橋幸夫、認知症を公表
エンタメNEWS2025年5月20日6:31 PM
橋幸夫 (C)ORICON NewS inc.
歌手の橋幸夫(82)が23日、アルツハイマー型認知症と診断されたことを公表した。所属事務所「夢グループ」が明らかにした。今後も体調を見ながら歌手活動を続けるという。
所属事務所によると、22年に12月に軽度のアルツハイマー型認知症と診断を受けた。さらに、昨年12月の精査で、認知機能中等度低下を確認。中等度のアルツハイマー型認知症と診断されたという。
所属事務所の石田重廣社長は「ここ最近の本人の様子をみますと、お客様に100%お楽しみいただけるステージをお届けできる状態ではないと思われたため、橋本人と今後の活動について話し合いました。本人からは“歌手として最後までやりとげたい”と強い希望があり、私としてもその希望を何とか叶えたいという気持ちもございます」とのコメントを発表した。
橋は1943(昭和18)年5月3日生まれ。中学2年から作曲家・遠藤実さんに師事し、高校2年の1960年、「潮来笠」でデビュー。舟木一夫、西郷輝彦さんとともに“御三家”と呼ばれて絶大な人気を誇った。1962年には吉永小百合とデュエットした「いつでも夢を」で第4回日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦にはデビューした年から17年連続19回出場した。モンゴル親善大使や各地の観光大使、介助犬サポート大使など多岐にわたる活動のほか、認知症の実母の介護生活を綴った『お母さんは宇宙人』など多数の著書を出版。2020年7月にデビュー60周年を迎えた。
自身80歳の誕生日となる2021年5月3日に歌手活動を引退。しかし24年4月15日に歌手として復帰することを発表していた。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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