高橋留美子×新垣結衣14年ぶり再会

#古田新太#新垣結衣#RICO#賀来賢人

エンタメNEWS2025年10月1日8:30 AM

新垣結衣&高橋留美子 撮影:上野留加(C)ORICON NewS inc.

 テレビアニメ『らんま1/2』第2期が、10月4日より日本テレビで放送がスタートする(毎週土曜 24:55~)。ORICON NEWSは原作者の高橋留美子と、2011年に放送された実写ドラマで主演・天道あかね役を演じた新垣結衣を独占取材。意外にも初対談で14年ぶりの再会となり、ドラマ撮影の裏側や作品の誕生秘話で盛り上がる中、“らんま愛”全開の新垣が記者として高橋に質問する一幕もあり、貴重なエピソードを聞き出した。

【写真】高橋留美子の仕事場!らんま、犬夜叉…お宝グッズに興奮する新垣結衣

 『らんま1/2』は、水をかぶると女になってしまう高校生の早乙女乱馬とその許婚・天道あかねの日常を描き、周囲を巻き込んだ格闘ラブコメ。原作漫画が『週刊少年サンデー』で1987年~1996年にかけて連載され、テレビアニメが1989年~1992年に放送。その後、劇場版アニメやOVA化もされ、完全新作的アニメの第1期が2024年10月~12月に放送された。

■初対面の思い出は「とても可愛かった」「緊張でガッチガチでした」

――お二人の出会いは、2011年に日本テレビ系で放送された『らんま1/2』実写ドラマの撮影現場だったそうですが、それ以来の対面になりますか?

【新垣】 撮影以来、14年ぶりです。当時23歳でしたが、あっという間に37歳になりました。

【高橋】 全然変わらないですね。

【新垣】 いやいやいや……。先生もお変わりないです!

――初めて会ったときの印象は覚えていますか?

【新垣】 私はもう緊張でガッチガチでした。先生は朗らかな印象で、撮影をニコニコ見てくださって私たちと写真も撮っていただき、すごくうれしかったです。その時は先生が撮影現場に来てくださるとは思っていませんでしたし、先生とお会いできる未来があるとは想像していませんでした。

――高橋先生は新垣さんとの初対面の思い出はありますか?

【高橋】 役のために髪を切っていただき、「いいの!?」と驚きました。現場で拝見したらとても可愛かったですね。私が行った時、ちょうどハンバーグ弁当を食べていらしたのを覚えています。

――印象的だったのですね(笑)

【高橋】 食事されているのに申し訳ないなって。その後、弁当をどかしてずっと喋ってくれましたけど、いまだに申し訳なかったという気持ちがあります。人柄の良さを感じました。

――当時、対面するまで新垣さんの出演作をご覧になったことは?

【高橋】 雑誌のグラビアを見ていて、グラビア集にサインもいただきました。『らんま1/2』に出演された頃はもう、かなり名が轟いていましたよね。特に『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』を観て、すごく可愛い子がいるなと思っていました。

【新垣】 認識してくださっていたことがうれしいです!

――連絡先の交換はされたのでしょうか?

【高橋】 なかったですね…。

【新垣】 もうお会いできないと思っていました…。

■実写ドラマ撮影で髪25センチ切る役作り 作品愛と敬意「見た目だけでも近づけたい」

――念願の再会となったわけですが当時、新垣さんが役作りで髪を25センチバッサリ切ったことも話題となりました。そこまでの熱量を持てたのは、やはり『らんま1/2』への思い入れが強かったからでしょうか。

【新垣】 あかねちゃんといえば髪を切るシーンはとても大事ですし、髪を切った後のあかねちゃんが“あかねちゃん”として完成した姿だと思っているので、演じるならば絶対必要なことだと思いました。実写化はとても難しいけれど、見た目だけでも、少しでも近づけたいという思いでした。

――改めてあかねを演じたことを振り返ると。

【新垣】 あかねを演じるのは、すごく難しかったです。ドラマ版『らんま1/2』出演前にも、いくつか実写化作品に出演したことはありましたが、自分が子供の時から好きな漫画の実写作品に出演できるとは夢にも思わなかったですね。熱烈な原作ファンの方がたくさんいますし、自分では力不足なのではという不安もありながら、私自身も大好きな作品だからすごく嬉しくて。だからこそ、自分へのハードルを高くしてしまって、撮影中はいつまでも納得できない気持ちがありました。その時の私にできることは尽くしたつもりだけれど、正直、いまだに思い返すと悔しい気持ちもあります。

――ちなみに、また実写のお話がもしあったら参加されたいですか?

