Travis Japan、全ツを7人で完走
エンタメNEWS2025年6月9日4:00 AM
『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』ツアーファイナルの模様
7人組グループ・Travis Japan(宮近海斗、吉澤閑也、中村海人、七五三掛龍也、松倉海斗、松田元太、川島如恵留)が8日、千葉・ららアリーナ 東京ベイで『Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual』ツアーファイナルを開催した。全国8都市28公演で約31万人を動員した同ツアー。昨年12月から5月17日まで活動を一時休止していた川島が前日の公演から復帰し、“完全体”となった7人でツアーファイナルを完走した。
【ライブ写真】圧巻パフォーマンス!“完全体”となった7人のTravis Japan
今強い個性が集まった“Travis Japan”を表現した2ndアルバム『VIIsual』を携えた今回のツアー。アルバム同様、中村がコンサート全体の演出を監修しつつも、メンバー全員で意見を出し合い作り上げた。7都市目までは6人での構成だったが同所の3公演は7人体制のライブに変更された。
ライブは、メンバーの名前やロゴなどが電飾で輝く街のセットをバックに、7つのダイヤ型照明の中から、メンバーが白いスーツで登場して幕を開ける。最初の楽曲「99 PERCENT」では、帰ってきた川島が「Let’s GO TJ!」と叫び、ライブの始まりを勢いづかせる。そして「Crazy Crazy」ではメインステージからまっすぐに伸びる“VIIsualロード”に光が伸び、その上で、正面、両サイドと向きを変えながら、どの客席にいても正面に見えるように配慮したステージングでパフォーマンスを披露した。
メンバープロデュース曲では、演出も各々が担当。松倉プロデュース曲「Whiskey and Tonic」は、ステージ上にBAR空間が広がり、歌詞の世界観をそのままにパフォーマンス、川島が「ただいま!」とBARを訪ねる演出も復帰後の公演から追加された。
宮近プロデュース曲「Fireflies」では、ダンス番組『R4 STREET DANCE』で共演したcalinが振付。また、宮近・七五三掛・松倉のユニット曲「Trick! Trick!」では外国の大工に扮してキュートでポップなダンスを。中村、松田によるユニット曲「Warm it Up」は2人が絡み合い色気たっぷりにファンの視線を釘づけにした。
続く川島プロデュース曲の「Underdogs」では、ホワイトタイガー型トラッコに乗る演出も。笑顔の川島がモニターに映し出されるとより会場の熱気も高まった。そんな川島・吉澤のユニット曲「Lonely Stars」では、7を表す“VII”オブジェがセットの中から登場し、7人でTravis Japanということを表現。そして4月28日にリリースされた「Would You Like One?」は、この会場から本編に組み込まれ、7人がどうぶつたちを模したキャッチーな振り付けと7人の名前などの曲間コールで大盛り上がり。
そしてMCでは、七五三掛が「“TJ”7人帰ってきました!」と改めて宣言。「如恵留が戻ってきてくれてよかった。お帰り!」とメンバーからの言葉に、川島も「ありがとう!」と応える。宮近は「最初は6人で始まったけど、最後は7人で立つことができてうれしい限りです」と笑顔で喜んだ。
この日は中村が日本語吹き替え版声優として出演するディズニーの実写映画『リロ&スティッチ』で、日本語版エンドソングとなった「バーニング・ラヴ」」の初披露も行われ、マイクスタンドにはスティッチを装着。6人はスティッチのカチューシャ、宮近だけアイマスクとグッズを身につけたメンバーがキュートにパフォーマンスして大きな歓声が上がった。
吉澤プロデュース曲の「HBD」はTravis Japan初のバースデーソング。サビ部分の振り付けも吉澤が担当。6月生まれの七五三掛をみんなでお祝いするハッピーなムードに。松田プロデュース曲「Rush」では、シャツを開けさせたメンバーが紗幕に蠢くレーザーと幕中で舞い踊る幻想的なステージ。クライマックスでは大量の紙吹雪が舞い、紗幕が落ちるとともにステージ上から姿を消して驚かせた。
ゴールドに衣装を変え、中村プロデュース曲「BO$$Y」は炎の特効で曲の激しさ、アツさを表現。七五三掛プロデュースの「Thril」は七五三掛が振付も担当。“VIIダイヤモンド”を使用したスタイリッシュな演出となった。「Moving Pieces」では、今回の“VIlsualロード”での移動に合わせて、宮近と七五三掛が新たな振付を制作。足元の映像とリンクした鮮やかな一幕に。また同所から3月発売Tokyo Crazy Night」も追加と、終盤に向け息もつかせるダンス曲が連続する。
最後は、スローなテンポのバラード曲「Staying with you 」でしっとりと聞かせ、本編は終了。ここで宮近からファンへメッセージが贈られた。
「楽しんでいただけましたでしょうか。僕たちのパフォーマンス、届いたでしょうか。最高の熱い思い出になったでしょうか。1月4日からスタートしたこの『VIIsual』。アルバムで言えば12月から、構成期間から考えればもっと前から始まりました。最後まで引っ張ってくれたうみんちゅ(中村)、ありがとう。そして12月に如恵留がお休みするという発表があり、6人でステージに立つことを決めました。まず6人でよく頑張りました。そして、未来のためにお休みすると、勇気ある決断をしてくれて。その先で、また戻りたいって言ってくれて、Travis Japanでやりたいって熱い思いを持ってここに帰ってきてくれました。本当にありがとう」とこのツアー期間を振り返る。
続けて「こんな一歩一歩、きれいに順当にいく俺らじゃないけど、そんな俺たちも“かわいい”って、“かっこいい”って応援してくれるみんな、ほんとにありがとう。無事半年間、走り切ることができました。でもまだTravis Japanが終わったわけではありません。これからもっともっとかましていくぞ!って7人含め、チームで決めてるんで、みんな、熱い応援や、そばにいてくれたらうれしいです。こんなTravis Japanですが、何卒、これからもよろしくお願いします。改めて、本日はありがとうございました」と“トラジャ担”(ファンの愛称)に想いを伝えた。
その後、アンコールでは、ファンの撮影可能曲「Golden Girl」を“お土産”としてプレゼント。3月発売「Say I do」でハートフルな雰囲気に包みながら、7人で夢を追い続ける姿と歌詞がリンクした「Fly Higher」で感動的なステージに。これで閉幕かと思いきや、“トラジャコール”が鳴りやまずWアンコールへ。ツアーラストの楽曲となったのは、メンバー紹介曲「Unique Tigers」。7人がそろったからこそ歌うことができるようになったこの楽曲で、7人の名前を会場に轟かせてツアーを締めくくった。
ORICON NEWS(提供:オリコン)
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音楽
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