映画『箱の中の羊』新予告解禁

#100%#清野菜名#野呂佳代#東京03#星野真里

エンタメNEWS2026年3月25日7:00 AM

是枝裕和監督『箱の中の羊』(5月29日公開) (C)2026フジテレビジョン・ギャガ・東宝・AOI Pro.

 俳優の綾瀬はるかと、お笑いコンビ・千鳥の大悟が夫婦役でダブル主演する、是枝裕和監督の映画『箱の中の羊』(5月29日公開)の新たな予告映像が解禁され、主要なキャストが明らかになった。

【動画】綾瀬はるか×千鳥×是枝裕和監督『箱の中の羊』新予告

 これまでカンヌ国際映画祭を中心に国内外で高い評価を受けてきた是枝監督。日本映画では『万引き家族』(2018年)以来、8年ぶりとなるオリジナル脚本作品となる本作で描くのは、“少し先の未来”の“夫婦”そして“家族”の物語。子どもを亡くした夫婦が迎え入れたのは、息子の姿をしたヒューマノイド。止まっていた家族としての時間が再び動き出した彼らを待ち受けていたのは、想像を超えた<未来>だった――。

 綾瀬は建築家の妻・甲本音々、大悟は工務店の二代目社長である夫・健介を演じる。さらに、息子の姿をしたヒューマノイド役には200人以上のオーディションから抜てきされたくわ木里夢が起用された。

 解禁された予告映像では、亡くした息子・翔の代わりに迎え入れたヒューマノイドが「ただいま」と帰宅する場面から物語が動き出す。笑顔で「おかえり」と迎える音々に対し、健介は「ワシは君のパパではない。おじさんでいいよ」と応じ、職場仲間の「(翔に)めちゃくちゃ似てますよね」という言葉にも、戸惑いを隠せない。さらに、音々の母・信代(余貴美子)は「(ヒューマノイドを)すぐに返しなさい。みっともない…」と諭すなど、家族それぞれの思いが交錯する様子が描かれる。ヒューマノイドの翔が「ママは僕がいない方が幸せ?」と問いかける場面も印象的で、翔が発する「そろそろ出発なんだ」という言葉は、どんな未来へと向かっていくのか?喪失と再生を巡る物語の核心を予感させる。

 音楽は、現代音楽から映画、ドラマ、ポップスまで幅広く活躍する坂東祐大が担当。「チェロの独奏から、オーケストラ、合唱まで丁寧に作り込んでいます!監督の描くヒューマノイドとある夫婦との変化し続ける関係性を、音楽でも繊細に表現できたら」とコメントしている。

 今回、新たに発表された主要キャストには、綾瀬演じる音々の妹・小滝亜利寿(こたき・ありす)役に、清野菜名。本作が、念願の是枝監督作品への初参加となる。大悟演じる健介の経営する工務店タマケンの従業員・日高玄(ひだか・げん)役に、寛一郎。ヒューマノイドの翔に接触する少年・今野詩季(こんの・たくと)役に、是枝監督の『怪物』(23年)にも出演した柊木陽太。

 音々に新居の建設を依頼する羽野(はの)夫婦の夫・潤一(じゅんいち)役に東京03の角田晃広、妻・佳澄(かすみ)役に野呂佳代。二人とも『怪物』に続いての出演となる。

 綾瀬と大悟が演じる甲本夫婦がRE birth社で出会うヒューマノイドを息子に迎えた母親役に、『空気人形』(09年)に出演した星野真里。ヒューマノイドサービスを展開するRE birth社のエンジニア役に、放送中の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK)などにも出演している中島歩。

 音々の母・西村信代(にしむら・のぶよ)役に余貴美子。タマケンの熟練工・山縣昭男(やまがた・あきお)役に田中泯が出演する。

■追加発表キャストのコメント

▼清野菜名(音々の妹・小滝亜利寿役)