【新垣】 お話がきたらすっごくうれしいです。でも、好きすぎてまた苦しみそう…。ただ、他の方が演じるとなったらきっと寂しいと思ってしまうだろうし…答えを出すのが難しいです。

――作品への愛と敬意が感じられるお話でした。

【高橋】 すごくうれしいです。

【新垣】 ドラマはご覧になってくださいましたか?

【高橋】 無論。もちろんです。

――先生の感想、気になりますよね。

【高橋】 あはは。楽しく拝見させていただきました。賀来賢人さんが乱馬(男)で夏菜さんがらんま(女)で、古田新太さんがお父さん(玄馬)と豪華でしたね。

――ドラマ版はオリジナルストーリーも展開したので、高橋先生もちょっと違った『らんま1/2』を観られたのではと思います。

【高橋】 そうですね。ドラマはドラマで楽しくやってもらいたいと思っていたので、楽しく観られて良かったです。

■新垣結衣『らんま1/2』二次創作をしていた!小学生の時にお絵描き「オリジナルのストーリーを作る」

――新垣さんが『らんま1/2』を知ったきっかけは原作漫画、それともアニメですか?

【新垣】 漫画です。小学校低学年のときに仲良くなった友達の家にあった単行本を読ませてもらってドハマリしました。その頃ちょうど、友達の家が入会していた衛星放送でアニメの再放送もやっていて、遊びに行ったときは観させてもらって、そこからもう大好きになりました。実家も割と漫画がある家だったのでもともと漫画を読むことは好きでしたが、『らんま1/2』は特にハマって読み込んでいました。

――好きなエピソードやキャラクターは?

【新垣】 全部好きですが…読むタイミングで好きになる要素は変わるなと感じています。小学校低学年の頃はとにかく絵が好きで、ギャグが好きで、勢いが好きで…、ビジュアルではシャンプーが一番好きでした。真似して描くのも好きで、シャンプーはものすごく描きましたね。当時は漫画家になりたい夢もありました。

――今も描けますか?

【新垣】 どうでしょう…帰ったら試してみます(笑)。その友達と一緒に絵を描き合って交換してオリジナルのストーリーを作るみたいな、先生の前で言うのも恥ずかしいですが、今で言う二次創作みたいなこともしていました。お気に入りのコマを模写したり、先生の絵を真似しながら、好きに描いてストーリーを繋げていく、交換日記ならぬ交換漫画ですね。

【高橋】 それは楽しそうですね。

――読むタイミングで好きな物語が変わるのは興味深いお話です。中学、高校、成人と成長していく中で、どのように変わっていったのでしょうか?

【新垣】 思春期を経た高校生の頃に改めて全巻読み返した時は、あかねと乱馬のラブが刺さりまくってキュンキュンしていました。ドタバタのコメディでもあるし、2人とも反発し合ってもいるので甘々じゃないけれど、たまに出るキュンの破壊力に悶えました。大人になってからは親子の関係性にグッときたりしますね。年代でどんどん飛び込んでくる視点が変わるのも作品の魅力だと改めて思います。何年経っても新鮮に楽しいです。

【高橋】 すごくうれしい言葉です。

■『らんま1/2』の魅力は?「年齢によって刺さる部分が変わる」

――すごい熱量ですね!新垣さんは当時のアニメもご覧になったとのことですが、原作との違いなど含めてどうでしたか?

【新垣】 声優の皆さんが素晴らしくて。原作を読みながらその声を聞いていた気がするほどでした。「乱馬ってこういう声、あかねちゃんはこういう声だ」と思いながら観ていました。子供だった時はそういうことを考えずただ楽しんでいましたが、思い返せばそう感じていたと思います。大人になって改めて見返すと、すごく覚えているなって感じます。

――記憶にそこまで刻まれていると。

【新垣】 残っています。セリフや声のトーンなど、すぐに思い出せるくらい印象的で、アニメも大好きです。

――では『らんま1/2』の魅力とは?

