「第33回日本映画批評家大賞」

#磯村勇斗#新垣結衣#東出昌大#筒井真理子#松尾貴史

エンタメNEWS2024年4月10日12:00 PM

「第33回日本映画批評家大賞」各タイトル・受賞者発表

 2023年公開の日本映画作品を対象とする「第33回日本映画批評家大賞」の各タイトル・受賞者が発表された。最も優れた映画作品におくられる作品賞は塚本晋也監督(※塚=旧字体)の『ほかげ』。監督賞は『波紋』の荻上直子が受賞し、主演男優賞は東出昌大(『Winny』)、主演女優賞は筒井真理子(『波紋』)、助演男優賞は磯村勇斗(『月』)、助演女優賞は新垣結衣(『正欲』)が受賞した。一覧は下段に掲載。

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 各「新人賞」には、金子由里奈監督(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)、工藤将亮監督(『遠いところ』)、アフロ(『さよなら ほやマン』)、黒崎煌代(『さよなら ほやマン』)、花瀬琴音(『遠いところ』)らが選ばれた。

 卓越した映画技術が光った各「技術賞」、作品・個人のみならず映画に貢献する映画事業から劇場や文化拠点まで幅広く授与対象とする「特別賞」、往年の功績を称えるとともに、さらなる活躍を期待する「ゴールデン・グローリー賞」、「ダイヤモンド大賞」など、17賞が19組に授与される。

 同映画賞は、1991年に水野晴郎さん(故人)が発起人となり、淀川長治さん(故人)、小森和子さん(故人)といった当時第一線で活躍した映画批評家たちによって設立された、映画人が映画人に贈る賞。

 女流映画評論家の第一人者である南俊子賞(新人男優賞)、小森和子賞(新人女優賞)、編集技師の名匠・浦岡敬一賞(編集賞)、北九州市の映画・芸能資料館設立者である松永武氏の名前を冠した松永文庫賞(特別賞)、日本映画の伝道師・水野晴郎賞(ゴールデン・グローリー賞)、日本映画批評家界の巨匠・淀川長治賞(ダイヤモンド大賞)など、賞タイトルに名前を冠し、映画を愛し貢献した映画人を表敬している。

 授賞式は5月22日に東京国際フォーラム(ホールC)で開催。メイン司会は松尾貴史が務める。授賞式の観覧チケットは、本日正午より販売。

■「第33回日本映画批評家大賞」受賞一覧

作品賞:『ほかげ』(監督:塚本晋也)
監督賞:荻上直子(『波紋』)
主演男優賞:東出昌大(『Winny』)
主演女優賞:筒井真理子(『波紋』)
助演男優賞:磯村勇斗(『月』)
助演女優賞:新垣結衣(『正欲』)

ドキュメンタリー賞: 『ライフ・イズ・クライミング!』(監督:中原想吉)
アニメーション作品賞:映画『窓ぎわのトットちゃん』(監督:八鍬新之介)

新人監督賞:金子由里奈(『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』)
新人監督賞:工藤将亮(『遠いところ』)
新人男優賞(南俊子賞):アフロ(『さよなら ほやマン』)
新人男優賞(南俊子賞):黒崎煌代(『さよなら ほやマン』)
新人女優賞(小森和子賞):花瀬琴音(『遠いところ』)

脚本賞:上田誠(『リバー、流れないでよ』)
編集賞(浦岡敬一賞):今井大介(『#マンホール』)
撮影賞:芦澤明子(『スイート・マイホーム』)

松永文庫賞(特別賞):八丁座
ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞):木野花(『バカ塗りの娘』)
ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):小林薫(『バカ塗りの娘』)

#新垣結衣#磯村勇斗#東出昌大#松尾貴史#筒井真理子

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映画

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