左目がないポメラニアン名前に反響
エンタメNEWS2025年10月27日8:10 AM
左目がないポメラニアン(Instagram/@twinkle_wink11より)
真っ白な毛並みがもふもふしていて可愛らしいポメラニアン。実はは左目がなく、飼い主さんが家族に迎え入れたときから隻眼(せきがん)だったという。そのポメラニアンを紹介する動画が、164.1万回再生を超える反響を呼び、「名前ピッタリすぎる」「愛されているのが分かる」「優しい家族に出会えて良かった」などとコメントが寄せられた。迎え入れたときの状況や普段の様子などについて、飼い主さんに話を聞いた。
◆ピッタリすぎる…隻眼のポメラニアンの名前に込めた飼い主の想いは?
――もともとは保護犬だったそうですね。
「6歳まで繁殖犬として過ごしていて、繁殖犬を引退して行き場を失っていたところを保護団体さんが保護してくださいました。保護されたときは糞尿まみれ、毛玉まみれで便にも虫がいて、自分で身動きを取ることも難しい状態だったそうです」
――どのような経緯で家族に迎え入れたのですか?
「保護団体のInstagramで里親募集中の投稿を見たのが、出会いのきっかけです。ワンちゃんを迎えるなら保護犬と決めていたので、すぐに会いに行って、里親を申し込みました。熱意が伝わったようで、家族に迎えることができました」
――「ピッタリな素敵な名前ですね」「名前聞いたところで涙腺緩んだ」といった声が寄せられました。名前を決めた際のエピソードを教えてください。
「写真を見た瞬間に、『この子の名前はウィンクしかない!』と思いました。片目がないことを“ハンデ”ではなく“個性”や“チャームポイント”としてポジティブに受け入れたい気持ちから、この名前をつけました。『ウィンクしているからウィンクくん!』と、初めての人にも、顔と名前をすぐ覚えてもらえるのがうれしいです」
――ウィンクくんは保護されたときから隻眼だったそうですが、ウィンクくんが楽しく生活をしていく上で気をつけていることはありますか?
「特に大きな不自由はありませんが、左目がない分、視野が少し狭く、左側の物にぶつかってしまうことがあります。当たり前のことですが、お散歩中やお友達と遊ぶときは、目を離さないように気をつけています。あとは、いろいろな場所に出かけて、たくさんの景色や音、匂いを感じてもらっています。ウィンクが楽しいと感じられるような経験を、これからもたくさん重ねていきたいです」
◆「残りの犬生を楽しいことで埋め尽くしてあげたい」 安心して過ごせる毎日を守ることを決意
――現在はウィンクくんとチワプーのくぅちゃんと一緒に暮らしているとのこと。2匹の性格や関係性を教えてください。
「穏やかでマイペースなウィンクと元気いっぱいで感情豊かなくぅちゃん。正反対の性格ですが、自然とバランスが取れていて、一緒に遊ぶというよりは、そっと寄り添って過ごす関係です。くぅちゃんの人懐っこく甘え上手な姿を見て、ウィンクも『こうやって甘えればいいんだ』と学んだようで、少しずつ表情や仕草もやわらかくなった気がします」
――保護犬だったウィンクくんと飼い主さんは、どのように関係性を育んできたのでしょうか?
「里親が決まるまでの間、ウィンクは保護犬ふれあいカフェにいたので、人慣れはしていました。なので、特別な努力をしたわけでもなく、自然と心を開いてくれて、距離が縮まっていった感じです。最初から穏やかな性格だったので、一緒に過ごしながら“信頼関係を築く”というより、“家族として馴染んでいった”という表現が近いかもしれません」
――問題はあまりなかったのですね。
「ただ、繁殖犬として狭いゲージでずっと過ごしていたため、お散歩の経験がありませんでした。最初は外の音や景色を怖がってなかなか歩けませんでしたが、毎日少しずつ一緒に練習していくうちに、徐々に笑顔が増えていきました。今では外に出るのが大好きで、ハーネスや洋服を見せるとクルクル回って喜びを表現してくれます」
――それは可愛すぎますね。
「最近は、“お散歩キャンセル”を覚えてしまい、途中から歩かなくなり、抱っこ待ちをするようになったので、少し困っています(笑)。ですが、そんな変化の1つひとつが、ウィンクとの関係が深まっていった証のような感じがします」
――動物と生活する中で、大切にしていることや幸せを感じる瞬間について教えてください。
「安心して過ごせる毎日を守ることを大切にしています。ふかふかのベッドで気持ち良さそうに寝ている姿、お腹いっぱい食べる姿、しっぽを上げながらお散歩している姿…。そんな何気ない日常の1つひとつが、ウィンクにとっても、私にとっても幸せであり宝物です」
――これからウィンクくんにしてあげたいことなどはありますか?
「命を繋いでもらった子だからこそ、残りの犬生を楽しいことで埋め尽くしてあげたい。『1匹の犬を救っても世界は変わらないが、その1匹の世界は永遠に変わるだろう』。ウィンクの笑顔が、その言葉を証明してくれている気がします。これからもその姿をたくさんの人に見てもらえたらうれしいです」
ORICON NEWS(提供:オリコン)
関連リンク
【写真】“ベッド扱い”されるモフモフ大型犬と生後1ヵ月の赤ちゃんの2年後の姿が尊い「守り神のよう」
【ビフォーアフター】猫に腕枕する0歳児、2年後はどうなった? ひなたん0歳からの軌跡
【画像】突然泣き止んだ赤ちゃん、母が心配になって見に行くと…添い寝してくれてたわんこの姿に「もう絶対自分の子だと思ってるww」
【育児衝撃画像】保育園まで迎えに来てほしくて…飼い猫に“道を教える”息子”さんがかわいすぎる
【写真】ひ孫&柴犬は何処に…“リードも奪われ、すべてを失ってしまった”93歳曾祖母、散歩の末路
カテゴリ
その他
記事URL
https://www.oricon.co.jp/news/2414444/full/?anc=250




