90歳・草笛光子、主演作完成に笑顔

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エンタメNEWS2024年5月21日4:06 PM

主演作完成に笑顔で喜びを語った草笛光子(C)ORICON NewS inc.

 俳優の草笛光子(90)が21日、都内で行われた映画『九十歳。何がめでたい』(6月21日公開)の完成披露試写会に参加した。

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 100歳の現役作家・佐藤愛子と90歳の現役俳優・草笛のタッグによる映画。老後の諸問題をユーモアを交えながら描いた『老後の資金がありません』(21年)の前田哲監督による本作は、主人公の愛子が、作家生活を引退し来客もなくなり鬱々と過ごしていたところに、時代遅れな中年の編集者・吉川真也(きっかわ・まさや)がエッセイの依頼を持ち込むところから始まる物語。実在の主人公の作家・佐藤愛子を草笛が演じる。

 完成披露の日を迎え、草笛は「素晴らしい会に座らせていただいて本当に幸せ」と笑顔を見せた。イベントでは、ファンからの質問に回答することに。人生で1番おめでたい瞬間を問われた唐沢寿明は「この日を迎えられたこと。だって草笛さんが、めちゃくちゃ楽しそうですもん!」と即答し、草笛も「わ~って大きな声で叫びたいぐらい」と頬を緩ませていた。

 前田監督は「この映画に入る前に、原作者の佐藤愛子先生と草笛さんと一緒に会食をしたことがありまして。当時99歳の愛子先生が草笛さんの2人に挟まれてることが非常にめでたかった。ちょっとつらい時はその写真を見るんです。お2人ともめちゃめちゃ元気で、すごいエネルギーをもらった」とうれしそうに明かす。一方で「撮影中はエネルギーを草笛さんに吸い取られましたけど(笑)。終わった後、生まれて初めて声が出なくなって1日寝込んだことがありまして」と冗談めかして語っていた。

 また、ヒット祈願の鏡開きも実施。「九十歳」、「何がめでたい」のコール&レスポンスで鏡開きをすることになったが、練習でうっかり草笛がフライング鏡開き。唐沢&真矢ミキが大慌てで「何もなかった」と“修繕”。見事に本番では成功した。最後に草笛は「90歳、めでたくないですよ」と締め、会場を笑顔にさせていた。

 イベントには、藤間爽子、片岡千之助、LiLiCoも参加した。

#草笛光子#LiLiCo#真矢ミキ#唐沢寿明#片岡千之助

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