大原櫻子、デビュー5周年でさらに研ぎ澄まされた“二刀流”

タレメreport2019年9月30日2:01 PM

2013年に映画のヒロインと劇中バンドで、女優と歌手の二刀流デビューした大原櫻子さん。デビュー5周年を経過し、歌手としても、女優としても、ますますその魅力を発揮し、なお根強い人気を誇っています。

大原さんが多くの音楽ファンや視聴者から支持される素を考えます。

■2013年に約5000人の中から選ばれ映画ヒロインと劇中バンドでデビュー

大原さんは17歳のとき、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン・理子役のオーディションに応募、約5000人の中から選ばれ2013年に本格デビュー。

さらに劇中のバンド・MUSH&Co.(マッシュ・アンド・コー)のボーカルとして、シングル『明日も』でアーティストとしてもデビューを果たしました。

そして翌年1stシングル『サンキュー。』で“大原櫻子”名義でソロデビュー。2015年、第93回全国高等学校サッカー選手権大会の応援歌となった2ndシングル『瞳』がスマッシュヒット、大原さんの歌手としての知名度がぐんと上がり、同年末には『瞳』で「第66回NHK紅白歌合戦」に初出場しています。

 

一方女優としても、2014年にドラマ『水球ヤンキース』(フジテレビ系)で本格的に連ドラレギュラー出演、2016年には『地球ゴージャスプロデュース公演Vol.14「The Love Bugs」』で舞台デビューしました。

以降、ミュージカル女優としても順調にキャリアを重ね、2017年にはミュージカル『Little Voice リトル・ヴォイス』で舞台初主演を果たしました。

 

そして今年公開された映画『あの日のオルガン』では戸田恵梨香さんとともにW主演を果たし、高い評価を得るなど、ドラマ、映画、舞台とマルチに女優活動を展開しています。

 

■スターのオーラを完全に消した役作り 『なつぞら』の“天陽・嫁”役が視聴者から好感

 

大原さんは今年歌手としてメモリアルイヤー。

3月にはデビュー5周年記念ベストアルバム『CAM ON!~5th Anniversary Best~』を発売。5月からは、5周年記念ツアー『大原櫻子 5th Anniversary コンサート「CAM-ON! ~FROM NOW ON!~」』を開催しました。

 

歌手としてはこれまで、ギターの弾き語りで歌うイメージや、歌をじっくり聴かせる印象が強い大原さんですが、今回のツアーではダンスパフォーマンスがクローズアップされた曲も。ダンスは長年にわたるレッスンを積んできたもので、本ツアーでは見事なステージングを見せました。

ダンスは今後のアーティスト活動の中でも取り入れていきそうで、さらにパフォーマンスの幅が広がっていくことが期待できます。

 

一方女優としては、今年はNHK連続テレビ小説『なつぞら』への出演が話題に。吉沢亮さん演じる人気キャラクター“天陽”の妻・山田靖枝役を演じました。

 

アーティスト・大原櫻子のオーラを完全に消し、気立てが良く、一歩下がって夫を励ます“昭和の農家の嫁”役になりきっていました。物語の展開的に、天陽はヒロイン・なつ(広瀬すず)と恋人同士になるのでは、なってほしい…という空気の中で登場した靖枝でしたが、大原さん演じる靖枝を観た視聴者から、反感を買うこともなく「天陽くんのお嫁さん、この子ならいい」と支持を得ました。

 

また今月まで放送された、大原さん初の連ドラ主演作となった『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』(テレビ東京系)ではコミカルな芝居で、新たな面を見せてくれました。

大原さん演じる羽衣は、誰かに水をかけられると過去にタイムスリップし、また自分で水をかけて戻ってくることができるという特殊な能力を持った女性です。

 

大原さんといえばデビュー以来、愛らしいルックスとキャラクターを持ちながら、アーティストイメージ的にも楽曲的にも、また女優として出演する作品でも、アイドル的に見える露出は抑えられてきた印象です。

インタビュー稼働も音楽雑誌や本格的な映画・演劇雑誌中心だったり。その路線はこの先も変わらないと思いますが、『びしょ濡れ探偵〜』では、そんな大原さんのアイドル的な面も存分に観ることができました。

 

■大人の表現者として、各分野、さまざまなジャンルで成長を続ける

 

大原さんの演技を見ていると、表現力豊かなことはもちろん、いつも全力で、体当たりで役になりきる姿勢が伝わってきます。

『なつぞら』で夫・天陽が亡くなるときには、顔がぐちゃぐちゃになるくらい、悲しみを表現していたのが印象的でした。自分が画面で美しく見えるかどうかよりも、その役の人生を生きることが第一ということなのでしょう。

 

一方、『びしょ濡れ探偵 水野羽衣』では、コミカルな作品なので、大声で叫んだり、ちょっと情けないトホホな表情を見せたり、オーバーめの感情表現が印象的で、『なつぞら』とは真逆の面を見せてくれました。

作品の見せ場の一つで、毎回必ず水をぶっかけられ、びしょ濡れになるシーンにも果敢に挑んでいました。

 

また歌手としては、伸びやかでみずみずしい歌声はそのままに、大人のシンガーとしての豊かな表現力を発揮するようになったと感じます。

さらにダンスへの挑戦や、カバー曲を採り入れるなど、これまでのイメージにとらわれることなく、表現者としてますます進化を見せています。そんな、女優活動と歌手活動の両輪をバランスよく行うことで、その相乗効果から表現力がますます向上してきているのではと思います。

 

なお、大原さんが今年行った5周年ツアーの「LIVE Blu-ray&DVD大原櫻子 5th Anniversary コンサート「CAM-ON! ~FROM NOW ON!~」が9月25日にDVD、Blu-rayとして発売になりました。ツアー公演を見られなかったファン、しばらく大原さんの音楽から離れていたという人にもぜひおススメしたい一作です。

文/田中裕幸

 

 

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