2025上半期ブレイク芸人ランキング

#長谷川#RICO#シソンヌ#鳥羽一郎#北島三郎

エンタメNEWS2025年7月11日7:30 AM

バッテリィズ (C)ORICON NewS inc.

 昨年末の各賞レースも大きな盛り上がりを見せたお笑い界。王者にならずとも、そこでの活躍を上半期のブレイクに大きく反映させた芸人たちも多い。ORICON NEWSでは、恒例の『2025年 上半期ブレイク芸人ランキング』を、先日の「俳優(男性/女性)編」に続き発表。その結果、『M-1グランプリ』で準優勝を果たした【バッテリィズ】が1位に輝いた

【ランキング表】個性豊かな芸人が数多くランクイン「2025年 上半期ブレイク芸人ランキング」TOP10

■『M-1』初決勝で衝撃の準優勝 それぞれのキャラクターに注目の声も

 上半期1位に輝いたのは、昨年末の『M-1グランプリ』で準優勝を果たした【バッテリィズ】。エース、寺家によるお笑いコンビで、2人とも野球が好きで、ポジションがピッチャーとキャッチャーだったことから、このコンビ名となった。エースの愛されキャラと、寺家のツッコミが爆発的な化学反応を起こし、『M-1』決勝初進出にしてファーストラウンドを1位で通過するも、最終決戦で令和ロマンに惜しくも2票差で敗れた。

 ユーザーからも「『M-1』準優勝から爆発的にブレイクして、テレビでもよく見るようになった」(新潟県/30代/女性)、「『M-1』準優勝まで全く名前を知らなかったが、いまCMで目にするようになって名前が売れてきたのを感じる。どちらも人柄が良さそうで愛すべき人たちというキャラクターな気がする」(東京都/40代/女性)など、『M-1』での活躍ぶりを評価する声が寄せられた。

 2月には、4月から東京進出を果たすと宣言。寺家は「僕は家族が大阪にいるので、決断も難しかったんですけれど、コンビを組む時からエースが『テレビでスターになりたい』って。これは約束というか、目指しているところはわかっていたんで、いずれ勝負するタイミングがあるんですけど、明らかに今なので!今しかないって」と意気込み。エースも「正直言ったら、めちゃくちゃさみしい。僕30年大阪に住んでいるんで」としみじみ。「芸人なったときから、東京行くことは夢であり、目標だったけど初めて迷いましたね」と大阪への愛を口にした。

 その後、ABCラジオが吉本興業と共同制作した大型の深夜ベルト新番組『がっちゃんこ』の新レギュラー、『NYLON JAPAN』6月号でファッション誌デビューを飾るなど、新たな仕事も続々と舞い込んできている。「エースのとんでもないバカエピソードは比類なき内容であり、ネタが分からずともそれだけで番組に出られてるから」(熊本県/20代/男性)、「ボケのエースだけになるかと思ったが、寺家さんのキャラも立っている」(京都府/20代/男性)と認知度が拡大している。下半期もさらなる飛躍が期待される。

■timeleszとの共演&MCからサブまで幅広い活躍に評価「安心して見られます」

 2位は【長谷川忍(シソンヌ)】がランクイン。2006年にコンビを結成し、14年には『キングオブコント』で優勝を果たすなど、すでに知名度も実力も抜群だが、この上半期はtimelesz・菊池風磨とともにMCを務めるフジテレビ系『何か“オモシロいコト”ないの?』での様子を評価する声が多く「推しのtimeleszとの共演が多いので、よく拝見します。言葉選びや振る舞いも、視聴者を不快にしないお笑いで、彼だと安心して見られます」(千葉県/50代/女性)といった声が上がった。

 また、『呼び出し先生タナカ』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『DayDay.』など役割の異なるさまざまな番組に応じた活躍ぶりに注目する意見も。「CMからバラエティー、情報番組などいろいろ出ていてよく見るようになった」(東京都/50代/男性)、「めちゃくちゃテレビで見かける!司会として回している印象もあるしサブの位置で助けてるイメージもある!」(熊本県/30代/女性)、「MCやそのお助け役のような位置においてとても面白いから」(山梨県/10代/男性)との賛辞も寄せられた。

 MC側、MCを支える立場など、さまざまなポジションでの活躍を見せた長谷川の下半期での活動に期待が集まる。

■『ラヴィット!』ドリームつかみ取り…CM&映画出演!筋肉仕事への評価も

 3位は、【青木マッチョ(かけおち)】。鈴木ロン毛、赤木細マッチョとともに、2022年4月に、東京NSC27期でトリオとして結成。昨年11月にSNSや、青木がTBS系『ラヴィット!』出演時に、鈴木ロン毛が脱退してコンビとなったことを報告した。また、バラエティーだけでなく、2024年12月には『モンスターハンターNow』シーズン4開始記念 新CM「スキマで一狩り」、7月公開の俳優・吉沢亮が主演を務める映画『ババンババンバンバンパイア』への出演も果たした。

 特に『ラヴィット!』での人気はすさまじく、ユーザーからは「『ラヴィット!』が生んだスターと言っても過言じゃなくて、見た目・才能・平場と期待と裏切りの全部のバランスが良い!真面目だったり、狂気性だったり、突出した才能だったり、見る度に新鮮な人間性を見せてくれる人」(東京都/40代/女性)や、「『ラヴィット!』に今年も出ていて、欠かせない存在になっている」(愛知県/20代/女性)などの声が続々。

 さらに「芸人の仕事だけではなく、筋肉を生かした仕事もこなしていたから」(佐賀県/30代/男性)や、「『ラヴィット!』や芸能界最強アスリート決定戦など活躍が多く見られた」(東京都/20代/男性)など、筋肉を生かした仕事での評価も相次いだ。

■最年少『R-1』王者のマルチな才能に期待集まる

 またTOP3以外に目を移すと、エルフと同率で9位に、『R-1グランプリ』王者の【友田オレ】がランクイン。2001年7月20日生まれ、福岡県出身。早稲田大学在学中に『第44回ABCお笑いグランプリ2023』決勝進出を果たし、一躍注目を集めた。『R-1グランプリ』では、1本目は演歌を基調とした「辛い食べ物節」、2本目はフリップを用いながら「ないないなないなない音頭」を歌い上げ、『R-1』史上最年少王者となった。

 6月には、その素顔に迫る特番『陣内バカリズムのR-1王者友田オレってダレ!?』が放送されたり、ネタ中のキャラクターである、演歌歌手の風間和彦として、まさかのメジャーデビューも。レーベルは北島三郎や鳥羽一郎など数多くの演歌歌手を擁する老舗レコード会社・日本クラウンで、仕掛け人は純烈リーダーの酒井一圭という座組にも注目が集まった。

 こうした活躍ぶりが評価され「『R-1』の影響でテレビで観る機会が増えたから」(大阪府/50代/男性)、「クイズ番組で知りました!知名度を上げるきっかけになっていると思う」(千葉県/50代/女性)、「『R-1』取ってよく見るようになった、アイドルの作詞も手がけているようで活躍されてる」(東京都/40代/男性)など、マルチな才能に期待が集まっている。

 4位のひょうろく、5位のみなみかわ、9位の友田など、ピン芸人のランクインも目立った上半期。下半期早々に行われる、漫才&コントのトップを決める新たな賞レース『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~』を皮切りに、『キングオブコント2025』、『M-1グランプリ2025』といった大きな賞レースも用意されている。新たなブレイク候補の誕生に期待したい。

【調査概要】
調査時期:2025年5月29日(木)~6月6日(金)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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#長谷川#北島三郎#鳥羽一郎#バカリズム#シソンヌ

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