覚えていますか?あの恐怖の物語を!本当に怖かった『世にも奇妙な物語』のストーリー5選!

#おばあちゃん#ロッカー#怖かっ#ストーリー#三上博史

タレメREPORT2017年9月5日12:25 PM

8月も終わりましたが、まだまだ蒸し暑い夜が続いています。そんな寝苦しい夜にぴったりの深夜ドラマが、村上虹郎さん、早見あかりさん主演の『デッドストック ~未知への挑戦~』。テレビ局に残された過去のビデオ映像をきっかけに、毎回背筋がひやりとするような秀逸なホラーストーリーが展開されます。

ところで、怖いドラマと言えばやはりあの名作ドラマを思い出しませんか?そう、『世にも奇妙な物語』です。一話完結の不思議な物語を放送していた作品ですが、その人気の高さから今でも特番として何度も新作が放送され続けています。

今回はそんな夏の夜にぴったりのドラマ『世にも奇妙な物語』から、「本当に怖かった名作ストーリー」5選と題し、筆者の独断と偏見で5作品を選ばせて頂き紹介してみたいと思います。

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懲役30日 (三上博史)1998年

まず、1998年に放送された三上博史さん主演の「懲役30日」。共演には手塚とおるさん、松重豊さん。多くの作品を残してきた同作の中でも、名作と名高いストーリーのひとつです。物語の内容はもちろんですが、個人的には手塚とおるさん演じる研究員のサイコっぷりが何よりも怖かったのを覚えています。

さて、その内容ですが、舞台は死刑制度が撤廃された未来。三上博史さ演じる、7人を殺した凶悪殺人犯の男が逮捕されます。反省の色などみじんも見せずにふてぶてしい態度の男に、とうとう裁判所の判決が下されます。誰もが当然終身刑だと思っていた中で下された判決はなんと「懲役30日」。笑いが止まらない男の30日間の懲役生活が始まります。そして30日後に出所してきた男の姿は・・・。

死刑制度が無くなった事により刑務所の収容能力が限界に達している世界。そう遠くない未来にはいずれ現実に起こるのではないかと考えてしまう恐怖展開。ぜひ一度は観て頂きたい作品です。

見たら最期 (筧利夫)1992年

お次も名作と名高いストーリーのひとつ『見たら最期』です。放送されたのは1992年。主演は筧利夫さん。現在放送中の『デッドストック』と同じく、テレビ局のディレクターとして心霊番組の制作をおこなっています。

とある旧家を取材し、日本人形について話を聞いた事から物語は奇妙な方向へ。カメラで収録した画面の中には日本人形そっくりの霊体が映り込んでおり、プロデューサーは反響を期待して大喜び。しかし、番組に関わる人たちは次々に・・・。

比較的ありがちな設定ではありますが、映像の怖さ、そしてラストシーンの演出に背中がゾワッと。見終わったあと、思わず後ろを振り返ってしまった・・・なんて方も少なくないのではないでしょうか。

雪山 (矢田亜希子)2000年

3本目は、矢田亜希子さん主演の『雪山』。中村麻美さん、鈴木一真さん、宝田明さん、大杉漣さんが脇を固める豪華な布陣です。ラストシーンの解釈が明確にされておらず、いまだに物議をかもす問題作(?)のひとつです。

物語は雪山に墜落した飛行機事故から始まります。生き残ったのは女性2人、男性3人の計5人。事故の際にケガをしてしまい歩けなくなってしまった女性1人を置いて山小屋を探しに行く4人。山小屋を見つけた後、女性のもとに戻るのですが・・・。

最後まで不思議な謎を抱えたまま、ただただ恐怖が脳から離れないエンディング。世にも奇妙な物語の中でも1、2を争う恐怖物語。ぜひ一度ご覧ください。

おばあちゃん (柊瑠美)2001年

お次は2001年放送、おばあちゃんと孫の入れ替わりを描いた『おばあちゃん』。主演は柊瑠美さん。ラストの衝撃度はかなりのもの。ホラー的な怖さというより人の抱える闇や怖さを感じる名作です。

病院で入院している寝たきりのおばあちゃんのお見舞いに家族で訪れます。母親はおばあちゃんと仲が悪く、お見舞いにいく事すら良い顔をしていませんでした。一方、娘は久しぶりにおばあちゃんと話す中で、死期の近いおばあちゃんを生き別れた弟に会わせるために自身の体と入れ替わる決意をします。そして無事に弟に会えたおばあちゃんは急いで病院に戻り、入れ替わっていた孫娘の元に・・・。そして30年の月日が流れ・・・。

一見とても良い話ですが、そんな安易なハッピーエンドでは終わらないのが『世にも奇妙な物語』です。見終わったあとの後味の悪さもまた作品の味のひとつ。ぜひ一度ご覧になってみて下さい。

ロッカー (織田裕二)1990年

そして最後の5本目は、織田裕二さんさん主演の『ロッカー』。1990年放送なので、今から27年も前の作品になります。織田さんのホラー作品への出演はあまり見る事がありませんので、そういった意味でも貴重な作品と言えるのではないでしょうか。

物語は、織田さん演じる産業スパイの男が研究施設にデータを盗みに入るところから始まります。しかし、書類をコピーしていたところを研究員のひとりに見つかり襲われてしまい・・・、焦った男は近くにあった灰皿で研究員の頭を殴り、殺してしまいます。そして物音で駆け付けた警備員から隠れるため、傍にあったロッカーの中に逃げ込む男。しかしそのロッカーこそ、まさに今殺してしまった研究員のものだったのです。夢落ちなどを絡めた、地獄から天国そしてまた・・・。最後に残ったロッカーの残骸が恐怖を掻き立てます。

というわけで、名作『世にも奇妙な物語』から、本当に怖かった名作5本をピックアップさせて頂きました。一度でも見た事のある方ならきっと「あ~確かに!」と共感して頂けたのではないでしょうか?おそらくこれからも私たちを楽しませてくれる新作ホラーをたくさん放送してくれると思います。夏の夜を少しでも涼しく過ごす為に、是非過去の『世にも奇妙な物語』を改めて見返してみるのはいかがでしょうか?

記事:猫狸犬虎

 

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