小山雄大、デビュー記念日に喜び

#三山ひろし#氷川きよし#松前ひろ子

エンタメNEWS2024年4月10日5:00 PM

「道南恋しや」発売記念イベントに登場した(左から)さわだすずこ氏、小山雄大、松前ひろ子 (C)ORICON NewS inc.

 歌手の小山雄大(21)が10日、東京・亀戸のカメイドクロックで、デビューシングル「道南恋しや」の発売記念イベントを行った。歌の楽しさに目覚めた幼少期、プロを志して上京した15歳、そして師・弦哲也氏のもとで学んだ日々を振り返りながら、念願のデビューに「小さな頃からの夢がかないました」と喜びを噛み締めた。

【写真】祝デビュー!鏡開きに挑む小山雄大

 所属事務所「ミイガンプロダクション」の社長で歌手の松前ひろ子、デビュー作の作詞を手がけたさわだすずこ氏も客席で見守る中、イベントではデビューシングルに収録される「道南恋しや」やカップリング曲「椿咲く島」のほか、歌手を目指すきっかけとなった氷川きよしの「獅子」、キングレコードのオーディションでも歌唱した福田こうへいの「母ちゃんの浜唄」、デビュー前から小山を指導していた先輩・三山ひろしの「北海港節」など、自身の足跡をたどるように6曲を披露した。

 歌唱後には「きょうはこんなにたくさんの方に集まっていただいてうれしいです。小さな頃からの夢がかないました」と喜び、「(メッセージ)ボードやかけ声などもありがとうございます」と熱心な応援に感謝。“全国民の孫”という自身のキャッチコピーにちなみ「みなさんに孫のようにかわいがっていただけるよう、この4月10日という記念日から小山雄大として一生懸命がんばってまいります」と言葉に力を込めた。

 イベント終盤には松前とさわだ氏も登壇し、ファンへの感謝と小山へのエールを伝えた。松前は目に涙をためながら、「1曲目の『道南恋しや』を聞いたときから胸がいっぱいになりました。15年前、三山がデビューした頃のことも思い出しながら、小山はすごく幸せものだなと…」としみじみ。

 続けて、レコーディングのため来場できなかった三山からの「小山くんには大きくなってほしい」というメッセージを代読し、「私もその気持ちでいっぱいです。一生懸命頑張りますので、どうぞ小山雄大をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 小山はデビューを祝う鏡開きや、オリジナルグッズのプレゼントをかけたじゃんけん大会など、ファンとのコミュニケーションも楽しんだ後、報道陣からの質問にも対応。デビュー日を迎えるにあたって「すごく緊張していたんですが…」と吐露しつつ、「でもきのうはぐっすり眠れました。6時間くらい寝ました」と元気よく答えると、客席からは「かわいい~!」と黄色い声も飛んだ。

 東京での生活について聞かれた際には、「小学生の頃から年に1度は東京に来ていたので、すっかり慣れました。なんでもあるので住みやすいです」と語った上で、「たまに北海道も恋しくなります。雪が降るのがいいんです。僕、雪かきが大好きなので」とやや“天然”な発言も繰り出して笑いを誘った。

 最後に今後の目標を問われると、「僕はこれまで歌で元気や勇気をもらってきましたので、今度は僕がそういった歌手になりたい」とし、「この1年…そしてその先もがんばっていきたいです」と目を輝かせた。

 小山は2003年3月5日生まれの21歳、北海道出身。2歳の頃からテレビで流れる氷川きよしの曲を聴いて歌に目覚め、4歳から本格的に民謡を習い始めた。『道南口説節全国大会』の幼年の部(09年)、少年一部(11年)、少年二部(15年)でそれぞれ優勝し、16年には『NHKのど自慢』のチャンピオン大会でグランドチャンピオンに輝くなど、幼少期から頭角を現した。プロを目指して15歳で上京。作曲家・弦哲也氏のもとで学び、この日念願のメジャーデビューを迎えた。

#三山ひろし#松前ひろ子#氷川きよし

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