【新垣】 私が好きなのは、もれなく全員ぶっ飛んでいるところです。みんな突き抜けているキャラクターたちなのが楽しいし、みんなちょっとダメなところを持っているのも魅力です。その分カッコいいところはすごくカッコよさが引き立っていて、そのキャラクターたちが自由にあばれてる世界がとにかく楽しいです。

――キャラクターは確かに立ちまくっていますね。

【新垣】 あとは先ほどお話ししたように年齢によって刺さる部分が変わることで、いつまででも楽しめるのはすごいですね。そしてとにかく高橋先生の絵が好きなのでずっと見ていたいし、キャラクターも表情も服もポージングも好き。メインキャラクター以外でも、銭湯に浸かっているお客さんたちとかギャラリーとか、一人一人細かく描いていらっしゃるのを見るのも楽しい。背景もすごいです!

――“らんま愛”が止まらないですね。

【新垣】 全部好きです。

――そんな新垣さんにとって『らんま1/2』はどんな存在ですか?

【新垣】 ずっと一緒にある存在、人生の一部です。出会う前から漫画は読んでいたし、絵も描いていたけれど、より一層描くのが楽しくなったとか、読むのが楽しくなったとか、なにかをすごく「好きだな」って思えたのは『らんま1/2』がきっかけかもしれないですね。

■新垣結衣、記者デビュー!高橋留美子に質問連発 『らんま1/2』誕生の舞台裏

――新垣さんにとって大切な存在でもある『らんま1/2』ですが、誕生の経緯を改めて聞かせてください。構想はどのようにして生まれたのでしょうか?

【高橋】 男女が入れ替わる系や学園ものをやりたかったというのがスタートです。あと格闘ものもやりたくて、自分がその時にやりたかったこと、『うる星やつら』ではやりきれなかったことを、物語の世界も違うので「ここならやれる」と思ってとにかく自分の好きなものを詰め込みました。

――アイデアを思いついたタイミングは?

【高橋】 『うる星やつら』の連載を終えてから少し休み、ちょこちょこ仕事をやっていた中、「そろそろ、連載どうですか?」と編集部からお話をいただきました。そこから数ヶ月かけて打ち合わせなどを重ねていきました。

――新垣さんは今の作品誕生の裏側を聞いていかがですか?

【新垣】 ずっと描いていらっしゃるイメージがあって、どのタイミングで次の作品の構想が生まれるのかな?というのは気になっていました。それを聞くことができてラッキーですね。

――ところで新垣さんも先生に聞きたいことを考えてきてくださったようなので、ここから記者として質問をお願いいたします。

【新垣】 魅力的なキャラクターたちがたくさんいて、しかもストーリーが進むにつれて新しいキャラクターがどんどん増えていきますよね。どう作られているのでしょうか。

【高橋】 例えば『らんま1/2』では、水を浴びると変身するという設定を思いつき、そういう子が男子になっても女子になっても着替えなくてもいいように、つまり服装的に融通が利くようなファッションと髪型を…と考えました。それで乱馬は、おさげのチャイナ服という発想をしていきました。

【新垣】 だからおさげなんですね!

【高橋】 シャンプーはお団子ヘアーという、みなさんが想像する中国の女の子ですね。あかねは逆に本当に迷ったキャラクターでした。最初は長い髪ですけど、どういう子なのかずっと考え続けた結果、髪を切るというエピソードになっていきました。あかねの場合は連載が始まってから、考えながら考えながら探っていったキャラクターですね。

■気になる!あかね髪切るエピソード秘話「男嫌いの理由を決めずに描いていた」

【新垣】 髪を切るのはどのタイミングで決められたのでしょうか?

