『SMILE-UP.』再発防止策、状況報告

エンタメNEWS2024年4月10日9:36 AM

『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)(C)ORICON NewS inc.

 『SMILE-UP.』は10日、公式ホームページにて、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題について再発防止策の実施状況を改めて報告した。

【画像】旧ジャニーズ事務所のスタッフ2人が性加害…公式サイト全文


 同社は昨年から取り組んでいる「外部専門家による再発防止特別チーム」の提言を踏まえた再発防止策について、「被害補償に特化した組織となったことに伴い、本年4月より組織体制の見直しや規模の縮小を行いましたが、所属タレントの存在を前提としていた一部の施策等を除き、今後も、基本的な再発防止策の枠組みを維持して、これを継続して実施してまいります」と説明。改めて9つの取り組みを伝えた。

■以下、「再発防止策の主な取組み」コメント全文

1、人権方針の実施
弊社は、10月2日付けお知らせのとおり、人権方針を策定しております。今後も、人権方針を維持し、人権尊重責任を果たすべく努めてまいります。

2、CCOの選任
弊社は、10月2日付けお知らせのとおり、昨年9月30日付けでチーフコンプライアンスオフィサー(CCO)を選任しております。今後も、CCOが、人権尊重・法令遵守に関する施策の企画及び実施を統括する役割を担ってまいります。

3、外部アドバイザリー・ボード
弊社は、12月8日付けお知らせのとおり、ビジネスと人権や子どもの権利問題に精通した吾郷眞一弁護士及び黒松百亜弁護士を外部アドバイザーとして選任し、CCO及び外部アドバイザー2名から構成される外部アドバイザリー・ボードを設置しております。

外部アドバイザリー・ボードは、昨年10月31日に第1回の会合を開催し、これまでに12月13日、本年1月19日・31日及び3月13日の合計5回の会合を開催しました。また、会合以外でも、外部アドバイザーには、随時、被害補償の状況や再発防止策の実施状況をご報告し、被害者との対話を含む被害者救済の考え方、誹謗中傷対策等について助言をいただいております。今後も、外部アドバイザーに対して、被害補償の状況や再発防止策の実施状況をご報告し、弊社の取組みについて監視と助言を受けます。

4、取締役会の実施及び社外取締役の活用
弊社は、12月8日付けお知らせのとおり、1か月に1回程度のペースで、取締役会を開催すると共に、1か月に1回程度のペースで、社外取締役とCCOが参加する意見交換会を開催しております。今後も、これらの取組みは継続してまいります。

5、内部通報制度
弊社は、12月8日付けお知らせのとおり、内部通報制度の受付窓口として外部の法律事務所に外部窓口を設置し、外部窓口に寄せられた通報は、直接CCOに報告される体制としております。今後も、従前のどおりの内部通報制度を維持してまいります。

6、内部監査室
弊社は、10月2日付けお知らせのとおり、内部監査部門として内部監査室を設置しました。今後も、内部監査室を維持し、CCOと連携の上、組織課題の解決に努めます。

7、各種社内規程の見直し
弊社は、10月2日付けお知らせのとおり、各種社内規程を整備いたしました。本年4月以降の体制変更を踏まえ、今後も定期的に見直しを行います。

8、研修の実施
弊社は、12月8日付けお知らせのとおり、従業員・役員を対象とした研修を実施しております。今後も研修を通じた従業員・役員の教育を行ってまいります。

9、ステークホルダーとの対話等のエンゲージメント
弊社は、メディアの皆様やクライアント企業様と面談や電子メールでやり取りをさせていただくなどして、弊社の再発防止策の取組状況や被害者救済の取組状況を説明し、ご意見やご要望事項を賜るなど、継続して対話を行っております。今後もこのような対話は継続して実施いたします。

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