夢への道も時代で変わる!?女優のオーディション事情を変遷と共に追ってみた!

タレメreport2015年5月27日3:55 PM

新しい才能や人材を発掘したり、役どころに適した方を選出したりするオーディション。以前はテレビなどで盛んに「公開オーディション」が開催されていたので、ある程度の年齢の方からみたらどんなものなのかも想像が付きやすいのではないでしょうか?

制作会社オーディションがテレビ創生期のメイン

1950年代のテレビ界のスターといえば、松竹・大映・東映・日活・東宝などの映画会社のオーディション出身か劇団の出身。オーディションに受かると、端役からですが映画に出演、そのまま制作会社が製作するドラマなどに出演していました。

司会業やタレント業で有名な黒柳徹子さんは、NHKの専属女優として入局しています。当時はなんと6次オーディションまであったとのこと。そのオーディションを経てから、番組ごとのオーディションを受けてやっと役に辿りつく・・・というのは、今の「事務所所属のオーディション」「番組ごとのオーディション」と同じ流れですね。ただ違うのは、製作するのが社内ということで、実質は社内オーディションです。

公開オーディションで事務所選び

その後、タレントが所属し、その所属タレントをマネージメントする事務所が出てきます。現在主流のタレントプロダクションですね。ほとんどの人は事務所に所属し、マネージャーが仕事を取ったりスケジュールを管理します。

1970年代は公開オーディション番組全盛期。『スター誕生!』に素人が出演し、事務所が芸を見てスカウトするというスタイルです。タレント側からみれば、幅広い事務所のオーディションを一度に受けるのと同じで手間が省け、事務所側から見れば、番組が勝手に一次二次選考をやってくれるため手間が省け、自分の事務所に適したタレントを発掘できるという利点がありました。多くのタレントを輩出する一方、故・本田美奈子.さんや、田中美佐子さん、大江千里さん、徳永英明さんといった現在も活躍するような逸材を一次選考で落としてしまうなど、惜しいこともあったようです。

90年代のASAYANなど、公開オーディション番組の復活もありましたが、現在では大手オーディションやコンテストについて雑誌やテレビで途中経過を発表することはありますが、ほぼ公開されることはありません。テレビで「酷評」することが「差別発言」ととらえられるなどし、炎上や逆恨みなどのトラブルの可能性があることなどから、スポンサーが付きにくいのも理由の一つかもしれません。

バブル期のオーディション

以前は雑誌などで、一般人やタレントなど幅広く公募する映画・ドラマのオーディションも盛んにおこなわれていました。たとえば、映画『湘南爆走族』や『ビー・バップ・ハイスクール』では、新人タレントの織田裕二さん、江口洋介さんをオーディションで抜擢。仲村トオルさん、清水美沙さんは完全素人の状態から芸能界へデビューしました。

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現在のオーディション事情

現在は、役のオーディションで一般公募することは非常に少なくなっています。タレント事務所ごとのオーディション、もしくは雑誌のオーディションを経て、非公開の番組オーディションを受ける流れがほとんど。「あの女優さんみたいになりたい」と思う、あこがれのタレントさんを目指して事務所を受けることができます。有村架純さんもあこがれの戸田恵梨香さんの所属事務所のオーディションを受け、戸田さん主演ドラマの端役を経験して今のポジションを手にしました。あこがれの先輩の事務所ならば、同じような売り方をされる(可能性もある)ので、より自分の理想に近い状態を目指す事が出来るのかもしれません。

そして、現在最大手ともいえる事務所オーディションといえば1976年から開催されている「ホリプロタレントスカウトキャラバン」と1987年からの「全日本国民的美少女コンテスト」(オスカープロモーション)ではないでしょうか?

原石を探すホリプロタレントスカウトキャラバン

スカウトキャラバン開始時はさほど大手ではなかったホリプロですが、第一回グランプリの榊原郁恵さんが大人気になったことから、「擦れてない原石」を発掘というコンセプトで、現在もオーディションが続いています。

ドラマで一世を風靡し、ママタレとしても活躍中の堀ちえみさんや、実力派女優の佐藤仁美さん、女優だけではなくマルチタレントとしても活躍されている井森美幸さんや山瀬まみさん、平山あやさん、小島瑠璃子さん、主演女優として知名度の高い深田恭子さん、石原さとみさんなど、多方面で活躍するバラエティに富んだメンバーが特徴です。女優の佐藤仁美さんも、当初はアイドル方向の売り方でグラビアなどもあったそうですが、「女優一本でやる」と話し合い、女優として一段ずつステップアップしています。目指すべき方向をシフトできるのも大手の魅力でしょう。

美しさで勝負!国民的美少女コンテスト

オスカープロモーション所属の後藤久美子さんに次ぐ美少女を探す事を目的に開催された、美少女コンテスト。グランプリを逃しても事務所に所属できる可能性もあり、「あこがれのあの人のいるオスカーへ!」と望む美少女たちがこぞって参加するコンテスト型オーディションです。最終選考に残ったグラビアアイドルの中村静香さんも所属していますし、予選敗退した剛力彩芽さんが会場で関係者にスカウトされ、同年のグランプリや本選出場者よりも活躍していることはみなさんご存じのとおりです。

グランプリに関しては、「これから」よりも「現在の美しさ」が重要。あの武井咲さんが、第10回では書類選考で落選。第11回でもグランプリを逃していたなんて、今では考えられませんよね。剛力さんのように「これから」を感じたらスカウトされますし、原幹恵さんのように「グラビア賞」という新しい賞を設けられ受賞する方もいます。

オスカーの出世頭である、上戸彩さんと米倉涼子さんも審査員特別賞。あくまで「グランプリは今一番の美少女」。そのスタンスを崩さないのが素晴らしいですね。

男性向けコンテスト「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でも最終選考者の大勢が事務所に所属して活躍されています。ASAYANのモーニング娘。さんしかり、グランプリを逃しても光るものがあり、努力を続け邁進すればおのずと道は開けるのかもしれません。

文/藤原ゆうこ

 

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