【高橋】 男嫌いの理由を決めずに描いていたので、我ながら「なんでだよ」と思うわけです(笑)。理由がなければおかしいと思って突き詰めていったら、初恋の人がいるけど、その人はお姉ちゃん(天道かすみ)のことが好き。だから髪は伸ばしているという女の子なのかなって。そう考えたので、これはもうバッサリいってあげようと。それこそ新垣さんもおっしゃっていましたが、髪を切ってからやっとあかねが生まれたみたいな感覚になりました。

――すごいエピソードでしたね。

【新垣】 そうですね…!作品を始める際はあまり決め込まないのでしょうか。

【高橋】 あかねを最初から理解していたら、ああはしなくて済んだとは思います。とにかく何とかわかりたいと思っていたらああいうことになったという。

【新垣】 描きながら考えていった結果、あの印象的なシーンが生まれたんですね。すごい…。

【高橋】 普通あまりやらない手法です(笑)。連載前にデザインを決定して動かさずにやっていくのが本来なのですが、『らんま1/2』の連載をやっていた頃はまだ私も若かったので、何をやってもいいだろうというか、これをやらないと進めないみたいな思いがありました。

【新垣】 「キャラクターが勝手に動く」というような話を聞いたことがあるのですが、それとはまた違うのでしょうか。

【高橋】 そうですね。そうなったら楽なのだけど、生まれてすぐ動いてはくれません。一つの事柄でどういうリアクションするかなどを探り探りしながらキャラクターは育っていくものなんです。

【新垣】 先生の頭の中で生まれているのにどう動くかを探るというのは客観的な感じもあって面白いですね。

【高橋】 どの漫画家に聞いても最初から動いて…、という人はいないはずです。みんなキャラクターに向き合って、「何を言うかな?」「どうするかな?」を見ていると思います。それがある程度固まってきて初めて勝手に動く、というところに行けるのでしょうね。

■『らんま1/2』格闘技で大盛り上がり「技にこんな名前をつけるのか、センスも最高」

――先生が『らんま1/2』の中でお好きなエピソードは?

【新垣】 聞きたいです!

【高橋】 格闘ものがやりたかったので、何話か続けているのでどのタイトルというわけではないですけど、乱馬がちょっとお灸を据えられて弱くなって必殺技・飛竜昇天破を編み出すまでのエピソードですね。あとは「ハーブ編」も好きです。とにかく技系は描いているときも、技名や技のメカニズムを考えるのも楽しかったです。

【新垣】 私も好きです。技の名前はどれもすごいですよね(笑)。全部めちゃめちゃカッコいいけど、あの技にこんな名前をつけるのかと、ネーミングセンスも最高です。メカニズムの解説のシーンも好きです。

【高橋】 ありがとうございます。真面目にやってもつまらないので、どうすればこういう動きになるかとか、こいつを動かすために本人の嫌がる写真を見せてそれを追っかけてらせんを描かせるとか、そういうのが漫画にとっては意外と肝な部分はありますね。

【新垣】 獅子咆哮弾(ししほうこうだん)。気が重いとか大好きです。

【高橋】 本当にくだらないですよね(笑)。

――ところで中国のエッセンスが多く取り込まれていますが、何か理由があるのでしょうか。

【高橋】 旅行でも中国本土には行ったことないのですが、その周辺というか中華テイストのある場所に行ったとき、タイガーバームガーデンという場所の異様さに感動したことがあって。それに中国的なデコレーションは可愛いし、服も可愛くて着せがいがあるからですね。

■新作アニメは声優陣に感謝!高橋留美子「安心感」 新垣結衣「ちょっと泣きました」

――昨年、約30年ぶりに新作として再びアニメ化された『らんま1/2』ですが、声優陣もほとんどの方が続投されています。改めて先生はどう感じていらっしゃいますか?

【高橋】 すごくうれしいです。声優さんの作品に対する思い入れなどを伺うと本当にありがたい気持ちでいっぱいです。乱馬役の山口勝平さんは1作目が放送された年に、『魔女の宅急便』にも出演されていますけど、たしか発表は『らんま1/2』の方が早かったのかな?なので、あの声をこの世に知らしめたというのはうれしいですね(笑)。

――それでいうと山口さんは『犬夜叉』にも出演していました。

【高橋】 そうですね。是非という感じでお願いしました。

――声優の方も長く続けているからこそ、『らんま1/2』の再アニメ化が実現した部分もあるかと思います。

【高橋】 本当にそうですね。『らんま1/2』再アニメ化でも変わらないなというか、年月が経っているにもかかわらず、古びた感じも一切なく安心感があってよかったです。

――新垣さんは最新作をご覧になっていかがでしたか?

