「黒百合」泉鏡花の長編小説を初の舞台化!
公演・公開情報2026年2月10日3:49 PM

泉鏡花の長編小説「黒百合」を初の舞台化!
◆あらすじ
明治後期、越中・立山の地。
県知事の令嬢・勇美子(土居志央梨)は、屋敷に出入りする花売り娘・雪(岡本夏美)に、仙人か神しか見たことがないと語られる幻の花「黒百合」を採ってくるよう命じる。黒百合は、足を踏み入れるだけで暴風雨が起こると恐れられる「魔所」の滝のそばに咲くといわれていた。
雪は盲目の恋人・拓(白石隼也)の目を治す金のため、その危険な依頼を受ける。
一方、幼くして母を亡くし浅草で孤児として育った滝太郎(木村達成)は、突然現れた男に華族の血を引くことを告げられ、富山の子爵家・千破矢家に連れられる。若様として育てられ侠気ある青年となるが、生まれつきの手癖の悪さは消えず、盗賊稼業から足を洗えない裏の顔も抱えていた。
ある日、県知事邸で雪を目にした滝太郎は一瞬で心を奪われる。雪に迫る男たちを懲らしめるなか、自らも黒百合採りに挑む決意を固める。その背景には、幼少期から滝太郎を知る盗人・お兼(村岡希美)から「お前の盗みはゴミを漁る犬のよう」と言われ、真の盗賊なら人知を超えたものを盗みたいという思いが募るようになっていたことがあった。
雪は拓に献身的に尽くすが、拓は甘えることを恐れ、敢えて彼女を突き放してしまう。彼もまた、胸の内に秘めた事情を抱えている。隣家の荒物屋の婆さん(白石加代子)は、そんな二人を優しく見守り続けていた。
滝太郎が“大盗賊”へと成長してゆく軌跡を縦軸に、滝太郎・雪・拓の奇妙な三角関係、さらに勇美子が手元で愛でるモウセンゴケ(食虫植物)の内に広がる、夢とも現実ともつかない異界が重なり合う。冒険譚、恋愛譚、怪異譚……数多の物語が交錯しながら、鏡花文学ならではの幻想的な人間模様が浮かび上がる。
◆原作
泉鏡花
◆演出
杉原邦生
◆出演
木村達成 土居志央梨 岡本夏美 白石隼也
村岡希美 田中佑弥 新名基浩 猪俣三四郎
内田靖子 鈴木菜々 佐藤俊彦
大西多摩恵 外山誠二 白石加代子
◆日程・会場・チケット
2026年2月4日(水)~2月22日(日)
・世田谷パブリックシアター
<チケット価格(税込)>
一般:
S席 9,500円/A席 8,500円/B席 6,000円
詳細は公式HPにてご確認ください。
公式HP:https://kunio.me/stage/kuroyuri/




