“先輩”に花嫁衣裳を作った結果…

#シンプル

エンタメNEWS2026年1月14日7:50 AM

仮布でウエディングドレスの試作品を作るRionさん。仕上がりは…?

 高校時代に憧れていた2つ年上の美しい先輩。そんな先輩のためにウエディングドレスを仕立てたオーダーメイド作家の仕事ぶりに大きな反響があり、「愛がこもりすぎてて、涙出た」「こんなドレス貰ったら結婚式より先に泣いちゃう!」「魔法使いみたい...すばらしい」などのコメントが寄せられている。オーダーメイドブランド「VE(Ville des Etoiles/ヴィルデゼトワール)」を運営するRionさん(@____noir.o0)に話を聞いた。

【写真】“憧れの先輩”に作った花嫁衣裳、完成形は…?

■デザイン・装飾・生地までこだわり抜いた、世界にたった1つのドレスたち

――投稿「高校の先輩にウエディングドレス作ってみた」「カラードレス作ってみた」に合計490万再生を超える大きな反響があり、「デザインから何まで素敵すぎる」「魔法使いにしかみえない」「鳥肌立った」など称賛する声が相次ぎました。

「身に余るコメントを数多くいただき、本当に嬉しく思っております。実は反響が大きかったぶん、否定的なコメントも頂くかもしれない…と勝手に少し身構えていたのですが、そういったものは一切なくって。コメント全体が優しい空気に包まれており、とても心が温まりました」

――投稿では『憧れだった先輩に、自分が作ったウエディングドレスを着てもらえる日がくるとは』とコメントされていました。お2人のご関係やドレスを制作することになった経緯についてうかがえますか?

「今回、2着のドレスをオーダーしてくださったのは、同じ高校に通っていた2つ年上の先輩です。高校生の頃から本当にお綺麗な方で、雰囲気も凄く大人っぽく、当時の私にとってキラキラした憧れの存在でした。卒業後、学部は違ったものの偶然大学が一緒になり、SNSで時折連絡を取り合っていたところ、先輩から『ドレスを作ってくれないかな?』とお声をかけて頂けたんです。もちろんすぐに『お引き受けします!』と返事をしました。とっても嬉しかったことを今でも覚えております」

――素敵な縁から生まれた2つのドレスだったのですね。デザインするにあたり、こだわったポイントを教えてください。

「シンプルすぎず、程よくデザイン性のある1着にしたことです。ご希望のイメージとご予算をお伺いして、ご要望を取り入れつつ、先輩のお顔立ちやスタイルが引き立つようなドレスを提案しました。胸元に大きなリボンを付けたウエディングドレスは、スカート部分の装飾を控えてシンプルに、スカートに大きなフリルを縫い付けたカラードレスは、身頃の部分をすっきりとした形に。そんな風に全体のバランスを考えながらデザインをしています」

――苦労した点はどこでしょうか?

「苦労したのはサイズ合わせですね。数ミリの誤差が大きな変化をもたらすため、慎重に縫製を進めていきました。また、ウェディングドレスのスカート装飾もなかなかの曲者で…。生地の字の目の影響からか、なかなか全体的に綺麗なウェーブ感を作り出すことができず、タックの量で調整したり、ホースヘアを使用したりと工夫を凝らしました」

――深い青色をしたカラードレスもとても美しかったです。

「カラードレスは生地選びにこだわっており、先輩のご要望に近いブルーを再現するために2色のチュールを使用しました。なかでも、スカート部分に縫い付けられている大きなフリルに使った生地は、なかなか『これだ!』と思えるものに出会えず、生地屋さんを何店舗もまわって探し当てた思い入れのあるものです」

■「たくさん提案させて欲しい」ブランド運営で大切にしている想いやこだわりとは

――これまで、さまざまなドレスを手掛けてきたRionさんが、ドレス作りにおいて大事だと思うことはなんでしょうか?

「個人的に大事にしていることは、生地選びです。ドレスでよく使われる『サテン地』ひとつとっても、厚いもの、薄いもの、光沢感が強いもの、マットな質感なもの、ストレッチが効いたものなど、たくさんの種類があります。どの生地を選定するかによって仕上がりが大きく変わるため、お客さまが頭の中で描いているイメージとかけ離れることがないよう、慎重に選ぶ必要があるんです。これはドレス作りだけではなく、お洋服を制作する際にも大事にしていることですね」

――今回の投稿への反響で「作ってほしい」という声も多数あがっています。ご自身が手掛けるオーダーメイドブランド「VE(Ville des Etoiles)」を運営するうえで大切にしていること、こだわりなどをお聞かせください。

「大切にしていることの1つは、お客さまが要望を伝えやすくなるような空気作りです。自分自身、相手の表情やちょっとした言葉遣い、声のトーンなどが気になって、言いたいことが言えない、言いにくいなと感じることが稀にあるんです。そういった雰囲気にならないよう、言葉遣いや話し方に細心の注意をはらい、ちょうどいい距離感で打ち合わせや点検を進めていくように心がけています」

――そもそも自分に似合うものが分からない…と悩まれる方もいらっしゃると思うので、要望を伝えやすい空気感は大事そうです。

「2つ目は、まさにそこに関係してくる話で、ご要望を大事にしながらも、お客さまがより一層素敵に見えるようなデザインをしっかり提案することなんです。デザインを決める際は、基本的にお客さまのご要望を第一に話しを進めていきます。しかし、悩まれている場合、そのデザインで生まれる雰囲気、カラーから受ける印象、お客さまのパーソナルカラーや骨格なども参考に、私目線からのアドバイスをしっかりお伝えするようにしています」

――客観的な意見を貰いながら、自分に似合うものを模索できるということですね。

「ぜひ、お客さまが『これがベストなデザインと色味だ!』と完全に思えるまで、たくさんご提案させてください。パターン作りや縫製を中国の会社に依頼しているオーダーメイドブランドもありますが、私のブランドでは全ての工程を自社で行っているため、制作途中でデザインをご確認いただくことも出来ます。しっかりサポートしながら制作を進めていきますので、オーダーメイドが初めてという方も安心してお任せ頂けたらと思います」

――最後に、今後の展望についてお聞かせください。

「来年からオンライン販売をスタートする予定なので、オーダーの制作も頑張りつつ、オンライン販売にも力を入れていきたいなと考えています。また、アトリエ兼ショップという店舗を持つことが夢なので、その実現に向けて、少しずつブランドを大きくしていけたら良いなと思っております!」

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