【新垣】 第1弾のプロモーション映像で「待たせたな」という声が聞こえたとき、ちょっと泣きました。時が止まりましたね。実際オンエアが始まってみると、より「原作のあのコマだな」と思う瞬間がたくさんあってリスペクトを感じました。戦闘シーンもすごく力が入っていてすごく楽しめましたし、また原作を読みたくなりました。

――2期の放送が始まりますが、どのようなことに期待しますか?

【新垣】 このあとも大好きなエピソードがたくさんあるので、それが令和ではどう描かれるのか、どんな世界になって観られるのかがすごく楽しみです。多くの声優の皆さんが続投されたのもやはりファンとして嬉しいですし、変わらない良さと新鮮さを合わせて「今」の表現を楽しませていただけるのも幸せです。原作の最終回までやるのかどうかも話題になっていますけど、長く観られれば観られるほどうれしいなと思っています。

【高橋】 昨年の第1期をやる前はコンプライアンスに抵触するのかなって(笑)。『うる星やつら』もちょっと今は合わない部分もあったし、『らんま1/2』に至っては脱ぐは殴るは暴言を吐くはで大丈夫かなと思っていたらとても巧みに、時代に合わなそうな表現は変えたり丁寧に取り除いたりしつつも、ちゃんと殴る蹴るをやっていたので観ていて気がつかなかったぐらいです。MAPPAさんなので動きも素晴らしく良くて、第2期も楽しみです。

■相思相愛の2人 14年経て念願の連絡先を交換

――それでは最後に、久しぶりにお話しされてみていかがでしたか?

【高橋】 深く読み込んでいただいて、とても感動しています。私が忘れているようなことも覚えてくださっていてうれしいです。テレビなどで拝見しているので、お会いできる特別感もあるし、いらっしゃってくださるのも“降臨”するという感じですね(笑)。そばでお顔を見ながらお話ができて、こんな幸せなことはないです。

――新垣さんはいかがでしたか?

【新垣】 またお会いできると思っていなかったですし、好きを伝えるのは緊張しますけど、めちゃめちゃ喋っちゃった気がしています(笑)。それでも伝え切れたかなと、さらなる欲がちょっと出てきているぐらい楽しかったです。

――もし聞き足りないことがあれば……。

【新垣】 え~……好きです!

――十分に伝わったと思います(笑)

【新垣】 どんな時も読めば楽しい気持ちになれて、高橋先生の作品に救っていただいた瞬間がたくさんあったなって思います。『らんま1/2』だけではなく、『犬夜叉』も大好きですし、『境界のRINNE』も『MAO』も読みましたし、これから過去作品も読破したいです。たくさんの楽しい時間と「好き」をくださってありがとうございます。

――ありがとうございました。インタビューは以上です。

【新垣】 終わっちゃった~…。ありがとうございました。

――これは提案なのですが、連絡先の交換というのは……?

【新垣】 え…!?恐れ多いです……!

【高橋】 こちらも恐れ多いですけど(連絡先)交換できますか?そんなむやみには連絡はしませんので(笑)。

【新垣】 うれしい!お願いします!やったー!提案、本当にありがとうございます!

■取材を終えて裏話
 高橋先生の仕事場で対談となり、久々に対面することもあってお互い少し緊張した表情でしたが、新垣さんの『らんま1/2』愛が止まらず、取材現場の雰囲気は笑いであふれていました。取材後、写真撮影もかねて高橋先生の仕事場見学の時間となり、貴重なグッズや作品資料に興奮する新垣さんの姿が印象的でした。この記事の取材時間は40分ほどでしたが、仕事場見学は取材時間より長い50分となり、その理由は新垣さんが聞き足りないことを高橋先生に質問していたからで、まさに記者でした。また、連絡先を交換する様子を見ていましたが、高橋先生からスタンプを送っていたのが面白く、新垣さんも「先生、このスタンプ使っているんですか!?」と驚いていました。

(撮影:上野留加/文:遠藤政樹/取材・編集:櫻井偉明)

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カテゴリ

アニメ

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