初代1位 オードリー【TOP10掲載】

#アンテナ#ナインティナイン#日村勇紀#RICO#サンドウィッチマン

エンタメNEWS2025年8月26日7:30 AM

オリコン『2025年 好きなラジオパーソナリティー(芸人編)』1位のオードリー (C)ORICON NewS inc.

 1925年3月22日、現在のNHKがラジオ放送をスタートさせて100年。ORICON NEWSでは、節目の年でもある今年から『好きなラジオパーソナリティーランキング』を新設。今年度は「アーティスト・俳優編」と「芸人編」というカテゴリに分け、調査を行った。先週19日に発表した「アーティスト・俳優編」に続き、本日発表の「芸人編」では、2009年10月にスタートして以降、土曜深夜のリスナー「リトルトゥース」たちの心をガッチリとつかみ、2024年には東京ドームでのイベントを大成功させた【オードリー】が1位に輝いた。

【ランキング表】TOP10に人気芸人がめじろ押し『2025年 好きなラジオパーソナリティーランキング(芸人)』ランキング

■オードリーが圧倒的な強さを見せ、新設ランキングの”初代1位”に

 新設ランキングの「芸人編」“初代1位”に輝いたのは、ラジオ界の歴史に名を刻む活躍を見せている【オードリー】。2009年10月から土曜深夜1時に『オードリーのオールナイトニッポン』をスタートさせて以降、着実に人気を集め、19年には日本武道館でライブイベント『オードリーのオールナイトニッポン 10周年全国ツアー in 日本武道館』を開催。360度が観客席となった会場には1万2000人、そして全国41の映画館で行われた生中継「ライブビューイング」に1万人のファンが駆けつけた。

 さらに2024年2月18日には『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を成功させ、5万3000人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計15万6707人が熱狂。「ラジオをカルチャーとして進化させる社会現象を生み出して」いるとの理由から、2人が『第61回ギャラクシー賞』DJパーソナリティー賞に輝く快挙も達成した。さらには「コメディショー(ハイブリッドビューイング)のチケット販売数の最多記録」としてギネス世界記録にも認定されるなど、「Tomorrow Never Knows」ばりに“とどまることを知らない”快進撃を続けてきた。

 若林正恭は、東京ドーム公演のラストに「我々はいつも土曜深夜1時にしゃべり続けていくので、気が向いたらまた聞いてください」と呼びかけていたが、土曜の深夜1時になれば、今の【オードリー】の“FIRST TAKE”を楽しむことができる。6月には放送800回を迎え、9月には「オードリーのオールナイトニッポン通常回inうまんそーれ沖縄」と題したイベントを行うなど、“地に足付け 頭雲抜け、前に前に前に”進んでいる。

 10歳ごとに区切った年代別ランキングでは、20代から50代まですべて1位に輝く、圧トゥー的な結果に。ユーザーからは「先日放送800回を迎え、武道館や東京ドームを満員にするリトルトゥースなるリスナーがおり、毎回30分前後のフリートークを2人がするストロングスタイルが好きで、毎週欠かさず聴いてるから」(東京都/40代/女性)、「話す内容や言葉の選び方が上手だと思う。ユーモアにあふれつつ品位がある。誰かを卑下したり、見下したりしないので、とても好感がもてる」(静岡県/40代/女性)、「二人のトーク掛け合いが本当に面白く、ラジオだと春日さんが若林さんにツッコんだりするところも面白い。春日さんの作文や歌など話の途中で巻き起こる面白さが良い」(埼玉県/30代/男性)などといった評価が寄せられた。

■“好感度高い芸人”の2組がTOP3入り

 2位に輝いたのは、ニッポン放送で毎週土曜午後1時から『サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー』を担当している【サンドウィッチマン】。好感度抜群の2人によるオープニングトークはもちろん、伊達みきおの独断と偏見による選曲が光る「みきフェス」などの企画もあり、人気を博している。俳優の松たか子もリスナーであることを明かすなど、業界内での注目度も高い。

 ユーザーからは「宮城のアンテナショップがなくなりそうだという問題や、伊達家ゆかりの茶室再建など、話題に出すことで世間の注目が集まり解決につながってる。良い方向へ影響力があるのがすごい。二人のトークも面白い」(宮城県/40代/女性)、「2人のイチャイチャな掛け合いが最高に楽しい。一生、どっちが食べすぎてるかで揉めててほしい」(茨城県/20代/女性)、「サンドウィッチマンの掛け合いが好き。何げなく会話してる感じが聴いてるこっちも変に構えずにいられる」(大阪府/30代/男性)との声が寄せられた。

 3位は、TBSラジオで毎週金曜深夜1時から『金曜JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』を担当している【バナナマン】。2007年4月に月曜深夜3時からの枠でスタートしてから、10年4月からは金曜深夜1時に移行し、放送時間も拡大。“カイザー”設楽統と、それに翻ろうされる日村勇紀によるトークはもちろん、曲対決を始めとした珠玉のコーナー、誕生日をめぐるサプライズなど、多岐にわたる魅力がある。