 脚本を読んだ時、ヒューマノイドが家族に加わることでの葛藤や喜び。だけど埋められない寂しさもあるんだと、胸が締めつけられました。監督からは「せりふを言いきらなくても、やり取りを受けて先に進んでいい」とお話しいただき、自分は型にハマりすぎていたんだ。もっと自由でいいんだと気づかされました。是枝組の現場では、役者が常に動いていて、流れによってせりふも変わっていくことがあります。それはすごくリアルで、とにかく新鮮な感覚でした。

▼寛一郎(健介の経営する工務店タマケンの従業員・日高玄役)

 是枝組への参加は初めてですが、一観客として新作が作られることでも幸福なのに、自分も出演することができるなんて、「ご褒美」のような、毎日が楽しみな現場でした。
 大悟さんは、実際お会いすると、とても色っぽくて。現場では「後ろ姿がいい」「背中がいい」と監督はじめ撮影スタッフの皆さんに言われていたのが印象に残っています。綾瀬さんは天然で不思議な雰囲気のある方ですが、すごく求心力がある方で。大悟さんと綾瀬さんの普段のやりとりが家族のような、そんな一瞬がありました。

▼柊木陽太(翔に接触する少年・今野詩季役)

 『怪物』に続いての是枝組の現場だったので、スタッフさんには懐かしい方も多く、変わらないあたたかい雰囲気に家に帰ってきたような気持ちになりました。前回は一番年下でしたが、今回は年下の子たちと一緒に撮影することも多く、お兄ちゃんとしてみんなを引っ張る気持ちで演じていました。みんな元気がよく、いつもくっついてくるので、ヒューマノイド役の白いメイクが衣裳につかないように「ちょっと待って」とやり取りしたのも楽しい思い出です。

▼角田晃広夫婦・羽野潤一役)
 変わらず、穏やかな中で皆さんがプロのお仕事をされている、という現場でした。私は、家の建築を依頼する夫の役でしたが、いろいろな現場でご一緒している野呂さんとの夫婦役はいい意味で緊張感なく安心してできました。家づくりにおいては「女性は未来を、男性は過去を向く」という監督の言葉が印象的でした。

▼野呂佳代(潤一の妻・佳澄役)

 またご一緒できることがとてもうれしかったです。現場は、みんなが素直な気持ちでお芝居に向き合えているような不思議な空気があって、とても心地よい時間でした。AIなど現代の社会的なテーマが「是枝監督の映画になるとこういう世界になるんだな」と感じながら脚本を読みました。私と角田さんが出てきたシーンで「おっ」と思っていただけたらうれしいです。

▼星野真里(ヒューマノイドを息子に迎えた母親役)

 久しぶりに是枝組に参加することができ、前回に続き今回も夢のような時間でした。撮影前には大きく感情を揺さぶられ、現場ではただ素直に存在させていただいた感覚です。脚本はとても難しく感じましたが、人生も同じようにわからないことばかりだからこそ、ただ生きるしかないのだと感じました。息子役の惺奏さんの高いプロ意識にも大きな刺激を受け、学びの多い現場でした。

▼中島歩(RE birth社のエンジニア役)

 是枝監督作品への参加は『阿修羅のごとく』に続き2度目ですが、またしれっと参加させていただいていることがにわかに信じがたいです。俳優をはじめた時の自分に教えてあげたいです。人間をロボットのように、ロボットを人間のように見せるためにどうすればよいか、監督はじめみんなで思案しているのが興味深かったです。ちなみに僕の役は人間です。たぶん。

▼余貴美子(音々の母・西村信代役)

 是枝裕和監督は隣のおじちゃまみたいに本当に優しい方。現場で「じゃあこれも」と急にせりふが増えた時には少しおたおたしましたが、常にみんなで相談しながらチームで映画を作っている感覚がありました。ヒューマノイドを通して、人の死や存在について考える時間にもなりました。

▼田中泯(タマケンの熟練工:山縣昭男役)

 台本を読ませていただいて、これはとても大切な映画だと確信し、「出たい!」と無理やり入っていって出していただいたような(笑)。本当に出演できて幸せでした。ありがとうございます。

#星野真里#清野菜名#野呂佳代#東京03#綾瀬はるか

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