南野陽子、神戸松蔭大学客員教授に
エンタメNEWS2025年6月3日8:51 AM
神戸松蔭大客員教授に就任した南野陽子
俳優で歌手の南野陽子が、神戸松蔭大学(神戸市灘区)の客員教授に就任し、6月2日に行われた就任調印式に出席した。
【写真】神戸松蔭大客員教授に就任した南野陽子と徳山孝子学長
南野は「このたび客員教授という大変な役割をいただきまして、とても緊張しています。皆さんは『私に何ができるんだ』と思われていると思います。私もそう思います」と率直な思いを語りつつ「生徒さんたちより、私の方が学ぶことが多いかもしれない」と笑顔を見せた。
兵庫県伊丹市出身の南野は、同大学系列の松蔭中学・高校に高校2年まで在籍。芸能活動に専念するために上京したが、「芸能界に入っていなければ、ここに通っていたかもしれない」と、深い“縁”を語った。
神戸松蔭大学は、2024年4月に文学部英語学科をグローバルコミュニケーション学科に名称変更し、多文化理解の深化を掲げる教育方針を強化。南野は、2023年に日カンボジア友好70周年の親善大使を務めた経験を活かし、グローバルな視点での講演活動を行う予定。
講演は年に1回から2回程度を予定しており、テーマはメディア社会や多文化理解。南野は「おばさんの自慢話と反省点も含めて、何か伝えられることがあれば」と話し、40年にわたる芸能活動の中で得た経験を学生たちに共有していく構えだ。「人とのつながりがすべてだった」とも振り返り、「何がきっかけになるかわからない」と若者たちへのエールを送った。
1月には阪神・淡路大震災の復興イベントで神戸・長田区を訪れたことにも触れ、「海も山も近くて、ハイカラな街。神戸は私にとってぜいたくな時間を過ごした特別な場所」と語った。神戸への深い愛着から客員教授の打診を即座に快諾したといい、「芸能の仕事をもう少し続けながら、いずれ地元に帰るのもいいかなと思えるぐらい大切な場所」と力を込めた。
徳山孝子学長は、南野との出会いを「今年1月の復興イベント」と明かし、「そのときに『松蔭は共学になるんですね』とお声をかけてくださった。その一言がとても温かかった」と話した。徳山学長から「南野先生」と呼ばれると、「呼ばれ慣れてないので、すごくくすぐったくて違和感がありますけれども」と照れ笑いで応じていた。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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