コロナ禍の中スタートした4月ドラマ 注目フレッシュ女優が安らぎを与える

タレメREPORT2020年4月22日11:43 午前

      連続テレビ小説『エール』でヒロイン・音(二階堂ふみ)の妹・梅を演じている森七菜さん。

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、4月スタート予定のドラマにはスタートが延期になっているものも少なくありません。

ここでは、放送を開始した作品のなかで、これからの大ブレイクが期待される、キラッと光る若手女優を主に紹介していきたいと思います。

■“天気の子”が朝ドラに進出 ヒロイン・二階堂ふみさんの妹役・森七菜さん

まず4月からスタートした、窪田正孝さん主演の連続テレビ小説『エール』。本作でヒロイン・音(二階堂ふみ)の妹・梅を演じているのが森七菜さん。

 

昨年、人気ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で注目され、大ヒット映画『天気の子』でヒロインの声を演じブレイク。

その後も出演映画の公開が相次ぎ、今年公開の映画『ラストレター』でもヒロイン・松たか子さんの娘役と高校生時代の二役を演じ、さらに注目されました。

また同作品のキャンペーンのためバラエティ番組に出演する機会も多かったため、一躍お茶の間レベルに認知度が高まりました。

 

『エール』には4週目から本格的に登場。文学少女で、三姉妹の中でも特にしっかりものの梅をひょうひょうと演じ、これまでの作品とは違う新たな面を見せています。三姉妹のコミカルなやりとりも朝ドラの人気の一つとなっています。

 

そんな森さん、そのキャラクターや演技力からNHK作品に起用される機会も目立ち、これまで『やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる』(2018年)、『少年寅次郎』(2019年)などに出演し、いいお芝居を見せてくれました。数年後、今度はヒロインとして朝ドラ再登板も大いに期待できます。

 

なお森さんは、『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系)の第1話にもゲスト出演。吉田鋼太郎さん演じる上杉の娘で、女子大生の夏美役を演じました。

 

■浜崎あゆみさんがモデルの “アユ”役に抜擢された安斎カレンさん 本作で女優デビュー

 

人気歌手・浜崎あゆみさんのデビュー秘話や恋愛を描いたドキュメンタリー小説を原作とした、話題のドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)。本作で、主人公・アユ役に抜擢されたのが新人歌手の安斎カレンさんです。

 

デビュー前は有名アパレル店でカリスマ店員として働き、ファッション界では知られた存在だったという安斎さん。

昨年5月にデビューし、3枚のシングルを発表していますが、これまでメディアにはほとんど露出せず、演技も今回が初めてという、ちょっとミステリアスな存在です。

 

第1話では、芝居についてはまだまだ未熟な部分も見えましたが、それが逆にデビュー前の不安定な状況のアユの心情がリアルに表れていると評価する声もありました。

 

芸能界の内幕ものの作品で、新人歌手役にまったくの新人を起用するのは『傷だらけのラブソング』(2001年)で中島美嘉さんが主演に抜擢されたケースを思い出します。

特に今回は「浜崎あゆみ」という唯一無二のモデルがあるので、色が付いている既存の女優が演じるのは難しいものがあるので、そういう意味でまったくの新人が抜擢されるのは自然な流れなのかもしれません。

 

安斎さんの所属事務所は作品の舞台といわれる「エイベックス」。

この作品をきっかけに、歌手として、また女優として一推しで育てていくのではと想像できます。今後の彼女の展開にも要注目です。

 

そんな本作でアユの同級生・理沙役を演じているのが久保田紗友さん。

このコラムでは何度か紹介したことがありますが、今回はこれまでにあまりなかった、ちょっと意地悪な面も見せる役を演じています。

 

連続テレビ小説『べっぴんさん』をはじめ、その聡明なキャラクターと確かな演技力でNHK作品で起用される機会が多かった久保田さん。最近では映画『サヨナラまでの30分』でヒロイン役を務めたり、ドラマ『鈍色の箱の中で』(テレビ朝日)で主演し注目されました。持ち前の演技力で、演技初体験の安斎さんを支える存在としても期待されます。

 

巨大隕石の接近により、地球滅亡まであと半年に迫った東京を舞台にした、ユニークなホームドラマ『隕石家族』(東海テレビ/フジテレビ系)。

本作で主演・羽田美智子さんの次女・門倉結月役を演じるのが北香耶さん。子役からスタートし、これまで『バイプレイヤーズ』(テレビ東京系)など多くのドラマに出演。2018年には映画『ペンギン・ハイウェイ』で主人公の声を演じ注目されました。

そして2019年に出演したNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』では、主人公・金栗四三(中村勘九郎)が教鞭をとる女学校のメインの生徒・梶原役を演じ知名度を上げました。

 

関西ローカル作品では、関西ジャニーズJr.総出演で話題の、オムニバス・ラブストーリー『年下彼氏』(ABC)。

主人公を演じる関西ジャニーズJr.メンバーの一方、各話のヒロインにも、今後が楽しみな女優がほぼ毎回登場します。桜井日奈子さんや浅川梨奈さんといった実績のある若手のほか、「ミスセブンティーン2016」に選ばれ、最近では『シーブリーズ』のCMでも注目の田鍋梨々花さんなど今後のブレイク期待の若手女優もキャスティングされています。

 

今後放送分でも、岡本夏美さんなど実績のある女優のほか、昨年『4分間のマリーゴールド』(TBS系)で横浜流星さん演じる藍に積極的にアプローチする同級生役を演じた鈴木ゆうかさん、ガールズパフォーマンスグループ「東京パフォーマンスドール」のメンバーでもある高嶋菜七さん、多くのドラマ、映画など活躍する花坂椎南さんといった顔ぶれも控えています。

 

■『未満警察』など今後放送スタート作品にも楽しみなキャストが

 

中島健人さん(Sexy Zone)と平野紫耀さん(King & Prince)が主演の『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系)。

警察学校を舞台に、理論派、体力派のバディが、毎回新たな事件に巻き込まれ、学校の授業で得た知識を駆使して、リアルタイムで難事件を解決していく、新タイプの警察ドラマです。

 

本作で、警察学校の学生・鷹木真琴役を演じる傳谷英里香さん。

自身の髪を30cmカットし、13年ぶりのショートカットで臨んでいます。傳谷さんはアイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」のメンバーで、2018年にグループ解散後は主に女優活動を行なっています。昨年放送された『ランウェイ24』(ABC)で連ドラ初出演したほか、『世界・ふしぎ発見!』(TBS系)のミステリーハンターとしても活躍しています。

 

同じく警察学校の生徒・橘冬美役を演じる大幡しえりさん。

『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)にてヒロイン・ツクヨミ/仮面ライダーツクヨミ(声)役で一躍注目され、今年放送のドラマ『ホームルーム』(MBS)などに出演しています。

 

さらに同じく生徒役 の野原さやか役の竹内愛紗さん。

地元・福島にすごくかわいい子がいると聞きつけた事務所の社長にスカウトされデビューし、これまで『明日の約束』(カンテレ/フジテレビ系)、『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)など学園ドラマで注目されたほか、映画『十二人の死にたい子どもたち』でも印象に強く残る役柄を演じました。

本作の放送開始がとても楽しみです。

 

今年の4月クールはドラマ史上にないくらい、波乱に見舞われています。

今後の新型コロナの感染拡大の状況次第では、途中でいったん放送休止される作品がさらに増えたり、作品自体のこのクールでの放送を断念するものもあるかもしれません。

ドラマが制作されて放送される、これまで当たり前に思われていたことのありがたみを改めて実感しながら、ドラマを鑑賞したいものです。

文/田中裕幸

 

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