 ユーザーからは「設楽さんの独特な切り口とか、日村さんのちょっと変わってる部分などを聞くのが面白い。ときどきゲストが出る回も楽しいです」(北海道/40代/女性)、「バナナマンと(放送作家の)オークラさん含めてのバナナムーン、毎年恒例の日村さんの誕生日企画楽しみにしてます」(茨城県/50代/女性)、「毎年同じようなことをやってるけど飽きることのないトークやハプニングが面白いから。それだけ技術があると思うから」(東京都/30代/男性)などといった感想が寄せられた。

■4、5位にはラジオ界の“レジェンド”がランクイン

 4位に輝いたのは“ラジオの帝王”とも称される【伊集院光】。1987年に放送されたニッポン放送のオーディション番組『激突!あごはずしショー』で優勝し、88年に同局『オールナイトニッポン』のパーソナリティーに抜てき。88年10月から水曜2部、90年4月から9月まで金曜2部を担当した。当時は落語家という本業を隠し、オペラ漫談をやる“ギャグオペラ歌手”として出演していた。

 番組の企画、架空アイドル「芳賀ゆい」は当初はハガキネタコーナーであったが、アイデアがふくらむうちに偶像が実体化。CDデビューを飾り、写真集発売や握手会も行われるなど、社会現象となった。91年から95年まで『伊集院光のOh!デカナイト』を担当した後、同年10月からTBSラジオ『深夜の馬鹿力』を開始。同局では、朝の帯番組も担当したが、23年からはニッポン放送『伊集院光のタネ』も担当している。

 ユーザーからは「もう20年以上、毎週のお楽しみです。表現力が豊かで、聞いていると『こういう言い方もできるのか!』と感心することもある、馬鹿話中心ながら感心させられます」(東京都/40代/男性)、「テレビとは別人として楽しんでいる。やりたい放題ながらアウトなトークは絶対しない、まさにラジオの帝王」(北海道/50代/男性)、「学生時代から聴いていて、深夜ラジオと言えば『深夜の馬鹿力』大好き」(北海道/30代/女性)などの感想が寄せられた。

 5位に輝いたのは、伊集院同様、長きにわたって深夜ラジオを届けているレジェンド【ナインティナイン】。1994年4月にニッポン放送の月曜深夜3時で『オールナイトニッポン』をスタートさせ、同年7月から99年3月末まで木曜深夜1時を担当、その後半年間は木曜午後10時枠を務めていたが、99年10月から2014年までは木曜深夜1時。岡村隆史単独での期間を経て、2020年からは再びコンビで担当している。岡村の独断と偏見で決定する「岡-1グランプリ」をはじめとした、リスナーの心をくすぐる企画、各コーナーに送られてくるリスナーの珠玉のネタ、年に一度、横浜アリーナで行っている『歌謡祭』など、多彩な入口でラジオの魅力を発信している。

 ユーザーからは「ナイナイは青春時代に好きだったから。そのままずっと聞いてる」(宮城県/40代/男性)、「十数年聞き続けているが飽きない面白さがある」(千葉県/30代/女性)、「長年聞いているパーソナリティーだから」(広島県/40代/男性)などの声が寄せられた。

■”朝の顔”のイメージもある山里亮太が「好きなラジオパーソナリティー」でもTOP10入り

 6位以下に目を向けてみると、10位には【山里亮太(南海キャンディーズ)】がランクイン。2010年4月にTBSラジオで深夜1時から『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』をスタートさせ、リスナーからは「ボス」の愛称で親しまれてきた。2019年6月、俳優の蒼井優との結婚を発表した直後の放送では、涙ながらにリスナーへの感謝を伝えていた。

 「自分って、たぶんこう人に対しての恨みつらみとか、そういうのでしか笑いを取れないんじゃないかっていう恐怖があったけど、こうやってきょうとか、リスナーが節目の時に『そんなことない。そんなのでオレたちはついてきているんじゃないぞ』っていうことを言ってくれたおかげで、その声が聞こえて、好きな人ができた時に結婚しようという選択肢ができました。本当にみなさんのおかげでいろんな夢がかなっています。なので、これからの『不毛な議論』、こんな奴ですけど、みなさんにいろんな思い、まだまだ怒りとかぶつけたい思いはいろいろあるので、ここで皆さんと頑張っていきたいと思います。そして、僕と結婚してくれた蒼井優さんに感謝しながら、もっともっと精進しますので、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」

 その後、蒼井との間に第1子をもうけ、2025年8月にはラジオ放送800回を迎えるなど、パパになってからも変わらず深夜ラジオを届けている山里。ユーザーからは「テレビで見るのとは少し雰囲気が違った、よりディープな雰囲気が出ているので、こちらの方が実際の山里に近いのかなと思えて面白い」(大阪府/40代/男性)、「面白いし、リスナーへのリスペクトがある」(愛媛県/50代/男性)、「聞いていて楽しい」(神奈川県/50代/女性)などの感想が寄せられた。

【調査概要】
調査時期:2025年7月3日(木)~7月11日(金)
調査対象:現在、ラジオを視聴している1000人(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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#ナインティナイン#松たか子#オードリー#ストロングスタイル#バナナマン

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