秋川雅史、ブレーク中も子育て全力
エンタメNEWS2025年8月19日4:45 PM
子どもとのエピソードを披露した秋川雅史 (C)ORICON NewS inc.
テノール歌手の秋川雅史(57)が19日、東京・紀伊國屋書店 新宿本店で初の書籍『子育てこそ最高の生きがい 私の考える教育』(中村堂)の刊行記念のトーク&サイン会を開催した。
イベントを終えて取材も実施。「子育ての楽しみ、喜びを少しでも多くの人に伝えたいと思って子育ての本を出版させていただいたんですけども、今日のイベントは、どちらかというとお孫さんに、という感じの雰囲気になったかな」と笑顔で振り返った。それでも「子育ての楽しさ、喜びっていうことをメインに書いたんですけれども、秋川雅史がどう生まれて育ってきたかという思い出だったり、子育てを通じて人生で学んできたことの人生哲学みたいなことも書かせていただいた。幅広い世代の人に読んでもらえる本になったとは思います」とアピールした。
プライベートでは、2004年に長男、06年に長女が誕生。06年に発売したシングル「千の風になって」で大ブレークした時期と重なっている。どちらも全力投球だった時間を振り返ると「本当に大変でした(笑)。とにかく仕事で忙しい中でも少しでも子どもと一緒にいたい気持ちが強くて。あの頃は本当に『早く仕事終わらないかな。早く家に帰りたい』と思っていました(笑)。暇があれば電話かけて子どもの声聞いて。山手線でベビーカー押して、巣鴨までプールに連れて行ったりとか。ハードスケジュールの中でも全身全霊で子育てに魂を投じてやってきた。今振り返ると、忙しさの中で子育てに少しでも手をかけられてやっぱり良かったかなと思います」としみじみと口にした。
そんな長男が21歳、長女が19歳になっている。「21歳になっても向き合い方は幼稚園や小学生と変わっていないんですよ。だから、このままたぶん一生子育てを続けていってるんだろうなと思います。自分の理想としては、自分が100歳を迎えた時に『私は今64歳の息子の子育て中でありまして』という言葉を言いたいんです。一生かけて子どもの成長、もしかしたら孫の成長に変わっていくかもわからないけど、子どもの成長にずっと向き合っていくことで幸せを感じてたいなと思います」と夢を語っていた。
その思いは子どもにも受け継がれているという。「『子育てするのが夢だった』ということは子どもにもずっと言って聞かせましたし。子どもがいる人生は、本当に人生が豊かだな、と子どもたちにも言ってきました。(子育ての願望は)2人とも強いと思います。やっぱり2人とも(子どもは)2人ほしいそうです。『男と女どっちがいい?』と聞くと、2人とも上が男で下が女がいい、と。だから今までの自分たちの人生に満足してくれてるのかなと思って。うれしいですね」とパパの顔を見せていた。
完全書き下ろしの教育本。「子育ては生涯かけて行うもの」と子育てへの熱い思いと気持ちを持つ秋川雅史が「千の風になって」の大ヒットの裏で子供の成長を見逃したくない一心で取り組んできた、子育てへの向き合い方、渾身の秋川流教育論を伝えるトークイベントとなる。伝えたいことは3割ほどしか詰め込めなかったそうで、2冊目への意欲も見せていた。
秋川は、9月20日に大阪・住友生命いずみホール、9月26日には東京・オペラシティホールでコンサートも開催する。「こういう本を出したタイミングというのもあって、自分の人生を振り返るというテーマでプログラムを組んでいきました。だから、自分が初めて父親から習ったイタリアの歌だったり、父親がよく歌ってた歌だったり、そういう自分の人生を振り返ることをテーマに、今回プログラム組んでみました。本にリンクするような内容にしています」と呼びかけていた。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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