ラッコ飼育係にカスハラ、館が対策

エンタメNEWS2025年10月16日12:44 PM

鳥羽水族館、ライブカメラ一部変更の発表

 三重県鳥羽市の鳥羽水族館は15日、公式サイトにて、ラッコ水槽のライブカメラについて、動画配信方法の一部変更を説明。一部従業員に対するカスタマーハラスメントを確認したと報告した。

【画像】鳥羽水族館の人気者、ラッコのメイちゃん&慈愛に満ちたおじさんの眼差し

 発表で「この度、視聴者の方々が安心して動画をお楽しみいただける環境を維持するため、また、関係者(飼育係)のプライバシーおよび安全を守るため、誠に恐縮ながら動画の配信方法を一部変更させていただきます」と説明した。

 変更内容について「給餌中、動画に映り込む飼育係の姿を、すべてモザイク処理し、個人が特定できないようにいたします」と発表。

 理由について「これまで、ラッコたちと飼育係とのトレーニングやコミュニケーションも動画の魅力の一つとしてご覧いただいておりましたが、一部当社の従業員に対する過度な言動や不適切な問い合わせを確認しています」とし、「これにはカスタマーハラスメントに該当すると判断される事例も含まれており、個人の尊厳と安全を脅かすものです」と報告。「この問題を踏まえ、スタッフのプライバシーと安全、そして心身の健康を守ることを考え、やむを得ず今回の対応を取ることにいたしました」とつづった。

 さらに「今後も、動画を通じてラッコたちの姿をお届けするという基本方針は変わりません。今回の変更は、視聴者の方々とスタッフ双方にとって、安全で健全なコミュニティを維持するための判断であることを、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます」と呼びかけ。

 「ラッコたちへの温かいご声援は、引き続きスタッフ一同の励みとなります。皆様からの変わらぬ応援を心よりお待ちしております。これからも『鳥羽水族館ラッコ水槽ライブ配信』をよろしくお願いいたします」と締めくくった。

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