな城主  直虎』。最初の1ヶ月は少女時代で展開するという、その少女期間の異例の長さで話題になり、一部では「視聴率的に大丈夫か?」というような声もありましたが、そんな心配を吹き飛ばすような愛らしさではやくも人気者になっているのが、少女時代の直虎・おとわ役を演じる新井美羽(みう)さん(10歳)。

1月スタートのドラマでは、この新井さんをはじめ、美少女子役がキーパーソンとしてフィーチャーされるドラマが目立ちます。

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『直虎』での弾けるような笑顔ではやくも国民のアイドル!?

『直虎』のおとわ役で注目の新井美羽さん。2010年ごろから活動を開始し、これまでドラマを中心に、子役として『医龍4』、『HERO』、『マネーの天使』、『家政婦のミタゾノ』などの人気ドラマに出演、ほかにテレビCMや広告などにも多数出演しています。

『直虎』では、幼なじみの亀之丞と許嫁になり井伊家を支えていこうと心に決めたものの、主家・今川との関係性や井伊家の権力争いに翻弄されてしまう役どころ。ドロドロとした出来事も多発し暗くなりがちなところを、おとわを演じる新井さんの笑顔や元気な振舞いが物語を明るくしています。第3話での、人質を免れるべく蹴鞠(けまり)対決に必死に挑む姿に心を打たれた人も多いかもしれません。子どもらしく、愛らしい存在感と同時に、しっかりとした芝居も魅力です。

ネットでも第一話放送時から、新井さんの演技を絶賛する声やその愛らしさにメロメロになっている声が目立ち、2月になり出演がなくなると、“美羽ちゃんロス”になる人も多いのではと思われます。そして物語後半、また別の形で登場することも期待されます。

『下克上受験』の佳織ちゃんはアイドルグループメンバーとしても活躍

『下克上受験』(TBS系)で信一(阿部サダヲさん)、香夏子(深田恭子さん)の一人娘・佳織役を演じる山田美紅羽(みくう)さん(11歳)は、これまでドラマ『グーグーだって猫である』、映画『母と暮らせば』『ボクの妻と結婚してください。』などに出演しているほか、4人組アイドルグループ「ミラクルキャンディーベリー」のメンバーとしてライブを中心に活動してきました(現在はドラマ撮影優先でライブ出演は休止中)。正統派美少女というよりも、今回のドラマの役柄にも合った、庶民的な親しみやすさ、“普通の子”感が魅力です。

『マッサン』のエマ役をはじめさまざまな作品に出演する住田萌乃さん

そして『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系)で、松坂桃李さん演じる旅人の、血のつながらない娘で保育園生の灯衣(てい)役を演じる住田萌乃さん(8歳)。本作がスペシャルドラマだった時代から引き続きの出演となります。劇中では、あどけない表情と、大人びた発言や振る舞いとのギャップが微笑ましく感じます。

住田さんは、『Woman』『明日、ママがいない』(ともに日本テレビ系)で事務所の先輩・芦田愛菜さんと共演したあと、NHK連続テレビ小説『マッサン』で、マッサン(玉山鉄二さん)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックスさん)の娘・エマの幼少期を演じ一躍注目され、最近では映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で主人公・双葉の少女時代役で出演しています。

今回紹介している子役の中では最年少ですが、出演実績は豊富で、そしてしっかりとした演技力にも定評があります。

芦田愛菜さんの“次の次の世代”でブレイクするのは!?

芦田愛菜さんの活躍で子役ブームが巻き起こったのが2011年頃。鈴木福さん、谷花音さん、小林星蘭さん、本田望結さんら次々と人気子役が登場しました。そして鈴木梨央さんなど、芦田さんに憧れてこの世界を目指した子役らも次々と台頭。今回紹介した3人はさらに“その後の世代”が注目されています。

上記で紹介した3人以外に、この1月ドラマでも注目株は続々です。『おんな城主 直虎』で瀬名の少女時代を演じた丹羽せいらさん(9歳)が第3話で登場、ネットでは、大人になってからの瀬名を演じる菜々緒さんと「似ている」と評判になっていました。また『下克上受験』で佳織のクラスメイトでライバルの麻里亜役を演じる篠川桃音さん(10歳)の美少女ぶりも評判です。同作では小学校を舞台にしているということで、隠れた逸材がまだまだいるかもしれません。

そんな中でも特に新井美羽さんは、今までの大河出演の子役のパターンでいけば、人気子役の仲間入りはほぼ間違いないと思われますが、彼女の独走となるのか、実績と実力の住田さんか、それとも…。ドラマ、映画では次世代子役たちの動きにも目が離せません。

1970年代の坂上忍さんや杉田かおるさんの時代から、安達祐実さん時代、加藤清史郎さんや大橋のぞみさんらが活躍した時代など、幾度となく子役ブームが訪れていますが、特に芦田さんの登場以降は、一ブームという形ではなく、常にスター子役候補が登場している状況です。

連続ドラマは、一部で大ヒット作はあるものの、全体的には視聴率が低空飛行と言わざるを得ない昨今、名のある人気俳優に頼っただけのドラマ作りになってしまうのでなく、新人俳優や子役に重要な役が与えられるチャンスがある状況です。そんな中で新たな子役スターの出現が大いに期待できそうです。

文/田中裕幸

 

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