2019年は“notアイドル”  美少女シンガーに注目

タレメreport2019年1月30日10:49 AM

ヒットチャートでは相変わらずグループアイドルの勢いは続いていますが、その一方で美少女系のソロシンガーも少しずつ台頭してきています。

10代で、アイドルでも勝負できるルックスながら、アイドルのカテゴリーには属さないソロシンガーの注目株……ここでは、そんな顔ぶれを紹介していきたいと思います。

■高校2年生のシンガー・ソングライター・内田珠鈴さん 17歳らしからぬ独特な世界観で魅せる

現在、美少女モデル&女優の登竜門といわれる『めざましテレビ』(フジテレビ系)の“イマドキガール”として出演する一方、ソロシンガーとしても活動する内田珠鈴さん。現在17歳の高校2年生です。

 

内田さんはもともと地元・福岡在住で モデルとして活動を開始。

その後上京し、一昨年の夏頃から音楽活動をスタートしました。上京にあたっては、いくつかの大手事務所からも声が掛かるなか、川嶋あいさんや井上苑子さんが好きだったということで、彼女らが所属する現在の事務所を選んだといいます。

 

愛らしいルックスからどうしてもアイドルのイメージを持たれがちですが、その楽曲は、作詞を彼女自身が手掛け、自身の世界観を表現するシンガーです。

 

現在は都内の ライブハウスを中心にライブ活動を行う内田さん、可憐な制服姿で青春ポップスナンバーを歌う一方、昨年11月に発売した『うまく進んでいたはずが』からはCity Your CityのTeppei Kitanoをサウンドプロデュースに迎え、独特な世界観のステージを見せています。

 

また女優としても映画『ヌヌ子の聖☆戦~HARAJUKU STORY~』に出演するなど多彩な活躍を見せる内田さん、雑誌やwebの“2019年のブレイクが期待されるフレッシュタレント”というような企画にも度々取り上げられていました。キュートなアイドル性とアーティスト性を併せ持つ二面性が魅力の内田さんです。

■元アイドルネッサンス、弾き語りシンガーでソロデビューした原田珠々華さん

昨年惜しまれつつ解散したアイドルグループ「アイドルネッサンス」の元メンバーの原田珠々華さん。現在16歳の高校1年生。グループ解散のあと、自ら作詞・作曲した音楽を届けるソロシンガーとして新たに活動をスタートしました。

 

昨年8月に行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL2018」において、シンガー・ソングライターとしてステージデビュー。そして12月には初のワンマンライブを開催しました。

 

高校生の等身大の歌詞を、深みのあるボーカルで表現するのが印象的な原田さん。15歳時の素直な思いを綴った『Fifteen』、10代の初々しい恋心を歌った『今年の夏休みは君とデートに行きたい』など、聴いていてノスタルジックな感覚で清らかな気持ちにさせられます。

 

アコースティックギターを弾きながら歌うスタイルですが、昨年12月のライブでは、ストリングスも含めた豪華なバンドとともに、伸びやかでみずみずしく、ときに力強い歌声を響かせました。まだ16歳、これから無限の可能性のある原田さんのアーティストとしての進化が楽しみです。

 

■動画きっかけで10代の男女から熱い支持を得る足立佳奈さん

 

2014年の「LINE×SONY MUSICオーディション」で12万5094人の中からグランプリを獲得し、ツイッターにアップした15秒動画「笑顔の作り方~キムチ~」が中高生の間で話題になり注目された足立佳奈さん。その動画を真似してアップする中高生が多く表れるなど、主に10代、20代前半の男女から熱い支持を得ています。

 

2018年は『TOKYO GIRLS COLLECTION』や『超十代』などのライブイベントに出演する一方、ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)への出演するなどマルチに活躍。そしてAbemaTV『今日、好きになりました』のテーマソングに起用された『私今あなたに恋をしています』がヒット。番組企画から生まれた「#今日好きダンス」という動画でも話題になりました。

 

10月には1stアルバム『Yeah!Yeah!』を発売、それをひっさげ年末には初のワンマンライブを開催。今年のJリーグJ1・ジュビロ磐田の「2019年シーズンタイアップアーティスト」にも選ばれています。

 

『フレーフレーわたし』『チェンジっ!』といったシングルに代表される、聴いていて元気づけられるような応援ソングが人気の足立さんですが、『私今あなたに恋をしています』や、それに続く『You Your Yours』など『今日、好きになりました』関連の楽曲では、等身大の恋愛ソングをときにせつなく、ときに情熱的に歌い、こちらも同世代の男女から共感されています。

 

彼女たちのほかでは、CDデビューしているわけではありませんが、『午後の紅茶』のCMでHYの『366日』をアカペラで熱唱する姿が好評の上白石萌歌さんも、“歌える女優”として音楽業界でも定評があります。同CMではこれまでもaikoさんの『カブトムシ』やスピッツの『楓』などをアカペラで歌い、やはり評判となりました。

 

シンガーとしてブレイクするには、同世代の男女からの人気も不可欠となります。中でも足立さんはデビューのきっかけからして最初から同世代の男女がファン層の中心ですが、内田さんはマルチタレント、原田さんは元アイドルグループメンバーということで、やはりファンの年齢層はやや高めで男性中心のようです。ここから同世代の人たちの共感をどれだけ得ていくかが課題といえるでしょう。

 

その一方で、アイドル並みの可憐なルックスでありながら、大人でも鑑賞に耐えうるしっかりした楽曲を聴かせる彼女たちは、可愛い女の子が歌っている姿が好きだけどアイドルグループのわちゃわちゃ感が苦手という大人の選択肢としても、さらに支持を広げていきそうです。

 文/田中裕幸

 

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