『弱虫ペダル展』開幕に作者喜び

#サンシャイン

エンタメNEWS2024年3月28日4:56 PM

『超!弱虫ペダル展』囲み取材に登場した渡辺航氏 (C)ORICON NewS inc.

 人気自転車ロードレース漫画『弱虫ペダル』の展覧会『~連載15周年突破記念~超!弱虫ペダル展』の内覧会が28日、東京・池袋サンシャインシティ ホールAで行われ、作者・渡辺航氏が報道陣の取材に応じた。

【写真】じっくり見たい!総北&箱学メンバーらの部員証

 『~連載15周年突破記念~超!弱虫ペダル展』は、あす29日から4月21日まで、池袋サンシャインシティ 展示ホールAで開催。200点を超える貴重な原画、「巨大御堂筋くん」をはじめとする数々の展示物、製作物、本展覧会記念グッズが用意される。

 掲出される原画は計214点。展示エリアは主人公・小野田坂道の高校1~3年までの歩みを追体験するように構成され、随所に作中に登場したコースのジオラマや、本展のために描き下ろされたキャラクターの等身大パネル、印象的なシーンになりきって写真を撮ることができるフォトスポットなどが用意されている。

 渡辺氏は「これだけの規模で原画展示をやらせていただくのは初めてなのですごくありがたい」と喜びを噛み締めつつ、アナログ手法で描いているからこそ「原稿を手渡ししたら実物を見る機会はもうない。初期の頃の原稿はそれこそ16年ぶりに見たわけで、当時はこんな風に塗っていたんだな…と、自分が描いてきた“道”を見られた」としみじみ語った。

 後半エリアには、クラウドファンディング達成率530%超の1600万円を記録した「巨大御堂筋くん」も展示。これは作中に登場する京都伏見高校のエース・御堂筋翔の像で、同展の開催に先立って行われたクラウドファンディングプロジェクト「『超!弱虫ペダル展』に巨大御堂筋くんを召喚しよう!!」で実現した。作中と同様に、箱根学園(ハエ)と総北(ベンジョバエ)として御堂筋に追いかけられる恐怖やプレッシャーを体験できる“バエ(映え)スポット”になっている。

 ジオラマやフォトスポットについても「遊び心のあるアトラクション的な部分もあって、コーナーを曲がるたびに違う景色が見られる」と絶賛し、「『ペダル』の世界を感じられる、ロードレースそのものと言える展覧会だなと思いながらゴールゲートをくぐりました」と笑顔を見せた。

 『弱虫ペダル』は、「週刊少年チャンピオン」で2008年より連載を開始した自転車競技を題材とした本格スポーツ漫画。主人公の小野田坂道は、アニメとゲームを愛する「オタク」。千葉県立総北高校に入学した坂道が同級生から自転車レースを挑まれ、自転車の楽しさと競技に目覚めていく…。運動音痴で未経験者である坂道が、人類最速と言われるロードバイクの楽しさと自身の可能性を見出し、成長していく物語で現在、坂道は総北高校3年生となり、自転車競技部のキャプテンとなっている。『週刊少年チャンピオン』12号(2月22日発売)より、最後のインターハイが開幕した。

 全87巻まで発行された単行本は累計3000万部を突破し、2012年には舞台化、2013年にはテレビアニメ化され、5期まで放送。2016年に実写ドラマ化、2020年には実写映画化されるなど、さまざまなメディアミックス展開が行われている。

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カテゴリ

アニメ

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